2009年12月 9日 (水)

進化が心配、食品テクノロジー

読売新聞朝刊1面に「食ショック09」という連載記事があり、本日のお題は「テクノロジーの表裏1」。いわゆるフェイク食品と言われるものの記事で、見た目は高級食材のふかひれや霜降りの牛肉のようでも、実は添加物だらけであり、飲食店で使用しても日本農林規格(JAS)法では原材料表示義務は対象外なので、表示しないのは自由という内容です。

記事は37面に続くのですが、実にタイムリーな内容だと関心しました。37面の右側36面に、「焼き肉3店舗でO157」の小さな記事を見つけたのです。どんな関連があるかというと、久々に聞く「病原性大腸炎O157」つながりです。この焼肉店でテクノロジーによって作られた肉が提供されていたかどうかは不明ですが、今秋にもステーキチェーン店でO157による食中毒が発生し、営業停止処分を受けた事件は記憶に新しいと思います。

テクノロジーによって生まれた焼肉(成型肉)といえば、サイコロステーキが代表的ですが、これは添加物とくず肉のコラボで作られた完全なフェイクです。たとえばオジー(オーストラリア産)ビーフとメニューに書かれていても、使われるのはどの部位か不明で、通常は横隔膜や内臓に接する肉をこそぎ落とした利用価値のないものです。ここに牛肉の脂肪やつなぎとしてのでんぷん、保湿剤としてのトレハロース、弾力を与え、保水のためにリン酸塩を加え、水と膨張剤の重炭酸ナトリウムで量増しして作られています。化学調味料でどんな味にもでき、安くて、焼くだけ簡単調理を好むレストラン業界で大量消費されるのも、本をただせばそれを望んだ消費者に問題ありですよね。

サイコロステーキの問題点は添加物の多さだけではありません。通常のブロック肉の内部にO157は存在しないため、表面さえ焼けば殺菌でき、レア(半生)で食べることもできますが、サイコロの場合は材料を混ぜる過程で菌が入り込む可能性があり、表面だけでなく中心部まで火を通す必要があることを知らない方がいる、または成型肉である旨をメニューに記載しなくてもいいというあいまいな基準が大問題だと考えます。

ステーキチェーン店で起こった食中毒は、お客が自ら好きなように焼く方式だったため、成型肉との認識がないまま、十分な加熱をしなかったことが原因でした。しかし他のステーキ店が公正取引委員会から同法違反で排除命令を受けた後も、表示方法は各社の判断に任せられたままの状態です。大手焼肉店でも「豪州産カルビ←これではまったく成型肉かどうか注文してみないと、いいえこの目で見ても分からないのかも」など2品目で成型肉を使っていても、メニューの下に薄く小さな文字で「形を整える加工をしております」と書いているだけだそうです。他にもハンバーグチェーン店では「ジューシー加工←かなり問題!」としか表示していないそうです。

消費者に正確な情報を開示しないまま水増ししたりすることを「技術」と称していいのか、という一文に同感です!安全をなおざりにしたテクノロジー進歩はありえません。移管された消費者庁には「成型肉と表示するのが望ましい」などとゆるいことを言っていないで、早急に統一的なルール作りをして欲しいと願います。

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2009年8月31日 (月)

ある日のランチ

Photo カテゴリーの「食が基本」の中でも、健康を維持するには、食生活はホメオパシー以前の問題であるとお話しました。添加物・トランス脂肪酸・喫煙・残留農薬・放射性照射食品・サプリメント・遺伝子組み換え食品・有機資材などの問題点についても触れてきました。人間は毎日の食事で生命を維持していますから、何を食べるのかはとても大切なことです。とは言え、たまには外食もしたいけれど、上記のことにこだわったお店はそう多くありません。そんな時はあまり気にしないで、ただただ美味しく頂くことにしています。現代社会でまったく添加物を口にしない生活は不可能に近いと感じます。それを貫こうとすることは、大きなストレスを生むことになりかねません。友人や家族と外食する時は、食べたいものを食べる、そんなユルユルでいいのではないでしょうか。

しかし安全でかつ美味しい自然農法のお野菜が食べられる店があると聞けば、行きたくなりますよね。実は来月から講師をする越谷レイクタウンに9/12(予定)、ナチュラル・ハーモニー(訂正:正しくはナチュラル・ハーモニック・レイクタウンでした)というレストランがMORIエリアのガーデンウォークにオープンします。このレストランは銀座にもあり、以前から利用しているお勧めのお店です。写真は銀座店のランチの一部分なのですが、中央のモンブランのようなものはサツマイモの下に豆が敷いてあり、これがスパイシーで美味しいのですよ。甘そうに見えて、味はインド風?って感じです。デザートも甘さ控えめで、とっても美味しいです。レイクタウンでは学ぶだけでなく、ランチも楽しめますね♪ 残念なことに初回の無料公開講座が9/11なので、オープン前となってしまいますが、レイクタウンにお越しの際は思い出して、お立ち寄りいただきたいと思います。素材だけでなく、調味料にもこだわっているので体も、視覚・味覚も大満足間違いなしです。

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2009年7月10日 (金)

有機ピーマンから農薬

数日前、ニームオイルという有機(オーガニック)資材を使用して栽培された県認定のブランド有機ピーマンから、メタミドホス(餃子でお馴染みになりましたね)より毒性の高いアバメクチンが検出されたとの報道がありました。

以前は、有機○○、オーガニック○○という商品を好んで購入していたのですが、実は私が考えていた「有機」というイメージと現状は大分隔たりがあることを知り、それ以来無農薬派に転向しました。それまで有機というのは、化学的な合成肥料を使わず、家畜などの糞尿や枯葉などの自然界にあるものが分解されることで、植物の生育に欠かせない窒素を豊富に含む肥料とされていると考えていました。しかし現代では、原材料も用途も様々な有機資材と呼ばれる商品が数百種類あり、どういうわけか、それらを使って栽培された農産物は「有機」と名づけられて出荷されているものもあるようです*。

今回自主回収することになった有機ピーマンも、有機資材であるニームオイルというインドセンダンの実を圧搾機で絞って抽出したオイルを病害虫防除剤として使用していました。インドセンダンは熱帯樹木で虫を寄せ付けない効果があると言われていますが、東京農業大学総合研究所の本山直樹客員教授が分析した結果、日本では農薬登録すらされていない殺虫剤アバメクチンが検出されたのです。アバメクチンは海外、アメリカ・カナダ・イギリス・フランス・イタリア・オーストラリアなどで殺虫剤・殺ダニ剤として登録がありますが、現在日本での販売は違法になります。過去にもアグリクール・Aridなどの商品名で販売され、自主回収された経緯があります。もちろんニームオイル全てに問題があるというわけではなく、その農家が使用した中国製の商品に問題があったようです。ただ、ニームは虫を寄せ付けない程度の効果のはずが、実験で使用されたハエが全滅状態なのをみると、明らかに強力殺虫剤としか思えません。

有機・オーガニックと聞けば、当然無農薬・合成化学薬品不使用と思い込んでいる方は、考えをあらためねばなりませんね。

それにしても気の毒なのは、丹精こめて育てた農家の方と廃棄されるピーマンです。我々消費者が色艶や形がよいもの、安全で安心なものかつ安定した供給と安価(ドンだけー!)・・・など求めれば求めるほど、表面化しない問題が広がる恐怖を感じます。食品の安全を求めるなら、多少の形の悪さや価格に反映されることは覚悟しなければならないと思います。そして農家のみなさんには、安全で美味しい野菜を作っているという誇りを持っていただけるようなサポーターになりたいですし、国にもそのような政策を望みます(現状の政府では無理・・・ですかね~)。

*有機農産物とは、化学肥料・農薬・放射性物質(遺伝子組み換え含)を全く使用せず、自然が本来有する生産力を尊重した方法で生産されたものをいうとされている。2000年に日本農林規格(JAS)が改正され、有機農産物またはそれに類似した表示をするためには、農林水産省の登録を受けた第三者機関(登録認証機関)の認証による審査に合格する必要があり、違反した場合には罰則を受けることになった。しかし審査は書類のみで毒性検査などもなく、また表示して販売できな商品でも、広告等に「有機栽培」「無農薬」といった表記を制限するものではないため、虚偽表示でない限り処罰はされないという、ずさんな管理体制が現状である。

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2009年4月13日 (月)

あなたも食べている遺伝子組み換え食品

食糧危機の問題解決策として、またバイオエタノール需要のために作付け比率が拡大されている遺伝子組み換え作物(GMO)ですが、実は安全性の確認はありません。農薬や食品添加物は動物実験をして、そのデータなどを基に安全性審査が行われますが、組み換え食物ではこのような実験はされていません。それどころか食品添加物の審査には慢性毒性の試験がありますが、これさえ行われていません。つまり長期的な研究が行われていないばかりか、基本的な毒性試験もないまま流通しているのです。

遺伝子を組み替えて構造を変えることは、人類史上かつてないことであり、今後予測不能な健康被害を起こす可能性があるのです。これまでに明らかになっているものに、アレルギー誘発物質があります。これはナッツ・アレルギーの人が、知らずに大豆に組み込まれたナッツの遺伝子に反応を起こし、大豆に対してもアレルギーを起こしたケースが知られています。また遺伝子組み換え食品が乳幼児に与える影響は非常に高いといわれており、英国王立協会は遺伝子組み換え食品内のアレルギー誘発物質に最も影響を受けやすいのは子供であると認めています。

「私は遺伝子組み換えでない、と表示されたものしか買わないから大丈夫」と考えている方もいると思いますが、ぜんぜん!大丈夫ではありません。たとえば遺伝子組み換え大豆を例に取ると、日本の大豆自給率は約5%(農林水産省HPより)足らずであり、ほとんどをアメリカからの輸入に頼っています。そのアメリカで生産される大豆の約8割が遺伝子組み換えです。大豆は日本の食卓に欠かせない豆腐や油・味噌・醤油、これらが使われる惣菜や加工品などの原料でもあります。大豆の利用範囲は広く、納豆・高野豆腐・マヨネーズ・マーガリン・豆乳・きなこ・ソーセージ・パン粉・ビスケットや油菓子など様々な食品に含まれています。但し表示義務がないのはこのうち醤油や油だけで、その他のものは表示義務があります。「じゃあ、やぱり大丈夫でしょ」と思われそうですが、複数の原材料を使う加工品の場合、使用量の上位3番目までで、かつ食品中に占める重量が5%以上のものだけを表示するればいいので、組み替え原料を使っていても使用順位が4番目以降なら、私たちは使用されていることを知ることが出来ないのです。また日本では意図せぬ混入を5%まで認めているため、「遺伝子組み換え不使用」と表示されていても全く0%というわけではないのです。

農林水産省が表示制度開始直後の2001年に行った調査では、5600あまりの表示義務食品から「組み換え使用」「組み換え不分別(非組み換えの作物をきちんと分けていないので混ざっているかどうか分からないもの←こんな項目があること自体いいかげんとしか思えませんが・・・)」と表示されたものは1つもなかった!! つまり日本国内では組み替え食品が流通していないという結果になっているのです。その後の農水省の調査で、遺伝子組み換えでないと表示された食品の3分の2程度の割合で組み換え原料が混入しているとされています。

このように甘すぎる基準やあってないような表示制度では、私たち消費者は安全な食品の選択ができないばかりか、衛生上の事故が発生しても生産履歴を辿ることすらできません。国は新しい技術を取り入れるとき、慎重すぎるくらい慎重に安全性に配慮するべきだと考えます。人体に悪影響があるかもしれない、ならば疑わしいものにはNOといい続けるべきだと思います。アスベストが安全と信じられて、その十数年後になってから被害に気づくのでは遅いのです。人体だけでなく、生態系への深刻な影響を及ぼす危険性があることも、私たちは知っておかねばならないと思います。

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2009年3月22日 (日)

ホメガオイル・クッキング・レシピ3

発売以来、好評のホメガオイルですが、ダイエットやコレステロール・体脂肪を減らす目的でお使いの方、便秘・整腸作用を高めたい方、他にも体内で作り出すことができない必須脂肪酸(オメガ3・オメガ6)は脳でも必要(脳を構成する成分60%が脂肪)であり、欠乏することで発達に支障、脳の機能低下、運動能力低下を招くと言われるため、成長期のお子さん、キレやすい若者、ストレスが多く落ち込みやすい方、記憶力低下の気になる方や高齢の方のアンチエイジングとしてもお使いいただいていることと思います。また人間の60兆個の細胞膜は油でできているので、細胞膜の質が高まることで皮膚の状態を改善することにもつながります。

栄養バランスの悪い方には、健康相談会でもお勧めするのですが、熱に弱いため炒め物や揚げ物に使うと栄養素が壊れてしまうことや消費期限が短い点などから敬遠されることもしばしば。そこでパスタやサラダにかけるだけ、おひたしや酢の物でもOK、と説明しています。塩やガーリック・ハーブを混ぜたホメガオイルをパンにつけるだけでも美味しくいただけるのですが、それも面倒という方には、スプーンにとってそのまま食べることやジュースに入れる方法をお話します。習慣化してしまうと、意外と簡単ですので、まずは6週間(開封後の消費期限)続けてみて下さい。

R0011091_2ホメガ・コールスロー

・キャベツ・セロリ・人参・玉ねぎ・コーン・酢・マヨネーズ・ホメガオイル・塩・みりん

①すべての野菜を千切りにして、軽く塩でもむ。余分な水分は捨てる。

②野菜がしんなりしたら、酢大さじ4・マヨネーズ大さじ0~2(好みで)・ホメガオイル大さじ1・みりん小さじ1をよく混ぜて野菜と和える。

我が家の定番サラダです。野菜の量や味加減はかなり適当で毎回違います。酢をレモン汁にしたり、マヨネーズは入れたり入れなかったり、それでも美味しくできる簡単レシピです。

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2009年1月24日 (土)

体の内なる声

昨日美容室へ出かけた際、美容師さんから「テレビ朝日の報道ステーションでホメオパシーやってたよ」と言われました。残念ながらその放送は見ていなかったのですが、訊くところによるとガン治療に現代医学と併用して用いているとの内容だったようです。帰宅し、ネットで検索すると1/22放送の「報道ステーション・見放された患者と共に闘う 密着 ガン難民コーディネター」というコーナーに「ホメオパシー療法」の文字を見つけました。

しかしそこには、「植物や鉱物から採れる物質をごく微量患者に投与することで免疫の働きを活性化させる治療法」とあっさり解説されていました。う~ん、この説明だと微量の物質が作用を起こしている、と理解されてしまうのではないかと心配になります。これではホメオパシーの基本原理である超微量の法則に反しており、その時点でホメオパシーと呼べないのではないかと考えます。

物質社会で豊かな生活をしていると、有効成分は多ければ多いほど効果が高いとの誤った考えが常識であるかのような錯覚を感じることがあります。あなたも「ビタミンが野菜の100倍だから野菜より効率的」「コラーゲンが多いほどお肌が潤う」と信じ込んでいませんか? サプリメントに頼る状況を極端に「自分の体に信頼関係がもてない社会」と表現した方(青山大学・福岡伸一教授)がいらっしゃいますが、その通りだと思います。サプリメントの代表格ビタミン類は現代の日本の食生活で欠乏症になることはありませんし、もし不足すればビタミンが多く含まれた食品を食べたくなります。これは「身体の内なる声」ですが、それに耳を傾けなくなっている、もしくは声を発することができない身体になっていることの方が問題です。そして体調不良は何かが不足しているからだ、と考えてしまうわけです。

ホメオパシーを始めたばかりの方から「有効物質は微量には入っているんですよね?」と何度も尋ねられたことがあります。バイタル・キットのような例外はあるものの、物質分子は含まれない程高度に希釈してレメディーはつくられています。つまり物質の化学反応によって作用させるのではなく、バイタルフォースに気づきを与えるだけなのです。←これが科学的でないと言われる所以でしょうが、では高度に希釈したものの作用を研究した科学者がいるのでしょうか? この研究と臨床をホメオパシーの開祖であるハーネマン(医師)が行ったのです。そして物質分子が含まれていなくても作用することを発見したのです。化学反応の作用でないなら、自己治癒力(バイタルフォース)が発動したとしか考えられません。お陰で物質による副作用を心配する必要もありません。

ガンは一夜にして作られるものではありません。発覚するまでには、意識するまでもなく、日々バイタルフォースがオートマティックに細胞の修復を繰り返し、正常な状態を保ってくれています。しかし大きなストレスや命に係わる急性の病や怪我があると、エネルギーがそちらに取られてしまい、修復が間に合わないことがあるのではないでしょうか。また家系的に受け継いだ体質など、様々な要因によって形成されると考えられます。

ゆえにガンだと判明してからあわててホメオパシーを始めるのではなく、正しい食生活や睡眠・運動を心がけたうえで、身体の問題にもストレスマネジメントとしても、積極的に各キットを使って欲しいと思います。そしてもっと「身体の内なる声」を出せる身体、またその声を聞き入れることができるようになって欲しいです。症状を抑圧する、たとえば痛み止めで痛みを感じないようにする、下痢の時に下痢を止めてしまうことは、実は体に大きな負担をかけているのです。そして痛み止めや下痢止めは症状の本当の原因解決にはなりません。これは身体だでけでなく、感情を抑圧したりすることも同様です。身体は内なる危機を症状として知らせているのです。その声を止めてしまう対応は、声を出せない身体を作り上げてしまうと感じませんか?

※ちなみに福岡氏によると、「コラーゲンはダイレクトに吸収されると思われがちだが、実はたんぱく質なのでアミノ酸に分解されて身体に吸収されるので、食べたコラーゲンが細胞と細胞の間に到達することは生物学的にありえない。もしそうなるとアレルギー反応をおこし、重篤な症状が出る。実際にツヤツヤになったというひともいるでしょうが、プラセボ効果以外の何ものでもない」とのことでした。

※「超微量の法則」など分からない言葉がある方は、左の「バックナンバー」をクリックし、2006年3月~お読みいただくことをお勧めいたします。

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2009年1月14日 (水)

放射線照射食品をどう考えますか?

食品へ放射線を照射することがあると知ったのは、ホメオパシーを始めてすぐのころでした。私的にはかなり衝撃的でした。なぜそんなことをするのか? 理由は薬品での滅菌では有害物質が残留する可能性がありますが、ガンマ線(放射線・電磁波の一種)滅菌ではそれがないうえ、食品の状態を損なうことが少ないためだそうです。

アメリカでの歴史は古く、1900年頃にはX線照射された微生物が死滅することが知られており、1940年頃には照射することでじゃがいも(芽にはソラニンなどのアルカロイドの一種である毒がある)などの根菜類の発芽を防止できることが知られていました。芽が出ないじゃがいもは見栄えもよく、売る側、買う側双方に有益であり、基準値以下の照射であれば急性・慢性毒性、催奇性、発ガン性、遺伝子毒性全てにおいて人体に影響は見られなかったとの報告書(1988年原子力特定総合研究・1994年WHOによる)もあることから、世界の多くの国に認められた方法です。

しかし日本では、唯一の被爆国であり、多くの人が放射線に対する心理的な拒否反応が強いため、なかなか受け入れられませんでした。それでも照射により糖度が増す、消化がよくなるとのことで、1972年、保存中のじゃがいものみ照射することが認可されました。スーパーではジャガイモに放射線照射をしているかどうかの表記はありませんから、照射してないことを謳ったじゃがいもを購入することで安心していました。

にもかかわらず、今日の朝刊に小さな記事の見出し「ガンマ線照射か、回収」の文字を見つけてしまいました。フェアトレード商品を輸入販売する会社が、インドから輸入した香辛料2商品にガンマ線照射の可能性があるとのことで、商品の自主回収を発表したのです。食品衛生法は、安全性の評価が確立されていないとして、ジャガイモなど一部食品への照射以外禁止しているため、自主的に回収とのことですが、本当に照射されていない香辛料だけが売られているのでしょうか?

実は現在、国際的に最も照射されているのはじゃがいもではなく、香辛料と乾燥野菜なのです。アメリカをはじめ、カナダ、全EU加盟国、オーストラリア、ニュージーランド、中国、マレーシア、ベトナムなど46カ国で認可されています。日本の食品自給率は30%を切る状況と言われ、輸入に頼る食生活をしている私たちは100%安心できる香辛料を購入することができるのでしょうか。どこの家庭でも使う(とは限りませんが)香辛料なしで作るカレールーなんてありえないですよね。こうなったら日本の農業を応援し、自給率を上げていくしかないと思うのですが・・・たった今、私に出来るのは、放射線照射食品を何代にも亘って食べ続け、それでも健康を維持できているという人は現段階でいない、つまり私たちは身をもって安全なのかを試す人体実験段階にあるということをこの小さなブログで訴えていくことぐらいなのです。

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2009年1月 9日 (金)

残留農薬を減らそう

国から認可された農薬は、殺菌剤・殺虫剤・除草剤など、約300種類もあります。しかしこれ以外に日本では禁止されているポストハーベスト農薬が撒布された果物などがどこのスーパーでも販売されています。ポストハーベストとは収穫後に撒布される農薬のことで、海外から輸入される果物等に、輸送中、カビなどが繁殖しないように使用される防カビ剤をさします。使用の目的は、品質保持・安価な農産物の供給・食中毒防止です。じゃあ、仕方ないか、なんて思わないで下さいね。この農薬は発がん性物質であり、催奇形性などの人体影響を与える危険性のある成分(枯葉剤と同様の)も含まれているのです。その上、ポストハーベスト農薬の残留濃度は、畑に撒かれる農薬の数百倍!とも言われています。特にレモンなどの柑橘類、バナナ、じゃがいもなどに使用されていることが多く、アメリカ国内では使用が禁止されている農薬が輸出向けの農作物に盛んに使用されているのです。最近はスーパーのレモン価格表示と一緒に、TBZ・OPP・IMZ・DP不使用(もしくは使用)との表示を見かけるようになりました。私はこれを確認して、購入するかどうかを決めています。もし農薬使用のレモンを購入した場合は、必ず流水で洗い、皮を剥いて果肉のみを使います。またレモンティーなどに使用する場合は、入れっぱなしにせず、香りをつけたらすぐに引き上げるようにしましょう。

私の母は以前からレモンの皮を剥いて使用しており、結婚後、私も同様に皮を剥いたら、主人に不思議がられました。その夫は、バナナの先端を1cmほど捨ててから食べるのですが、これも残留農薬を口にしないための知恵であると後に知りました。みなさんも何気にやっている先人の知恵があるのではないでしょうか。

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2009年1月 8日 (木)

一年の計は元旦にあり

みなさん、今年の目標はお決まりですか? お決まりでない方に提案があります。「健康に留意する」というのはいかがでしょう。そんなこと毎年注意しているわよ、という声が聞こえそうですが、これを目標に掲げたら、結構、生活が一変すると思いますよ。

「太陽は明日も昇るだろうというのはひとつの仮説である」と言った哲学者がおりましたが、これ、使い勝手のいいフレーズで、「私は明日も健康だろうというのはひとつの仮説である」などと言い換えることができたりします。痛みや不自由さのないことが日常当たり前と思っている人には、明日の健康は仮説ではなくゆるぎない事実のような錯覚があると思います。特に若い人ほど健康に無頓着になりがちです。自分のことを振り返っても、多少の無理がきいたことをいいことに、心身を酷使した時があり、後にそのつけを払う羽目になった経験があります。

「食生活を正す」というのはどうでしょう。これまで購入していた冷凍食品や惣菜を止めて手作りする。出来れば食材や調味料の素材までこだわってみる。昨年は食品偽造問題で、冷凍餃子が売れなくなり、代わりに餃子の皮がよく売れたそうです。せっかくですから手作りの美味しさや安心感は継続させたいですね。遠くから運んでも腐らない食品や添加物のうま味でごまかした食品を食卓から減らすことは、健康にとってよいことです。

他にも「禁煙をする」もお勧めです。昨今、喫煙する女性が増加していますが、喫煙により脳卒中のリスクが男性より高くなることはご存知でしょうか。脳卒中は男性に多い病ですが、くも膜下出血は女性の方が多く、女性の喫煙経験者は非喫煙者に対して、発症率が2.88倍、男性の2.19倍(2008年厚生労働省研究班分析結果)と危険が大きいのです。分かっちゃいるけど止められない・・・そんな方はホメオパシー健康相談にご相談ください。煙草を止めるお手伝いができます、がしかしつけは払う必要があります。これまでも、レメディーをとって煙草を吸ったら吐き気がした、といった感想を耳にしています。それでも吸ってしまう、この精神も病と言えるでしょうね。

とにもかくにも、明日の健康のため、出来ることから始めませんか?

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2008年11月10日 (月)

甘味の癒し効果

温かい飲物が恋しくなる季節になりましたね。昨今、カフェでは多種多様なホット・ドリンクが購入できるようになりましたが、みなさんは何がお好きですか?

先日読売新聞で、トルコの大学で、乳児に注射をする際に、25%の砂糖水を口に含ませると、水や母乳を与えた場合より早く泣きやんだという研究結果が記事になっていました。砂糖には記憶や学習に関わるセロトニンという脳内物質の分泌を促進するだけでなく、感情をコントロールし、精神を安定させる働きもあります。セロトニンが不足すると食欲ややる気を失ったり、感情の制御がきかなくなり、ストレスに対抗できなくなります。しかし甘い物を食べてホッとするような時、脳内ではセロトニンの他にエンドルフィンというホルモンも分泌され、これには鎮静効果や多幸感をもたらすモルヒネに似た作用があるとのことです。つまりこの2つの脳内物質分泌を促進させる砂糖の高い癒し効果が示されているとの話です。

こんなことを書くと、ダダをこねたり、夜泣きをする子供に安易に砂糖を与える人が出てきそうですが、これも常時与えていたのでは効果が薄れると考えます。逆に過度に甘味を与えられていないからこそ効果的なのではないでしょうか。とは言え、大人だって感情を制御しなきゃいけなかったり、ストレスに対抗できず癒されたいと思うことはあります、よね。そんな時私は、有機栽培紅茶「NOVAのアールグレー」に成分無調整の豆乳とメープルシロップをたっぷり入れたソイ・ティーを入れます。甘味も白砂糖ではなく、てんさい糖などがいいですね。私は外出時もMy砂糖を持ち歩いています。

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