2017年3月28日 (火)

核兵器禁止条約 日本参加せず

国連本部で核兵器の開発や実験などを法的に禁止する「核兵器禁止条約」の制定交渉が27日から始まりました。
核兵器の非人道性に焦点を当て、停滞する核軍縮の促進につなげるの狙いです。

残念ながら核保有国である5大国(米国・ロシア・英国・フランス・中国)は不参加であり、非保有国がいかに実効性のある枠組みを構築できるかは不明です。
それでも唯一の被爆国である日本が、不参加を決定したことにがっかりしています。

核戦力拡大を打ち出すトランプ米政権の存在、北朝鮮の挑発など、不安を感じる報道が多い中、他のどの国より被爆の悲惨さを知るこの国がイニシアチブをとって禁止を推進してほしいと思っています。

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2017年3月21日 (火)

核廃絶を訴えた、被爆医師

広島で自ら被爆し、被爆者の治療を続けてきた日本原水爆被害者団体協議会(被団協)顧問の肥田舜太郎医師が20日、逝去されました。

1945年8月6日の原爆投下当時、軍医として広島に赴任しており、爆心地の北6kmの場所にいましたが、その後市内に入り、焼けただれさまよう人々の救助、治療に当たりました。

その後も、白血病などの後遺症に苦しむ被爆者たちに寄り添い続けたほか、いち早く内部被ばくの危険性を指摘しました。
2011年に発生した東日本大震災による東京電力福島第一原発事故でも、内部被ばくの脅威を強く訴えていました。

「広島と長崎は今も生き地獄を見せて世界に警告している。真実を伝えるのが被爆者の使命だ」として、世界30国以上、150都市以上を「草の根の反核語り部」として駆け巡り、原爆の悲惨さを訴えました。

「原爆と闘うには、被爆者は長生きしないとだめだ」とよく言っていた通り、100歳の天寿を全うされました。

ひとたび原爆が落ちれば、医師にも手に負えないことを身をもって知り、常に被爆者の味方であり、多くの被爆者の心の拠り所として慕われた医師の存在を心に刻みたいと思います。
そして肥田医師が心から望んだ核廃絶の志を引き継ぎたいと強く思いました。

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2017年3月 6日 (月)

乳がん・肺がんの方のためのブラ

むかーし、むかーし、ホメオパスは布帛デザイナーをしておった、ということで、昨秋からアンダーウェアー・デザインの仕事をさせていただく機会を得ました。
都内のメーカーさんと共同で現在開発しているのが、乳がんと肺がんの方のためのブラです。

一緒にお仕事させていただいているドクターからも、強い要望があり、製作することになったのですが、これが大変難しい!

既に販売されている商品は素材が化学繊維なので、できるだけ天然素材にしたい。
しかし天然素材は着心地はよいけど、洗濯に気を使い、汚れが落ちにくい、しかも伸びも悪い。
乳がんの場合、10人の患者さんがいたら、それぞれに位置も状態も違い、浸出液や出血がある方は吸水パッドも必要だし、そこから漏れた際のことを考慮したデザインが求められます。
以前作ったサンプルは、素材がシルク混で縫い目もなく、「いける!」と思ったのですが、リンパ浮腫のある方から伸びが悪く、脱ぎ着しにくいと指摘されたり、吸水パッドがずれるとのご意見もありました。

またデザインが可愛くない(スポーツブラのよう)ということもあり、多くの患者さんにブラ選びを楽しんでいただけるよう、再度考え直したデザインを本日提出し、サンプル制作することになりました。

肺がんで手術をされた方には、カットソーのカップイン・キャミソールを制作しており、こちらは背中側にゴムもホックもないため、傷口に触ることがありません。
肺がんだけでなく、背中に傷やお痛みがある場合や健康な方でもアンダーの締め付け感が嫌いな方にお勧めです。
私もたまに着ているのですが、ブラなのに圧迫感がゼロ、なのにずれないので、スポーツ用としても大変重宝しています。

出来上がったものからモニターを募って、よりよい商品となるよう知恵を絞りたいと思います。
初夏から販売スタートの予定ですので、楽しみにしてください!

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2017年2月27日 (月)

だるまちゃんといっしょに「けんぽう」を読もう!

子どもの頃に大好きだった絵本「だるまちゃんとてんぐちゃん」の主人公だるまちゃんが案内役を務めて、日本国憲法を読み解く企画展が東京銀座の書店、教文館で始まりました。

25日は、昔話研究者の小澤俊夫氏(指揮者の小沢征爾さんは兄、息子はミュージシャンの小沢健二さん)と武井由起子弁護士のトークショーがありました。

1930年生まれの小澤さんは戦時中の体験から、「共謀罪」と同じ趣旨で政府が創設を目指す「テロ等準備罪」に警鐘を鳴らしています。
歯科医師だった小澤さんの父は、陸軍で後の首相・東条英樹と対立した石原莞爾と親交が深く、戦時中は特高警察などが自宅に毎日入り込んだといいます。
「それでも父は東条批判を続けるのでひやひやした。だから僕は治安維持法がとても怖い」とおっしゃっています。

2013年に特別秘密保護法が成立し、戦時中の雰囲気に酷似してきた。
間もなく出てくるテロ等準備罪が通ったら危険だ。
今、日本は戦争国家への坂道の直前にいる。
子どもたちのために一生懸命に止めよう、と呼びかけています。

私たち大人は、戦後という穏やかで平穏な時代を祖父母や親世代から譲り受けました。
しかし子どもたちに譲るのが、戦前や戦中であってはいけません。

昨年11月、小学館の学習漫画「日本の歴史・第20巻」が話題になったことがありました。
戦争放棄を盛り込んだ憲法九条について、当初、幣原喜重郎首相の提案と表記していたものが、ある時からマッカーサーGHQ最高司令官の提案に変わっていたのです!!!
(幣原・マッカーサー会談を描いた一コマは下記でご覧いただけます)

http://blog.livedoor.jp/aq19cd28bp/archives/1832601.html

東京新聞の記事によると、発言内容が変化したのは1994年2月発行の第35刷(34刷は見つからず)からマッカーサー提案になっており、現在発行されている改定版21巻では、ふたりの会談場面が描かれていないとのこと。

このことにいち早く気づいたのが、ドイツ人平和歴史学者・クラウス・シルヒトマン氏。
彼が漫画の表現変更に気づき、新旧の描写を著書「ドイツ人学者から見た日本国憲法」 に載せたり、はがきにして首相官邸前でもで配ったりしたことで拡散したようです。

子どもが歴史を学ぶ学習漫画で、いとも簡単に歴史が変更され、GHQから押し付けれた憲法九条を改憲すべきと主張する政府。

シルヒトマン氏は「戦力不保持を明記した九条は際立っており、この条文を各国の憲法に生かすことができれば、(平和への)大きな起爆剤となるはずだ」と言っています。

とはいえ103条まである憲法がわからなければ、話になりませんね。
そこでこの機会に、だるまちゃんと一緒に学んでみてはいかがでしょう。

  なにが書いてあるの?日本国憲法
 だるまちゃんといっしょに「けんぽう」を読もう!

日 時 : 2017年2月25日(土)~3月12日(日)
       会場ごとに開催時間が違います。
       HPカレンダーでご確認ください。    
       会期中無休

会 場 : 銀座・教文館9Fウェンライトホール
       東京都中央区銀座4-5-1

第二会場:教文館6F
       子どもの本のみせナルニア国

入場料 : 無料*イベントは有料
   

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2017年2月22日 (水)

いのち壊れて輝いて

最近ご縁をいただいた方から、ご自身の病についてお話を伺いました。

16歳で難病に侵され、頭皮は焼きごてを当てられたような熱い痛みとともに、髪の毛が大量に抜け落ち、輸血で一命をとりとめるも、十本の指先すべてに膿が溜まり、その痛みで眠ることもできず、縫い針を自ら刺して膿を抜き取る生活を2か月間続け、その後支えをなくした爪が十本ともはがれ落ちたそうです。
それと同時に、あごにも鈍い痛みが広がり、食事中に奥歯が欠け、取り出してみるとつまんだだけで砂のように砕けました。
歯の化膿はじわりじわりと広がり、1か月くらいで全部の歯に及び、20歳で歯を完全に失ったというお話しに、驚き、どう言葉を繋いだらよいのか考えてしまいました。

ご本人は笑顔で、遠い昔話をするように、穏やかに壮絶な闘病話をされましたが、当時は死に場所を探すような日々だったそうです。

16歳で発症し、病名が判明したのは27歳のとき、「無腐性壊死(AVN)」でした。
私も初めて伺う病名で、骨壊死症ともいわれ、骨に血液が供給されなくなることによって起こり、無血管状態になると、骨組織の破壊(壊死)が始まります。

この病の最も多い原因は、副腎皮質ステロイド(プレドニゾン・デキタメゾンなど)であり、AVNはがんの治療中に起こることが最も多いようです。
この方も病名が判明するまでに11年かかっており、薬剤の影響が考えられますね。

これほど辛い病に、さまざまな治療や自然療法を試み(以前、都内でホメオパシー健康相談も受けたそうです)、現在は不自由はあるものの、軽やかに何でもこなし、自宅で梅干しや漬物も作るそうです。

一時は体重が22kgまで減ったこともありましたが、今はご自分のペースで、「日々が新しい日の誕生(詩の一節)」と考え、いのちの記念日の今日あることに感謝しているそうです。
病という闇を生きるしかばねだったと振り返り、被害者意識や比較地獄に落ちた過去は、自分自身が作った闇、エゴであると気づき、現在は病に苦しむ方の光となって活動されている姿は感動の一言です。

ご興味のある方は是非、ご本人(かとうみちこさん)の著書「みちこ、笑ってごらん!(日本図書館協会選定図書)」 、「いま、生かされている私」をご一読ください。


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2017年1月13日 (金)

本日はキット講座「ストレスマネジメント」

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本日は、36キット講座最終回「ストレスマネジメント」を行います。
毎回、悩みながら作るオーガニックおやつですが、今日はパワースチームオーブン「ニュー・グランシェフ」で焼いたにんじんたっぷりレーズンとクルミのケーキにしました。
乳製品・砂糖不使用、シナモン香るスパイシーなケーキです。
今回はおやつより、グランシェフで焼いたことがポイントです。
このオーブン、電磁マイクロ波を一切使用せず、1台で6役(蒸す・煮込む・オーブン・グリル・温め直し・解凍)をこなす優れもの!
まだ慣れないのですが、電子レンジを使っていなかった我が家では、蒸し器の使用が減ったことで洗い物も減りました(笑)。
味には関係ないかもしれませんが、みなさんの感想が楽しみです!

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2016年12月 7日 (水)

おせち料理は是非手づくりで

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本日はおせち料理の練習ということで、伊達巻、栗きんとん、田作り、紅白なます、黒豆、紅白菊花かぶ、かまぼこ(これも鱈の身を叩いて、すり鉢ですった手作りです)、ニシンの昆布巻き、煮しめ(高野豆腐、こんにゃく、さといも、ごぼう、しいたけ、にんじん、銀杏、さやいんげん)、玄米餅入りお雑煮などなどをつくりました。

無添加のよい調味料と厳選された材料をつかうと、なんとも贅沢で、細胞が喜ぶ、美味しいおせちが出来上がりました。
このような伝統料理が私たち日本人の肉体をつくり、支えてきたのだと思いますし、手作りしなくなり、おせちは買うものという時代になってから、アレルギーなどの病が増加したようにも感じています。

実は以前は、おせち嫌いだったのですが、今考えると市販のものは甘すぎたり、後味が嫌だった、いや!単純に美味しくなかったのだと思います。

今日は練習ということで、バーミックスやフードプロセッサーは使いませんでしたが、一人で作るときは、作業効率をアップするためにも機器の使用や鱈をはんぺんで代用しても構わないと思います。
年に1度のことですし、是非とも、美味しい手作りおせちを楽しんで挑戦してほしいと思います。




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2016年12月 6日 (火)

ギャンブル依存症による自殺はテレビで報道されない

日本人のギャンブル依存症の有病率(4.8%=536万人)は、諸外国の5倍ともいれわれおり、その数の多さには驚きを超えて、空恐ろしささえ感じるという記事(よかったらこちらもお読みください)を2年ほど前に書いたので、覚えている方もいらっしゃる、かな。
そんなデータがありながら、ギャンブル依存症対策を後回しにしたまま、IR(カジノ)法案が本会議で強行採決されたので、再度取り上げたいと思います。

カジノなどがある外国の方が有病者は圧倒的に多いと勘違いしている方も多いと思いますが、実は海外では、ギャンブルが出来る場所を限定したり、入場にもかなりの金額を支払うシステムがあったりして、日本ほどの気軽さがないのだといいます。
それに引き換え、この国には競馬・競輪・ボートレース、そしてパチンコと、全国どこにでもギャンブルができる環境が存在しています。

パチンコ依存症解決センターのHPによると、ギャンブル依存症による自殺者は、最低でも年間3000人いるといわれているそうです。
これは自殺者全体の1割にあたります。
原因がはっきりしている人だけで3000人で、「数字ではわからない部分」や「ギャンブルにお金を使いすぎて食べ物も買えない状況になり、体調を壊して亡くなる者」などを含めると10000人(!)はいると予想されています。
これは異常な数値であり、「ギャンブル依存症による自殺」がここまで多いのも世界的にみて日本くらいだそうです。

そのような状態で強行採決されたカジノ法案。
国は国民の命と健康を守るべきではないのでしょうか?
それとも国民を犠牲にしてでも、この法案によって得たいものがあるのでしょうか?
カジノ収益、税収増加で関連企業・政治家うれしい、病人増加で製薬会社・病院喜ぶ、つまりWin-winってことでしょうか?
しかし毎年、これほどまでの自殺者がいるなら、人口減少、少子高齢化を推進しているようにしか思えません。

先一昨日の東京新聞朝刊にも、ギャンブルの怖さを世間は知らなすぎるという記事が一面に掲載されました。
そこには20年近くもキャンブル依存症で苦しんだ男性が、
「人が狂うんです」
「狂っているのは分かっている。でもブレーキが利かなかった」
「ギャンブル依存症の怖さは、犯罪にまで行き着くこと」
と話していました。
そして一番驚き、共感したのは、
依存症は治らない人の方が圧倒的に多い。ギャンブルは毒の部分もあり、人をむしばむ。国は儲け話ばかり強調するが、もっと社会的損失に目を向けるべきだ
の言葉でした。

大昔から国という組織は、民を犠牲にするものである、でなければ戦争なんてしないはずだと思っています。
であるなら、賢い民として、ギャンブルに手を染めないという選択で自分と家族の生活、人生、命を守るほかないのかもしれませんね。

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2016年11月 9日 (水)

体の声

どうもゾクゾク悪寒がすると思ったら、微熱がありました。
このところ急に寒さが厳しくなったり、忙しさが重なったな~と思いつつ、ゆっくり体を温めたり、いたわったりができていなかったと思い至りました。
喉の痛みや頭痛が出てきて、もちろんレメディーにも頼りましたが、休むより仕事を終わらせたい、約束を守りたいという気持ちがあり、無理をした結果、肉体が「休んでーー」と声を上げたのだと思います。

そんなときに風邪薬のコマーシャルが聞こえてきました。
「風邪でも絶対休めない人に!」

そういえば昔、昔、バブルという時代にもこの手のCMがありました。
「24時間戦えますか」

いやいや、熱があったら休みましょうよ、24時間働くことが美徳とかいうの止めましょうよ、と思うのです。
この国では、いつの時代にも、自分を犠牲にすることをよしとする考えがあるように感じます。
それは国家のため、会社のためにもかかわらず、愛する人を守るためだからとすり替えられて、無茶なことを強要してきました。
特攻隊も、過労死も、根底にある考えは同じだと思います。

体調が悪い時は、誰かの顔色を窺ったり、迷惑をかけるからなどと言わず、肉体の声に従いましょうよ。
休むことでかけてしまう迷惑は、お互いさま。
病気にならない人はいないのだから・・・

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2016年10月28日 (金)

ホメオパシーを知っていたら・・・

26日の東城百合子先生埼玉講演会は、会場人数を超える沢山の方にいらしていただき、誠にありがとうございました。

その日は、東城先生のお誕生日でしたが、2時間の講演を座ることなく、91歳というお年を感じさせないお話をされたと聞きました(私は受付で会場に入らなかったため)。
とはいえ、ご高齢であることには変わりなく、いつもならお手伝いの方々と昼食をされるのですが、この日は体調・体力的なこともあり、終了早々お帰りになられました。

月刊「あなたと健康」のあとがきにも書かれていたように、この夏に帯状疱疹に罹られ、高齢者はきつい薬に耐えられないとのことで、一週間入院をされました。
その理由として、年齢を考えず、全国の健康学園や夏季料理教室の講義など無理を重ね、天から頂いたいのちの重みを忘れていました、とも書かれていました。

たられば(~だったたら、~れば)、というもしもの話はあまり有益と思えないので、普段はしないのですが、今日はちょっとしたくなりました。
もしホメオパシーを知っていて、診断されるより早くレメディーをとっていたら・・・

もちろん食生活を正すことや無理をしないことは、ホメオパシーより健康を保つための優先順位が高いと考えています。
しかし、それでも追いつかない事態になったとき、レメディーが役立つということを知っていれば・・・と生意気にも思ってしまいます。

私はもともと怠け者で、諸先輩方のようなストイックな生活が苦手です。
体力もある方ではないため、出来る限り効率よく健康を維持し、いざという時の対処法を持っていたい、その考えにピッタリなのがホメオパシーでした。
ホメオパシーは万能ではありません(時々ミラクルのようにお考えの方もいますが)。
それでも食事やお手当でどうにもならない場合の第二選択肢になります。

この秋はクライアントさんの中にも帯状疱疹になった方がいますが、早めに対応できたため、順調に回復されています。
帯状疱疹は予後が気になる病なので、セルフケアではなく、お近くのホメオパスや信頼できる医師に相談されることをおすすめします。

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