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2019年11月 7日 (木)

大丈夫!という魔法の言葉

私は「大丈夫」という言葉を好んでよく使います。
昨日もクライアントさんのご家族に「大丈夫、大丈夫」を連発していることに気づきました。
医師から心無い言葉をかけられ、気分がふさぎ、落ち込み、悲しくもあり、腹立たしくもある、と語る方に、医師でも、治療家でも、セラピストでもないホメオパスが言う「大丈夫」にどれほどの意味があるのか・・・と思いつつもやはり連発してしまいます。
決して、難しい病について何かの確約をしているわけではありません。
ただ、ただ気分が落ち込むご家族を励ましたい、その一心でした。

以前は、あまり使わなかった言葉を使うようになったのは、丸山ワクチンの開発者である丸山千里医師が、すべての患者さんに「必ず治りますよ」と声をかけていたという話を聞いてからかもしれません。
他の医師から、「そんなことを言って治らなかったどうするんですか」と言われても止めなかったと聞いています。

病に苦しみ、いつ治るのか、いや本当に治るのか、不安の底にいる患者さんやご家族に、医師の立場から「治る!」と言われ、どれほどの勇気になったことか計り知れません。
もちろん医師の立場からすれば、そんないい加減なこと、後で訴えられたら、など当然のご意見もあろうと思います。

先日、長らく鬱で苦しんでいたクライアントさんから、「大丈夫といわれて嬉しかった」とのお話がありました。
ホメオパシー健康相談の際に、私が発した「あなたなら大丈夫」という言葉を信じて、回復ができたというのです。
親や医師は誰も「大丈夫」とは言ってくれず、誰のことも信用できずにいたが、出口の見えない長い鬱のトンネルの中で、この言葉が伴走者となって励ましになったそうです。

私がもっと早く、そのことに気づいていれば、子育てにも役立ったことでしょう。
病弱だった息子に、私はいつも、「大丈夫?」と聞いていました。
幼い息子にしてみれば、自分が大丈夫か、大丈夫でないかは判断ができないので、「大丈夫」と言わざるを得ない状況を作っていました。
息子は「自分は大丈夫でない存在」「自分は母の心配の種」そういう不安や罪悪感を植え付けてしまったように感じます。
どんなときも、「大丈夫、大丈夫!」と言ってあげればよかった・・・という思いもあって、「大丈夫」を連発してしまうのかもしれません。
もちろん私は医療者ではないので、決して「治りますよ」などと言えません。
それでも、この根拠のない「大丈夫」に助けられることもあるのだと、そしてたまには「大丈夫」と言って欲しい自分がいることに気づくこの頃です。

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