国立スポーツ科学センターの調査によると、「国内女性トップアスリートの4割が、月経異常」とのこと。
調査は2011年4月から12年5月にかけ、ロンドン五輪参加選手156人を含む各競技団体の強化指定選手計683人を対象に実施。
このうち53人(8%)が、15歳以上になっても初経が訪れないか、3カ月以上月経が止まっている無月経。
月経が規則的にこない選手も33%おり、合わせて40%超に異常があることが分かったそうです。
競技別では、体操や新体操、フィギュアスケートなどの体重管理が厳しい審美系種目とマラソンに無月経が目立ちます。
そういえば以前、バレエをされるクライアントさんがいらっしゃいましたが、やはり長期の月経異常と不妊が主訴でした。
同センターの医師は、「運動量に見合う食事をとらないことも無月経や初経の遅れを招く原因のひとつ。無月経になると女性ホルモンの分泌が低下し骨密度も下がる。そこに強度の運動負荷が加わると疲労骨折が起きます」とおっしゃっています。
実際、全体の12%に当たる80人が疲労骨折を経験しており、その多くが無月経の多い競技の選手たちです。
特に十代は骨の形成に大切な時期であり、十分な骨量を蓄えておかないと、年をとってからの骨粗そう症や骨折につながる可能性があります。
骨の問題ばかりでなく、無月経は不妊のリスクも高めます。
また子宮が発育せずに小さいため、妊娠しても切迫早産になるかもしれません。
そこで治療に登場するのが、ホルモン補充療法(低用量ピル)です。
ピルによる月経周期を調節する選手は6%に過ぎませんが、これは体重の増加を恐れたり、ドーピング違反になると誤解して、『引退してから』と治療を先延ばしにしているようです。
そんなときこそ!ホメオパシーがあるじゃない!と言ってあげたいです。
もちろん自然に反して月経周期をコントロールすることはできませんが、痛みの強い月経困難症や、月経前のむくみやイライラといった不快な症状を改善して、コンディションを整えるお役には立てると思います。
人生における選手生命はそれほど長くはないかもしれません。
そのため引退してから治療すればいいと思われるでしょうが、それでは取り返しがつかない場合もあるのです。
またアスリートでもないのに、月経異常があるのなら、原因がはっきりしていない分複雑といえます。
お薬に頼りたくない、けど月経異常を何とか改善したいとお考えの女子のみなさま。
5月のセルフケア講座は、「女性のお悩みスッキリ! 冷え・肩こり・イライラ・月経トラブル・泌尿器問題対策講座」です。
問題は先延ばしにせずに、できることから取り組んでみませんか?
★ホメオパシー・セルフケア講座★
日時 : 2014年5月19日(月)
9:20~10:20 「はじめてのホメオパシー」
10:30~12:30 「女性のお悩みスッキリ!
冷え・肩こり・イライラ・
月経トラブル・泌尿器問題対策講座」
※初めてご参加の方は「はじめて・・」から出席をお願いいたします。
※これまでと時間が少し変わっていますので、ご注意願います。
会場 : リビングプラス
(東川口駅より徒歩8分)
※お申し込みの方にご案内のメールを差し上げます
※資料・オーガニックティー/薬草茶・手作りお菓子付
持ち物: 筆記用具
前回の資料(マテリアメディカをお持ちの方は持参願います)
お問合せ・申込先: リビングプラス ←HPもご覧ください
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