2009年12月 2日 (水)

年末鬱(うつ)

昨日、先輩のホメオパスが独特な言葉を使って、年末の忙しさや気分を表現していました。それがタイトルの「年末鬱(うつ)」。12月はクリスマスに年賀状、大掃除もしなきゃ、おせち料理も・・・と考えただけで、溜息が出るという気持ち、主婦なら誰もが同感!と言ってしまうのではないでしょうか。

私は元来なまけもので、楽しいことしかやりたくない性格な上、最近は開き直りまで覚えてしまったので、楽しんで出来ないことは無理にやらないことにしています。その筆頭がおせち料理。どう考えても自分が作るより、買ったほうが美味しいのですから、それは買いますよ。ただ原料などは厳しく吟味します、見た目よりも。フードマイレージについても考慮し、国産、国内製造にも重点を置きます。

そこで節約できた時間がどこへ行くのか?といえば、大掃除に費やせばいいのですが・・・喘息や慢性疲労症候群で動けなかった頃に、掃除や片づけが出来ないで落ち込んでいる私に、「人はホコリで死なないから」と友人が一言。救われた私は、すっかり元気になった今も「人はホコリで死なない」を口癖にして、掃除を後回しにしがちです。

どういう訳か、しっかりしているように見えるとか、几帳面というイメージで見られがちですが、とんでもありません。先日も「かなりいい加減なんです」とクライアントに話したら、「それはいい加減ではなく、いい、加減」と言って下さいました。句読点がつくと、つかないでは大きな違いであり、大変うれしいお言葉でした。今年はどうせやるなら、いい、加減に掃除や年賀状作りを楽しみたいと思います。

慌ただしい年の瀬ですが、みなさんもいい、加減で、今年最後の1ヶ月を楽しくお過ごし下さい。

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2009年11月30日 (月)

子宮頸がんワクチン来月にも接種開始

26日の読売新聞夕刊に、20~30歳代の患者が増加している子宮頸がんの発症につながるヒトパピロマウイルス(HPV)の感染を防ぐワクチン「サーバリックス(クラクソ・スミスクライン社)」が承認され、来月にも接種が開始されるという記事を読みました。

子宮頸がんは、子宮の入り口・子宮頸部のがんで、日本では毎年1万人以上が発症し、特に若い世代に多いのが特徴。HPVは性交渉で感染し、性交渉経験のある女性のなんと!8割が一度は感染するありふれたウイルスであり、100ある型のうち約15種類に発ガン性があるそうです。通常は感染しても免疫力で自然に排除されるが、一部で感染が続くと細胞に異常が出る「異形成」というがんの一歩手前の状態になり、さらに進むとがんになります。発ガン性のHPVに感染してがんまで進むのはごく一部で、その予測はできないため、女性は誰もが予防する必要があり、それには予防接種と検診(細胞をとって異常の有無を調べる)が重要という内容でした。

しかし新型・季節性インフルエンザや肺炎球菌の予防接種も推奨されている今、またワクチンか~、と思ってしまいました。米国では日本の倍の感染症ワクチン接種が推奨されている現状から、日本は少なすぎるとの意見もあります。記事にはHPVワクチンで予防できるのは、最もがんになる頻度が高い2つの型(16型・18型)だそうで、今後おそらくその他13種類の発ガン性のある型のワクチンも作られることでしょう。子宮頸がん予防のために、一体何本を接種するればいいのでしょう?このままいくと将来、水虫もヘルペスも予防するワクチンが作られ、毎日が接種日になるのではないかと思ってしまいます(これらは命にかかわる病ではありませんが・・)。

8割が感染しても多くは発病しないし、免疫力で自然に排除できるなら、バイタルフォースをupしたほうがいいんじゃない?と単純に思います。ワクチンにはメリットがあると主張する人には、リスクがともなうという事実もあわせて宣伝して欲しいものです。世の中の全てのウイルスや細菌に対抗する方法を選ぶか、闘わず共生する方法を選ぶかは、あなた次第です。ただし対抗する決心をした方は、ワクチンに添加されるさまざまなものとも戦う覚悟が必要になりますね。

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2009年11月18日 (水)

親との、子とのかかわりについての問題

昨今、児童虐待や凄惨な事件報道が続き、テレビニュースを見られないと訴える相談者が増えているように感じます。また虐待はしていないが、してしまいそうという強い不安やしてしまった罪悪感から健康相談会にいらっしゃる方もいます。そんな時は不謹慎ですが、大事に至る前にお母さんが気づいてくれてよかったと感じてしまいます。

「世は氣の毒の入れ物」と表現した評論家がいるそうですが、私的には逆に、捨てたモンじゃないと思うようにしています。虐待している加害者の親もまた過去に虐待を受けた気の毒な被害者であることがあります。知らぬ間に親から子へ、そして孫へと悲劇の連鎖が繰り返されてしまうのです。それをどこかで変えねばいけないと気づき、実行に移してほしいと思います。止めたくても止められないのは、もはやホメオパシー的には病の域なので、レメディーが必要になります。もちろんここで話しているのは肉体的虐待だけでなく、言葉の暴力やネグレクト(育児放棄や無視)も含みます。

私自身も子育てしながら、なぜもっと大らかな気持ちで、温かく見守ることが出来ないのだろうと悩み、葛藤しながら日々を送っています。また子供には罪のない、自分自身の抱える問題が解決できないことから八つ当たり的に怒らなくていいことに声を上げ、些細な事にイライラもしてしまいます。それでも幼かった我が子はいつも不出来な母を慕ってくれました。その時、「無償の愛」とは母の愛だと思い込んでいた自分の誤りに気づき、どんな状況でも母を慕う子の愛も、それ以外にもたくさんの愛が日常に転がっているのだと感じました。相談者の中にも、何もおもしろいことがないのに親を見上げてニッコリ微笑む子供の笑顔が、寝顔が、泣き顔が突然に愛おしくなったという方もいます。「子供は3歳までに親への恩返しを終える」という人もいますから、その可愛さを十分に慈しみ、子育てを楽しんで欲しいと思います。それでも「どうしても我が子が可愛いと思えない」と思ってしまう方は、あなた自身というより、あなたの過去、特にあなたと親のかかわりに問題があるのかもしれません。子供に対するコントロールできない感情で苦しんでいる方には、健康相談会をお勧めいたします。

ちなみに我が子は何か欲しい物があったり、不都合なことがあると、ニッコリ笑顔を振りまいたりできるほど成長しました。その笑顔に苦笑しながらもやられてしまう、そんな何気ない日常に感謝!感謝できる健全な肉体があることにまた感謝!健全な肉体に宿る健全な精神にまたまた感謝!です。~それだけでめっけもん、捨てたモンじゃないと思います。

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2009年10月 2日 (金)

旅行と発熱

前回南の島へ旅行に行く前日に子供が熱を出した!と書きましたが、無事旅行へは出かけられました。これがホメオパシーを知る以前だったら、インフルエンザで学級閉鎖になったクラスがある状況も手伝って、休日診療の病院へ駆け込んだことでしょう。熱は37度台で、食欲もあり元気な様子でしたから、とりあえず風邪にあうレメディーと再度インフルエンザの予防のレメディーを与えました。実はこのところのスケジュールは強行軍で、2週間お休みなしで学園祭の準備などがあり、終了とともにその代休を利用しての出発だったので、かなりお疲れ気味でした。それにしても、我が子だけじゃないと思いますが、どうして子供は旅行というと発熱するのでしょう? 小さい頃から我が子も旅行先で発熱し、とんぼ返りという経験があります。旅行前の慌ただしさや環境の変化に敏感なのかもしれませんね。

そんな時はキットの出番です。旅行の際は必ず、36ベーシック(基本)キットはもとより、キッズ・キットと子供の体質にあうオリジナル・キット(もともと喘息があったので風邪の後に咳が残りやすいため咳のレメディーや旅行先でのトラブル対策を考えて集めた36種類が入っている)を持参します。しかし今回の旅でも一番活躍するのはベーシック・キットでした。

旅先で鼻水と咳が出始め、Nat-m.ネイチュミアArs.アーセニカム、Ant-t.アントタートなどを使い、その後痰が喉に張り付くような感じだと言うので、Dros.ドロセラを使いました。なーんだ、そんなのでと思うなかれ。今回の咳のタイプにはDros.ドロセラがよく効いた様子でした。もちろんInflu.インフルエンザイナムをとっていたお陰で風邪が長引かずに済んだように思います。それ以外にもサポート(Hai)ミネラルセットも水に入れてとらせました。到着2日目にはハイキング程度の距離ですが、山にも登れました。

他にも、小さな飛行機だったせいか、高度が下がったときに耳に激痛が走り、かつてない痛みにMerc.マーキュリーが助けになりました。また旅先の便秘にBry.ブライオニア、Nux-v.ナックスボミカも大活躍してくれました。飛行機が苦手な私は、いつも降りた後にふらつく感じが抜けないのですが、搭乗前からCocc.コキュラスをとっていたのでふらつかずに済みました。

というわけでどうやらインフルエンザではなかったようですが、我が子の学校は学年で30人のお休みが出ており、今日から学年閉鎖になっていました。我が子だけでなく、みんなお疲れなのかな~? そういうバイタルフォースが落ち込む時に、いつもならかからない風邪やインフルエンザにかかりやすくなります。やはり疲れたときは無理せず休むことも必要ですね。

※インフルエンザの体験談を期待していた方、期待させてすみませんでした。

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2009年9月16日 (水)

ダイエットとホメオパシー

実はダイエットという言葉があまり好きではありません。もちろん肉体への負担が大きすぎたり、生活に支障がある、また過食で体重コントロールが出来ない場合は必要なことなのかもしれません。ただ最近は、太ってもいないのに更に痩せたいと願う人や、ダイエット法やダイエット食品が次々販売されているのを見るとちょっと不思議な感じがします。欧米人でどうやったらここまで太れる・・・?と思うほど過度に肥満しているならともかく、多少のぽっちゃりを受け入れられない自分や単純な数値に振り回され、平均的でないことに批判的な社会というのは、いかがなものかと・・・。

数週間前に、欧米人とアジア人のものの見方や考え方をリサーチしたテレビ番組(番組名は忘れましたが)を見ました。フリップには中央に口を開けて笑顔の男性の絵が描かれています。男性の両隣には計4名の友人が描かれていますが、1枚目の絵(A)では友人らは無表情で、2枚目の絵(B)では友人はみな中央の男性同様笑っています。これを様々な国の人に見てもらい、中央の男性がハッピーかどうかを尋ねます。欧米ではA・Bともに、男性が笑っているからハッピーと考える人が大多数でしたが、アジアでは4人の友人が無表情なAの男性はアンハッピーとの回答が多数でした。

この結果からしても、いかにアジア人が周りの人の表情などに影響されているかがうかがい知れます。社会生活では人の目だけでなく、ここに言動なども加わり、どう思われるか、どう言われるかを気にして、空気を読むなんてこともしなければならない? なんて生きにくい世の中でしょう。

だからなのでしょうか、たまに健康相談会で「痩せたい」とのお話があります。どこかでホメオパシーなら何とかなるとの思い込みがあるのか、ミラクルを期待して目を輝かせるクライアントに、私は残念なお知らせをします。ホメオパシーは自然に帰るようにするだけなので、その体重があなたにとってベストな状態なら痩せることはないでしょう、と。確かに、不必要に肥満化している場合なら、痩せる可能性はあるでしょう。また間違った食生活を続けている場合は、レメディーに頼らなくても、それを正すだけで痩せるでしょう。

その後者のケースで、この3ヶ月で8kg減に成功した人がいます。その人は中年期になっているにもかかわらず、学生時代と変わらぬ食生活を続けていました。年齢とともに基礎代謝が落ちるので、余分は身になっていたわけです。仕事柄、運動量を増やしたりできなかったので、朝食を果物とかんてんにし、ご飯のお代わりや大盛りは止めてもらいました。かんては飽きてしまわないよう味に変化をつけ、ところてん風味(酢・醤油・からし)や黒蜜ときな粉味、コーヒー味にメープルシロップをかけたり、オレンジ味にして工夫しました。これだけで、-8kgです。不自然だったのは食事量だったのですね。

この方がなぜダイエットを始めたのかは不明ですが、始めようと考えている方は、今一度、本当にダイエットが必要なのかを考えてみませんか? 実は必要ではないことや周りの目を気にしすぎていること、食生活の問題点に気づくかもしれませんよ。

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2009年8月 5日 (水)

お医者さんのセミナー

先週、お医者さんのセミナーに参加しました。歯に衣着せない物言いの方で、大変楽しく、勉強になるお話しでした。こんなお医者さんがもっと増えたらな~と思うのですが、儲からないとぼやかれてしまいそうです。

今日はやっと夏本番?というくらい暑いのですが、先生曰く、夏は暑くて当たり前なので、車内でもエアコンは使わないとか。夏バテするのが当然で、食欲も落ちる。だったら夏バテすればいいんです、食べなければいいんです。それを夏バテしちゃうからエアコンつけて、精をつけるために鰻を食べる、なんてのは間違っている!バテるのは余計に動くなという肉体のメッセージであり、エネルギーは必要な部分にのみ使用されるべきなので、鰻のような脂っこいものは消化にエネルギーをとられるので無理に食べるべきではないそうです。

ちなみに、夏に鰻を食べて精をつける、というのは平賀源内のキャッチコピーだそうです。実は鰻は夏に一番味が落ちるため、鰻屋に依頼された源内が販売促進のために考えたらしいです。源内は江戸時代の発明家であるだけでなく、広告マンだったのですね。

また運動など自力で体温を上げることはよいが、サウナなどで無理に発汗させるのはよくないとのことです。サウナで出た汗はただの水であり、通常発汗に伴い排出される老廃物が溜まってしまうそうです。やっぱり自然がいいんですよね~。そして出すべきものはしっかり排出する、私も運動しなきゃ、という気持ちになりました。

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2009年6月29日 (月)

喪失感~記憶は永遠です

熱狂的なファンだったわけではないのですが、マイケル・ジャクソンの訃報を聞いて、喪失感を感じているのは私だけではないと思います。学生時代にLPレコードを聴き、MTVでビデオクリップを飽きるほど(でも飽きない)観て過ごした日々を懐かしく思い起こしました。スタジアムで行われるコンサートを初体験したのもマイケルでした。それまでコンサートは指定席が当たり前と思っていたのが、確かサッカー場で行われたコンサートは客席が芝のフィールドで、みな思い思いに座っていました(気分はウッドストック)。もちろん熱狂的なファンは最前列にかぶりつきで、友人と私はかなり後方でのんびりしていたのに、曲が流れるや次第に前進。ステージの規模はかつて見たことのない派手さで、後半上空にはUFOの演出もあり、大はしゃぎした記憶があります。

彼は声高に人種差別や平和活動をするというより、歌とパフォーマンスでその壁を軽々と乗り越え、世界に認められ、愛されたアーティストだと感じます。たぶん彼の存在なくして、黒人大統領は誕生しなかったとさえ思えます。映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で現代から60年代にタイムスリップした主人公が、その頃俳優をしていたロナルド・レーガンが後に大統領になると話し失笑されたり、ダイナーで働く黒人に市長になることを勧めて、白人オーナーに鼻であしらわれた時代から半世紀、市長どころか大統領です。

まさしくThe King of Popであり、史上最も成功したエンターテイナー。後半生のスキャンダルもひっくるめて終始注目されるスーパー・スターを失ったといえます。このぽっかりと空いてしまった喪失感には、Ign.イグネシアがいいかもしれませんね。失恋のレメディーとして有名ですが、失うのは恋ばかりではありません。別離や死別に伴う感情にもよいので、機会があればお試し下さい。

ご冥福を祈ります。

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2009年6月11日 (木)

落ち込むようなミスも・・・

たまにはありますよね? ホメオパシーを始めて、以前ほど落ち込まなくなりましたけど、最近は勘違いや物忘れにあきれることがよくあります。昨日、友人が5人ほど集まり、そんな話で盛り上がりました。

たまに駅でSuicaをタッチしているのに改札を通れないでいる人を見かけますよね。1・2度タッチして開かなければ、定期の期限切れやチャージの残額不足を疑うものですが、5回も6回も角度を変えたりしてトライし、うしろで待っている人のことなどお構いなし。それって大抵オバサンだったりするよね~って話に、一同大きくうなずきました。オバサンは機械より自分が正しいと根拠のない自信を持っているため、自分の過失より機械のミスと判断するんですね~。そして悲しいことに期限切れや残額不足という発想がすぐには浮かばない。ゆえに、隣の改札でまた同じことをしてみたりするんですよ。

と、ここで一同大笑い!笑っている5人は私を含め、すでに立派なオバサンです。その後もでるわ、でるわ、過去にしでかした笑えるネタが・・・。会社で社員証をかざすエントランスでSuicaをかざして後輩に指摘されたり、セルフのガソリンスタンドでお金を払い忘れてその場を去り、スタンドのスタッフに車で追われ、その車を不審者と勘違いしたり、風呂場で今終わったのはシャンプーなのか、リンスなのかに悩んだり・・・

年齢とともにそんなことが増えるのは仕方がないとは思いつつ、ちょっと落ち込んだりしたこともあるのですが、こんな風に笑いに変えてしまえば気分が楽になると思います。最近では次回発表できるネタを探している自分に気づいたりしています(笑)。

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さて、とらのこ会員の方には会報オアシスが届いていることと思います。今回も新商品やリニューアル商品がありましたね。大人気のスパジリック・ビーC(Cクリーム)は特大サイズ(135g/¥6500)が新発売、スパジリック・ジェル(C・Tu・Rゲル)は原料が食品である寒天に変更され、さらにサラッとした使い心地になりました。サンプルをファーマーシーで試させていただいたのですが、これからの汗ばむ季節にピッタリだと感じました。また以前のものよりワンプッシュで出てくる量が多くなったので、プッシュの回数が少なくてすむと思いました。その他の新商品については、機会があれば記事にしていきたいと思います。

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2009年5月24日 (日)

日本風邪ってネーミングは・・・

この数日、都内でもマスク姿を見かけるようになり、花粉症再来のような光景です。今回の新型インフルエンザは今のところ弱毒性で、罹ったとしても冬に流行るインフルエンザとあまり変わりがないと報道されていますが、ブラジルなどで死者が出ていたことで、恐ろしい病との考えがすっかり出来上がったところに日本上陸したので、多くの人が罹りたくない、予防せねば、との思いからマスクの売り切れ状態を引き起こしているようです。また毎年のインフルエンザでは幼児や老人が主な感染者であるのに、今回は若者が多く感染していることからスペイン風邪と酷似しているため不安が増幅したのかもしれません。

マスクで完全に予防できるわけではありませんが、湿気に弱いウイルスなのでないよりはあった方が・・・というより、もしも感染してそれが世間に知られたら、そして自分から他人に感染させたら、ということを恐れている人も多いように感じます。以前、由井先生から(社会や世界、組織はあるが)「世間」という概念が英語にない、という内容の話を伺ったことがあります。その時、ああ、個人主義の国だからないのかー、世間体なんて言葉もないんだろうなー、日本語にアイデンティティーなんて言葉がないように・・・などと考えた覚えがあります。

それにしても日本人の過剰な反応は、不安症候群かパニック症に近いのではないでしょうか。もともと責任感が強く、几帳面でキレイ好きな国民ですから、アーセニカムやアージニット化しやすいのかもしれませんが、だからと言って政府がタミフルやリレンザを大量備蓄するのはいかがなものかと思います。使わなかったらただの廃棄物なわけだし・・・。そういう重大な決定権のある人にこそ冷静な対応をしていただきたいと言いたい気分です。

ワールドニュースでは、神戸や大阪での感染拡大で町中にあふれるマスク姿の映像や、マスクが売り切れるという不安過剰な日本人の姿が流れました。そればかりか、アメリカではヤンキースの試合が通常通りに行われた日に、ニューヨークから帰国した女子高生の感染が確認され、行かせた責任を学校長が泣きながら謝罪する記者会見がアメリカでも報道されました。神戸や大阪ではスポーツチームがマスク着用を義務付けられ、観戦者にも着用を呼びかけていた矢先、大物アーティストのコンサートは中止され、これまた海外へ配信されました。そして感染者数は劇的に増加し、パンデミックは日本で起こっていると勘違いされてもおかしくない状況です。それゆえ最近では、この新型インフルエンザを「日本風邪(Japanese Flu)」と呼ぶ人が増えていると22日の情報番組「とくダネ」のコメンテーターの大学教授が話していました。

以前にも似たような経緯を辿ったのが「スペイン風邪」です。このインフルエンザ・パンデミックはスペインで発症したのではなく、米国デトロイト・サウスカロライナ付近が発生源でした。しかし当時は第一次世界大戦中で、世界の情報が検閲されていた中、スペインは中立国であり情報統制がされていなかったため、スペインでの大流行が大きく報じられた為、この不名誉な名称が付いたらしいです。

このままだと現在流行中のインフルエンザも「日本風邪」が定着してしまうかも・・・。そんな心配をしている私こそがアーセニカム化しているのかも?

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2009年4月 3日 (金)

アレルギー体質急増の謎

先月から花粉症ネタが続きますが、本日もアレルギー(花粉症・喘息)について話したいと思います。花粉が強力になって人間に襲い掛かっているわけではなく、人間の方に問題があるという話をしましたね。これほどまでに花粉症患者が増加している理由としてよく言われるのが、戦後、杉が大量に植林されたことがあげられますが、それだけでは説明がつかないことがあります。それは生まれた年代によって花粉症発症率に違いがあることです。昭和20年代以前に生まれた人に比べ、昭和30年以降に生まれた人の発症率は倍増しているそうです。また杉に囲まれた生活をする農村部の人に比べ、都会生活者に発症率が高いことも説明がつきません。他にも20年程前にイギリスで行われた調査結果に、生まれた子供の数や順番で発症率に違いがあるとの報告もあります。第五子以降の子供に比べ、第一子の発症率は4.6倍にも上るそうです。

なぜ昭和30年が区切りになっているのか、なぜよりアレルゲン(スギ花粉)の多い環境で過ごす人の発症率が低いのか、なぜ兄姉より弟妹が発症しにくいのか・・・? 環境・大気汚染・食事などでは解明できない何かがそこにはあるようです。一時、寄生虫感染症が多い東南アジアでアレルギーが少なかった(現在は異なる)ことから、寄生虫に原因を求める専門家もいたようです。過剰なアレルギー反応は問題であり、世界中の研究者が原因を追究していますが、はっきりとは解明されていません。

しかしながら、2002年以降は細菌成分がアレルギーを防ぐという研究結果が相次いで発表されています。昭和30年代、劇的に変化したことといえば、マインドや食糧事情だけでなく、衛生状態が考えられます。感染病が減ることで、乳幼児の死亡率は大幅に下がり、それゆえに清潔さを求めすぎたのでは。ある科学者は、「我々は生活環境を急激に変えすぎたため、私たちの免疫機能がその速度についていけない。究極の衛生状態を追求して、人間以外の生物(細菌やウイルスなどなど)を排除してよいのか。そこから問い直さねばならない」と言っています。

細菌は汚いだけじゃない、生物多様性、そんな話もしましたね。現在ドイツの大学ではアレルギーを防ぐ細菌を特定しつつあり、将来的にはそれらを組み合わせたアレルギーを防ぐワクチン開発も視野に入れているとか・・・う~ん、そこは違うんじゃないかな、もっと生活をスローに戻すことのほうが重要な気がします。それにワクチン接種にともなう弊害を知っている我々こそは、ゆめゆめワクチンでアレルギーが防げる未来などを安易に信じぬようにしたいものです。たとえどんなに花粉症や喘息が苦しくとも・・・

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