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2017年2月27日 (月)

だるまちゃんといっしょに「けんぽう」を読もう!

子どもの頃に大好きだった絵本「だるまちゃんとてんぐちゃん」の主人公だるまちゃんが案内役を務めて、日本国憲法を読み解く企画展が東京銀座の書店、教文館で始まりました。

25日は、昔話研究者の小澤俊夫氏(指揮者の小沢征爾さんは兄、息子はミュージシャンの小沢健二さん)と武井由起子弁護士のトークショーがありました。

1930年生まれの小澤さんは戦時中の体験から、「共謀罪」と同じ趣旨で政府が創設を目指す「テロ等準備罪」に警鐘を鳴らしています。
歯科医師だった小澤さんの父は、陸軍で後の首相・東条英樹と対立した石原莞爾と親交が深く、戦時中は特高警察などが自宅に毎日入り込んだといいます。
「それでも父は東条批判を続けるのでひやひやした。だから僕は治安維持法がとても怖い」とおっしゃっています。

2013年に特別秘密保護法が成立し、戦時中の雰囲気に酷似してきた。
間もなく出てくるテロ等準備罪が通ったら危険だ。
今、日本は戦争国家への坂道の直前にいる。
子どもたちのために一生懸命に止めよう、と呼びかけています。

私たち大人は、戦後という穏やかで平穏な時代を祖父母や親世代から譲り受けました。
しかし子どもたちに譲るのが、戦前や戦中であってはいけません。

昨年11月、小学館の学習漫画「日本の歴史・第20巻」が話題になったことがありました。
戦争放棄を盛り込んだ憲法九条について、当初、幣原喜重郎首相の提案と表記していたものが、ある時からマッカーサーGHQ最高司令官の提案に変わっていたのです!!!
(幣原・マッカーサー会談を描いた一コマは下記でご覧いただけます)

http://blog.livedoor.jp/aq19cd28bp/archives/1832601.html

東京新聞の記事によると、発言内容が変化したのは1994年2月発行の第35刷(34刷は見つからず)からマッカーサー提案になっており、現在発行されている改定版21巻では、ふたりの会談場面が描かれていないとのこと。

このことにいち早く気づいたのが、ドイツ人平和歴史学者・クラウス・シルヒトマン氏。
彼が漫画の表現変更に気づき、新旧の描写を著書「ドイツ人学者から見た日本国憲法」 に載せたり、はがきにして首相官邸前でもで配ったりしたことで拡散したようです。

子どもが歴史を学ぶ学習漫画で、いとも簡単に歴史が変更され、GHQから押し付けれた憲法九条を改憲すべきと主張する政府。

シルヒトマン氏は「戦力不保持を明記した九条は際立っており、この条文を各国の憲法に生かすことができれば、(平和への)大きな起爆剤となるはずだ」と言っています。

とはいえ103条まである憲法がわからなければ、話になりませんね。
そこでこの機会に、だるまちゃんと一緒に学んでみてはいかがでしょう。

  なにが書いてあるの?日本国憲法
 だるまちゃんといっしょに「けんぽう」を読もう!

日 時 : 2017年2月25日(土)~3月12日(日)
       会場ごとに開催時間が違います。
       HPカレンダーでご確認ください。    
       会期中無休

会 場 : 銀座・教文館9Fウェンライトホール
       東京都中央区銀座4-5-1

第二会場:教文館6F
       子どもの本のみせナルニア国

入場料 : 無料*イベントは有料
   

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