2020年7月11日 (土)

赤ちゃんがやって来る!

欧米では、人生で一番幸福な時代は、家に赤ちゃんがいる時である、と言われています。

新しい生命の誕生を喜び、小さく、か弱く、親だけを頼りとする我が子を慈しみ、成長を楽しみとする日々。

しかし幸福な子育て時代は、あっという間に過ぎ去り、あれほど可愛かった子が「クソババア」と呼ぶようになるのはそう遠くない・・・(笑)
幸福な時代は、思いのほか短いですね。

それでも我が子が赤ん坊だったころを思い出すだけで、幸福な気持ちになれますし、赤ちゃんの存在は人生に光を与えます。
それは赤ちゃんの持つ生命力や未来・希望といった見えないエネルギーのせいかもしれませんね。

わが家に赤ちゃん(孫)がやって来るのは、もうしばらく先のことでしょうが、ホメオパシー講座を受講された方よりご懐妊のご連絡をいただき、まるで初孫ができたような気分になっています。

彼女はホメオパシーで健康管理や他のお子さんを育てており、私が勧める免疫栄養素療法も毎日行っています。
現代人は栄養素不足により、さまざまな症状を抱えており、それは現代型栄養失調とも呼ばれています。

つわりがあることをよい兆候と考えている方もいらっしゃいますが、それは大きな勘違い!
実は、体毒が溜まっていたり、栄養が不足していて、体内環境の悪さを、胎児が教えてくれているという考えもあるのです。
もちろんホルモンバランスの変化による影響もありますが、栄養素が整うことで改善するケースが多いです。

また赤ちゃんは赤いから赤ちゃんと呼ばれますが、この赤みは循環の悪さを表しているともいわれています。
これも母体の栄養素が整うと、生まれたてでも赤みのない、色の白い、肌のキレイな子が生まれます。
そして赤みのない赤ちゃんは、無駄泣きや人見知りをせず、夜間もよく眠り、とても育てやすいという特徴があります。
知人のお孫さんも、夜間は8時間以上眠り、発育の速度が速く、一度聞いた曲を忘れず、教えなくてもピアノが弾けるとのお話し。

う~ん、夜泣きと人見知りが酷かった、子育て中の過去の私に教えてあげたい!!と後悔しきりです。

★不妊や子育てにお困りを感じている方は、是非、プロフェッショナル・ホメオパスにご相談ください。
 

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2018年7月11日 (水)

3大アレルゲン・白砂糖不使用のロースイーツはいかが?

商品画像1

友人のロースイーツ研究家・菊池英子先生のケーキがオーダーできる楽天ショップ「Pure Sweets」がオープンしました!!

ロースイーツの主な材料は、生ナッツ類、ドライフルーツなどで、ビタミン・ミネラルが豊富です。
その上、3大アレルゲンである、小麦粉・卵・乳製品に加え、白砂糖も不使用の無添加スイーツです。
ロースイーツだけでなく、米粉のスポンジにあんこがサンドされたケーキもあります。
見た目は生クリームのように見えますが、実はカシューナッツやココナッツオイルにビーツや抹茶で色付けしたクリームなので、健康に気を使う方にもお勧めです。

ほぼすべてのケーキを食べましたが、どれも甲乙つけがたく、美味しいです。
バラのような見た目だけでなく、味もよく、健康的なロースイーツ、ぜひお試しください!
ただし美味しすぎるので、食べ過ぎ注意です!!

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2018年6月27日 (水)

お弁当、ランチだってこだわりたい!

このところ外食がちなのですが、できるだけマクロビやヴィーガンのお店を選んでいます。
最近、美味しかったな~と思ったのは、祐天寺にあるヴィーガンカフェ「レインボーバードランデヴー」のヘルシー弁当1230円!
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玄米ご飯に、野菜のデリが7品。
この他にも牛乳を使わないアイスクリームやロースムジーもあり、地域は限られますが、デリバリー、ケータリングサービスも行っています。

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上の写真は、荻窪の「カフェバスク」の蓮根ボールがメインのプレートセットです。
中華料理店ではないのに、こちらのメニューにある大根持ちがとても美味しくて、大ファンです!

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上石神井の「ユメミライカフェ」のおにぎりランチは、寝かせ玄米の小さなおにぎりと自家製の味噌を使った味噌汁が、小腹のすいた時にピッタリです。
畑も持っているので、そこでとれた無農薬の小松菜スムージーも絶品です。

東川口にもオープンしてほしいと切に願う、素敵なカフェです♪

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2018年1月19日 (金)

遺伝子組み換えでない食品が消える!

消費者庁の「遺伝子組み換え表示制度検討会」が、「遺伝子組み換えでない」という表示を消す方向で議論を進めています。

「遺伝子組み換えでない(不分別)」の表示義務がなくなると・・・

遺伝子組み換え食品への警戒感が薄れ、遺伝子組み換えの大豆や麦、米などの国内栽培・流通がはじまるでしょう。

今でも混入率5%以下の場合は表記義務はありません。
それでも食品購入の際は注意深く、遺伝子組み換え食品を避けるように心掛けていました。

しかしこままだと、その表記義務がなくなり、安全な食品を選ぶ権利が失われる可能性があります。

体は食べたものでできており、何を口にするかが健康を左右すると考えてきた身としては、由々しき事態です。
また現代の不健康の蔓延は、ひとえに添加物や精製された食品などの自然に反する食品に原因があり、遺伝子組み換え食品はその最たるものだと考えます。
先祖たちが食べたことのない不自然な食品を食べることは、人体実験のようで恐ろしく、未来ある子どもたちに食べさせられません。

EUでは全ての食品に遺伝子組み換えの表示義務があるため、人間の食品で遺伝子組み換えのものはほぼ流通していません(飼料のみ)。
日本では豆腐や納豆、味噌など「組み換えられたDNAやそれによって再生したタンパク質が含まれる食品」には表示義務があります。
ところが油には表示義務がないため、キャノーラ油、サラダ油、コーン油、綿実油はほとんどが遺伝子組み換え原材料を使用しています。
安価な原材料で商品を作りたい企業のみならず、遺伝子組み換えの種子を売りたい企業は、一切の表示をなくしたいのです。

消費者として、制度の改悪を許さないという意志表示が重要です。
私たちの希望を検討委員会の委員に伝えるFAXを送りましょう!

各委員の連絡先

●澤木佐重子氏  
公益社団法人 全国消費生活相談員協会 食の研究会 代表
全国消費生活相談員協会(全相協) 
〒103-0012 東京都中央区日本橋堀留町2-3-5 グランドメゾン日本橋堀留101 
TEL:03-5614-0543  FAX:03-5614-0743

●夏目智子氏  
全国地域婦人団体連絡協議会 幹事
全国地域婦人団体連絡協議会 
〒150ー0002 東京都渋谷区 渋谷1―17−14
TEL: 03-3407-4303 FAX:03-3407-4305 

●松岡 萬里野氏 
一般財団法人 日本消費者協会 理事長
一般財団法人 日本消費者協会 
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町 1-8-1千石屋ビル3階 
TEL:03-5282-5311(代表) FAX:03-5282-5315

◆ファックス用意見書

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2017年12月12日 (火)

推奨!おうちカフェ

師走は忘年会やクリスマスで、胃腸に問題を起こす方が増えますが、すでに胃腸障害のお問合わせメールが増えています。
腹痛、吐き気、嘔吐、下痢、お子さんから大人まで、急に発症し、かなり激しい嘔吐と下痢を起こす方がいらっしゃったので、早め早めの対応が大切ですね。

胃腸に問題がある場合は、脱水症状が心配なので、水分補給(ミネラルセットを入れてとるとよい)は十分にしましょう。
食欲がないと心配する方がいますが、「体が食べたくない」といっているということは、今は必要ないということです。
消化に使われるエネルギーを治癒に注ぐために、食欲を抑えていると考えましょう。

嘔吐、下痢で失われるミネラル等を補うためには、熱いしょう油番茶や梅しょう番茶を積極的にとることをおススメします。
葛入り梅しょう番茶も体が温まってよいですよ。
一番簡単に作れるしょう油番茶は、熱々の三年番茶150~200ccに、小さじ1と1/2のしょう油をいれるだけ。
三年番茶は我が家の定番茶であり、ここにどくだみやスギナ、柿の葉、ビワ茶、決明子などを入れて毎日飲んでいます。

最近の若い方はお茶を飲まなくなっていると聞きますが、こんなに美味しい三年番茶を飲まないなんてもったいないです。
そういえば韓国を旅行した時、カフェといえばコーヒーばかりで、お茶や紅茶をメニューに揃えているお店が少ないことに驚きました。
そこで伝統茶のお店を訪れ、やっとナツメヤシ茶(甘くて美味しい)や真っ黒な薬草茶(忘れた!けど独特の味は覚えています)などの珍しいお茶を飲むことができました。
そういえば、お茶を入れてくれたのが、お嫁にきた日本人の方で、伝統的な作り方をするため、何時間もナツメヤシを水で戻し、手間暇かけて作る過程をうかがった記憶があります。
日本人の平均寿命を超えて世界一長寿な都市となった香港では、町中で漢方茶をテイクアウトできますが、このお茶が長寿の理由ではないかともいわれています。
昔からその土地土地で飲まれているお茶が体に悪いわけがありません。

この冬は、外カフェからおうちカフェにシフトし、家で美味しいお茶を楽しみませんか。

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2017年12月 7日 (木)

おせち料理、まずは一品から

2017
おせち料理の予行演習をしました。
ゆずなます、黒豆、昆布巻き、伊達巻、栗きんとん、紅白菊花かぶ、お煮しめ、手作りかまぼこ、車麩の煮つけ、田作り、お雑煮・・・
ひとりでこれらをすべて作るのは大変なことです。
特に年末の忙しい中、仕事をしながら、クリスマスや忘年会のイベントをこなし、大掃除もしなければならないのに、おせちづくりなんて無理無理、という声も聞こえそうですが、たとえ一品でも手作りをして、こどもたちに和食のよさを伝えていければと思います。
私も年末にこれほど作ることはできないと思いますが、大好きな伊達巻や栗きんとん、玄米餅入りお雑煮は作ります。
ぜひ年中行事のひとつとして、ご一緒に手作りを楽しみましょう!!

本日はこれから出張健康講座です。
今日のテーマは「ワーキングメモリーを鍛え、精神の老化を防ぎ、健康寿命を延ばしましょう」です。
昨日の池上彰氏のテレビ番組で、現在の小学生の2人に1人は107歳まで長生きするとの話がありました。
本来、健康は医師や薬に頼るのではなく、自分のカラダの声を聞き、カラダと対話しながら、自己治癒力によって管理、維持するものだと思います。
最近、政治の世界でも「人生100年時代」といっていますが、これからは自分のカラダは自分で守る、責任をもつという考え方がスタンダードになるのではないでしょうか。
では、行ってきま~す。

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2017年8月29日 (火)

300kgの米俵を背負った日本人のパワーの源とは

「画像 俵を背負う女性」の画像検索結果

写真は、撮影年不明とされていますが、場所は「おしん」で有名な山形県酒田市の「女丁持(おんなちょうもち)」と呼ばれる運搬を職業とする女性を撮影したものです。
60kgの俵を5俵背負っているので、300kgを運搬していたことになります。

そういえば子どもの頃、電車の中で行商のおばあさんが、大きな荷物をヒョイっと軽々背負っていた姿を思い出しました。

この俵が今でも背負えるのは、吉田沙保里選手くらいと考えてしまいますが、昔の女性は誰でもとはいわないまでも、現代人よりはるかにパワーがあったように感じます。

それに引き換え、腰痛、ぎっくり腰、五十肩だと情けないほどの体たらくぶりに反省しきりです。

女丁持が姿を消したのは、戦後労働基準法の制定によるものだそうですが、そんな法律ができなくても自然消滅したと思います。

ではなぜ現代人は、このパワーを失ってしまったのでしょう。
それはひとえに戦後の食の欧米化に問題があったと考えます。
「高齢化に備えて貯金より貯筋」と言った方がいますが、中年以降の健康や体力維持に必要なのは、筋トレと和食回帰(玄米菜食)、そして食べ過ぎないことではないでしょうか。

終末期の患者を除き、寝たきりゼロのスウェーデンに比べ、日本の寝たきり高齢者は200万人ともいわれています。

先日、友人のお父さんが倒れ、救急搬送されましたが、おそらく老衰だろうとのことから、治療することがないとの診断で家に帰されました。
意識も薄く、まるで虫の息なので、介護認定を受けようと申し込むと、認定員が訪問できるのは3か月先との回答だったそうです。
痴呆のお母さんの面倒に加え、お父さんまで介護が必要となり、友人は働くどころではないようです。

このような介護保険の現状を考えると、未来が明るくないように思えますが、世の中は変えられなくても自分の生活や肉体は変えられます。
今日からでも、食を見直し、体幹を鍛え、筋肉を貯金しましょう!!

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2017年4月24日 (月)

死なない食事

「死なない食事」だなんて、ダイレクトなタイトルですが、著者がガンで余命ゼロといわれたフレンチシェフ(神尾哲男氏)となるとちょっと気になります。

新聞広告を読んだだけですが、料理で病気を治すんだ!と決心され、末期の前立腺がんサバイバーとして14年間、命のリセットに挑戦したとのお話しです。

やはり生きるエネルギーの源は「食」であり、食事を改善しなければ、どんな治療をして寛解を手にしても、再発から逃れられないのではないでしょうか。
このブログでもしつこいほどに繰り返している、「私たちは食べたものでできている」という事実を謙虚に受け入れ、食への興味を持っていただきたいと思います。
ちなみに広告に書かれた「がんを食事で抑える7つの心がけ」には、全面的に賛同です!

【がんを食事で抑える7つの心がけ】

1 地元近くで採れた旬の食材を摂取
2 食材は丸ごと食べる。皮まで食べる。
3 体を温める陽性食品を積極的に摂る
4 偏った食べ方は厳禁。
  バランスのいい「雑食」が効果的。
5 生命力の強い野菜を摂る
6 動物タンパク質は元気の源
7 食品添加物は摂らないようにする

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2017年2月28日 (火)

リーキーガット症候群(LGS/腸管壁浸漏症候群)

本日は病院で、リーキーガット症候群と診断された方に食事の指導をさせていただきました。
病院でもパンや乳製品、糖分を控えてと言われたそうですが、それだけなの?って感じです。

リーキーガット症候群(LGS/腸管壁浸漏症候群)は、ザックリ言えば、腸管壁に穴が開いて、未分解の栄養素や細菌、有害物質などが漏れ出てしまう病です。
本来は、胃腸で十分に消化され、分子が細かくなった栄養素だけが腸の膜を通過できるのですが、未分解の大きなタンパク質や脂肪、細菌(真菌やカンジダ菌など)やウイルス、重金属、抗生物質などが腸壁に付着して炎症が起き、腸の粘膜が薄くなり、バリア機能が低下することで引き起こります。

元々、日本人は胃酸の分泌が少ないうえ、甘いものを食べ過ぎ、抗生物質や鎮痛剤をよくとり、昔の日本人が食べなかった乳製品やカフェイン、イースト菌を使ったパンを常食し、質の悪い油(トランス脂肪酸)をとるのに青魚に多いオメガ3はとず、食べたいときに食べたいものを食べたいだけ食べること(これを豊かな時代というのだろうか?)も要因だと感じます。
原因としては、重金属や食物アレルギー、カンジダ菌、ストレスの影響といわれており、喘息やアトピーなどのアレルギー症状、過敏性腸症候群、慢性関節リウマチ、自律神経失調症などの症状を引き起こします。

というわけで、ホメオパシー療法だけで改善することは難しいので、食生活を替えていただかなくてはいけません。
しかし長年続けてきた食の習慣を替えることは大変難しく、継続させることはもっと難しいようです。

幸い、この方は甘いものやアルコールがお好きでないため、主食を替え、食べてよいものと悪いものを区別して1か月を過ごしていただくことにしました。
この食事指導は、たとえば「だしをとる」という場合も、干しシイタケと鰹節はダメで、今後は昆布と煮干しでとるようにしていただいたり、甘味料もおすすめしたもの以外は使わないようにお願いしたり、お米の品種にも言及します。
水も替え、積極的に食べてほしい食材を買えるサイトのご紹介まで行います。
生活習慣も大切で、咀嚼回数を多くして、早食いを止め、ストレスを減らし、早寝早起きも心掛けていただきます。

ちょっと厳しいかもしれませんが、リーキーガット症候群を甘く見ていると、後にもっと重篤な病に移行する可能性があるため、ここはひとつ1か月は頑張っていただきます。

都内の病院内でもガンの患者さん向けに食事の指導をしていますが、命にかかわる病であっても、なかなか食生活を本気で見直していただけないことを知っているので、あまり厳しいことを言いたくはないのですが、心を鬼にして指導させていただきました。

1か月後に体調がよくなっていることを願いつつ、私もこの1か月は甘いものやパンを控えてお付き合いしたいと考えています。
フレー、フレーKさん!!

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2017年2月 5日 (日)

90歳を超えた母に教えられた、米を食べる大切さ

久しぶりにお料理の先生にお会いして、貴重なお話を伺ったので、ご紹介します。

先生の義母さんは90歳を超えた頃から物忘れがひどくなり、徐々に痴呆の症状がでてきました。
元々、高血圧で降圧剤(血液降下剤)をとられていたようですが、降圧剤は一説によると、痴呆を促進するといわれてます。
それは全身の末端まで血液を巡らせるために必要な血圧が何らかの問題で低下し、体が必死で血圧を上げている状態を強引に下げることで、脳への血流が十分でなくなり、痴呆が進んでしまうとのこと。
そのようなことは知る由もなく、お義母さんは痴呆と高血圧などで、施設に入所することになりました。
施設では誤飲による肺炎を防ぐために、流動食が出されました。
もちろん高血圧なので、塩分制限もされた食事でした。
先生は毎週施設を訪れましたが、痴呆は急激に悪化し、家族の名前も、顔もわからなくなったそうです。

そんなとき、この状況に危機感をもったのか、医師が食事を替えることを思い立ち、お義母さんの病室に白米のおにぎりを出しました。
お義母さんは、テーブルに置かれたおにぎりをすぐに手にとり、夢中になって食べました。
その日から毎日、おにぎりが出されるようになり、食欲をとり戻すと同時に、痴呆が改善したそうです。
家族の顔もわからなくなっていたお義母さんは、ある日先生を見て、
「ずいぶん長い事どこへ行っていたの?」と言ったそうです。
どこかへ行っていたのは、お義母さんの方ですが、そこは何も言わず、退院後も白米から玄米のおにぎりに替え、どこかへ行きたいといえば車いすでどこへでも連れていったそうです。
そしてあれほど酷かった痴呆の症状はすっかりなくなり、97歳で亡くなるまでしっかりしていたそうです。

先生は、米や化学塩ではない自然塩を食べることの大切さを、あらためてお義母さんから学んだとおっしゃっていました。
お腹が一杯になれば、栄養価が満たされていれば、何でもいいというわけではありません。
私たち日本人が命の拠り所としたのが、米と塩であり、そのDNAが脈々と私たちにも伝わっていると実感できるお話しでした。

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