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2016年7月 7日 (木)

便秘治療薬で死亡報告

便秘薬で命を失うことがあるだなんて、ビックリしますが、報道によると、便秘治療に使われる「酸化マグネシウム製剤」を飲んだあと、血圧低下など高マグネシウム血症を起こして死亡したとの報告が2012年4月以降4件あったと、医薬品医療機器総合機構が発表しました。

機構によると、死亡例も含め29件の副作用報告があり、19件で因果関係を否定できなかったとのことです。

そのため厚生労働省は、特に報告の多かった高齢者の服用について、薬の添付文書で注意喚起するよう、医療用医薬品を製造、販売する17会社に指示をしました。

酸化マグネシウムは、以前、西式甲田療法を実践しているときによく耳にした薬剤です。
「マリン○グ」や「スイ○グ」という名前で呼ばれおり、宿便などで腸の働きが健全でないケースに用いられていました。

2つの違いは、酸化マグネシウムを成分とする「マリン○グ」に対して、「スイ○グ」は水酸化マグネシウムが成分であること。

水酸化マグネシウムは海水の苦汁(にがり)を原料としており、塩類の浸透圧により体内の水分を腸に誘導し、その水分を便が含むことでやわらかくし、蠕動運動が起こって排便しやすくなるということです。

一方酸化マグネシウムは、水酸化マグネシウムよりも50%も多くのマグネシウムが含まれており、水を集める力が1.5倍もあります。

豆腐を固める際に用いるにがりは、自然なものですが、それよりも1.5倍もマグネシウムが含まれる薬剤は体にとって不自然なものになるのでしょうね。

より効果的な便秘治療を目指すことで、体力のある方にはよく効くお薬となり、体力のない高齢者には高マグネシウム血症という副作用として跳ね返ってきたのでしょう。 

個人的には西式甲田療法に出会う前に、ホメオパシー療法に出会っていたので、物質に頼って便秘を改善しようと考えたことがなく、マグネシウムも受け入れられなかったことは幸いでした。

酸化マグネシウムは、長期間使用すると血液中のマグネシウム濃度が高くなり、心肺停止などにつながる恐れもあるといいます。
吐き気やめまいなどの症状が出た場合は服用を止め、医療機関を受診するよう求める報道記事でしたが、このブログを読む方々には無縁の内容だったかもしれませんね。

追記:便通でお困りの方は、←カテゴリーの「■おなかの問題」をご覧ください。


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