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2017年2月28日 (火)

リーキーガット症候群(LGS/腸管壁浸漏症候群)

本日は病院で、リーキーガット症候群と診断された方に食事の指導をさせていただきました。
病院でもパンや乳製品、糖分を控えてと言われたそうですが、それだけなの?って感じです。

リーキーガット症候群(LGS/腸管壁浸漏症候群)は、ザックリ言えば、腸管壁に穴が開いて、未分解の栄養素や細菌、有害物質などが漏れ出てしまう病です。
本来は、胃腸で十分に消化され、分子が細かくなった栄養素だけが腸の膜を通過できるのですが、未分解の大きなタンパク質や脂肪、細菌(真菌やカンジダ菌など)やウイルス、重金属、抗生物質などが腸壁に付着して炎症が起き、腸の粘膜が薄くなり、バリア機能が低下することで引き起こります。

元々、日本人は胃酸の分泌が少ないうえ、甘いものを食べ過ぎ、抗生物質や鎮痛剤をよくとり、昔の日本人が食べなかった乳製品やカフェイン、イースト菌を使ったパンを常食し、質の悪い油(トランス脂肪酸)をとるのに青魚に多いオメガ3はとず、食べたいときに食べたいものを食べたいだけ食べること(これを豊かな時代というのだろうか?)も要因だと感じます。
原因としては、重金属や食物アレルギー、カンジダ菌、ストレスの影響といわれており、喘息やアトピーなどのアレルギー症状、過敏性腸症候群、慢性関節リウマチ、自律神経失調症などの症状を引き起こします。

というわけで、ホメオパシー療法だけで改善することは難しいので、食生活を替えていただかなくてはいけません。
しかし長年続けてきた食の習慣を替えることは大変難しく、継続させることはもっと難しいようです。

幸い、この方は甘いものやアルコールがお好きでないため、主食を替え、食べてよいものと悪いものを区別して1か月を過ごしていただくことにしました。
この食事指導は、たとえば「だしをとる」という場合も、干しシイタケと鰹節はダメで、今後は昆布と煮干しでとるようにしていただいたり、甘味料もおすすめしたもの以外は使わないようにお願いしたり、お米の品種にも言及します。
水も替え、積極的に食べてほしい食材を買えるサイトのご紹介まで行います。
生活習慣も大切で、咀嚼回数を多くして、早食いを止め、ストレスを減らし、早寝早起きも心掛けていただきます。

ちょっと厳しいかもしれませんが、リーキーガット症候群を甘く見ていると、後にもっと重篤な病に移行する可能性があるため、ここはひとつ1か月は頑張っていただきます。

都内の病院内でもガンの患者さん向けに食事の指導をしていますが、命にかかわる病であっても、なかなか食生活を本気で見直していただけないことを知っているので、あまり厳しいことを言いたくはないのですが、心を鬼にして指導させていただきました。

1か月後に体調がよくなっていることを願いつつ、私もこの1か月は甘いものやパンを控えてお付き合いしたいと考えています。
フレー、フレーKさん!!

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