« 2015年6月 | トップページ | 2015年8月 »

2015年7月28日 (火)

兵士より介護士を! 武器より消火器を!

他国で武力行使の道を開く安保法案の審議が、参院特別委員会で始まりました。

61年前、自衛隊創設に際し、「現行憲法の条章と、我が国民の熾烈なる平和愛好精神に照らし、海外出動はこれを行わないことを、ここにあらためて確認する」と誓った参院の良識を信じたいと思います。

最近は、以前デモに参加したときより、若い世代の参加者が多いことをうれしく感じています。
週末も猛暑の中、子育て中のお母さんたちが「安保関連法案に反対するママの会」が渋谷の街頭デモで、「戦争立法反対!ママの渋谷ジャック」を行い、2000人(主催者発表)もの参加者が「子供を守る」「戦争させない」と訴えていました。

また「安保関連法案に反対する医療・介護・福祉関係者の会」が記者会見で、「軍事費が伸びれば医療や福祉、教育の予算はさらに削られる、兵士より介護士を」と訴えましたが、その通りだと思います。

先日、安倍首相の出演するテレビ番組で、アメリカ家とその別宅、日本家の3軒の家の立体模型で、アメリカ家と別宅の火事で、日本家の上にも火の粉が降りかかってるというたとえ話をしていました。
日本家からは消防隊員が消火器を携え、外へ行って消火活動をすると、首相は模型を振り回して熱弁しましたが、消火器ではなく、そこは武器でしょう!と突っ込みを入れたくなりました。
いっそ持ってよいのは、武器ではなく消火器や医療機器ならば、国際貢献なのにな~

週刊誌の中づり広告にも、「驕(おご)る政権は久しからず」という政権批判の記事が増加する中、参議院議員の方には国民の声に耳を傾けることをお願いしたいです。

|

2015年7月16日 (木)

徴兵制はあるのか~狙われる貧困層

首相自ら、国民への十分な説明がなされていないと認めつつも、昨日の国会では安保保障関連法案が強行採決されました。

近い未来、赤紙(召集令状)一枚で戦場に駆り出す「徴兵制」は復活するのでしょうか?
その恐れは十分にあると思います。

首相は答弁の際、「徴兵制は明確な憲法違反であり、いかなる場合であっても導入する余地はない」といっています。
これに対して、民主党は政策パンフレットで、「憲法は『苦役』を禁止しているだけで、『徴兵制を禁止する』とは書いていない」と警鐘を鳴らしています。
また岡田健一郎・高知大准教授(憲法)は、「集団的自衛権の行使容認についても歴代内閣は、憲法九条のもとではできないと言い続けてきた。それを安倍内閣は自分たちの都合のいいようにコロっと変えてしまうのだから、徴兵制もどうなるかわからない」と危惧します。

最近は週刊誌などでも安保法制の特集が組まれ、徴兵制導入の可能性などを指摘するマスコミは、「懲らしめなければならい」対象でしょうね。

徴兵制でなくとも、学費の援助ということで、若年貧困層を自発的に志願させることは可能です。
自衛隊入隊と引き換えに、大学3・4年生や大学院生に学費を援助する制度などが既に整備されています。
制度自体は1955年に開始されましたが、その恩恵は利用者の多い日本学生支援機構(旧日本育英会)の奨学金の比ではありません。
以前は小中高や大学の教員などになれば返還が免除されましたが、大学生は1998年以降、大学院生は2004年以降に奨学金の利用を始めた場合、この恩恵を受けられrなくなっています。
つまり学生の貧困化と奨学金制度の弱体が、「自衛隊貸費学生」の魅力を自動的にアップしているのです。
慢性的に人手不足、そして今後はますます人手が欲しい自衛隊にとって、貧しく優秀な学生は格好のターゲットなのです。

大内裕和・中京大教授は、「戦争する国の先に待つのは貧困層がないがしろにされる社会だ」といっています。
国民の、特に若い世代の命を駒のごとく扱おうとする政権にNO!、と強くいいたいです。

|

2015年7月13日 (月)

東城百合子先生、38年目の無料配布運動

R0013937

今年で38回目になります、月刊「あなたと健康・特集号」の無料配布運動がはじまりました。

東城先生は、60年前に肺結核で死にかけ、医学では治らず絶望していた時に、「自然に還れ」と叱咤激励され、玄米菜食でみごとに死の淵から生還されました。
病が重く、消化吸収ができなくなった時に、玄米スープ(炒った玄米の薄い重湯)と、咳が酷い時は、薬草の煎じ汁(おおばこの種・どくだみ・げんのしょうこうこ等)を飲み、体はコンニャクで温湿布で助けられたそうです。

今回の特集号にも、「伝統食は健脳食~頑張り精神も育つ」、東城先生の人生の師・常岡一郎先生の「運命と病気・病気に学ぶ」、「自然療法で自分の姿を知る」など盛りだくさんの内容です。
先生が助けられたというコンニャク湿布や里芋湿布についても、「手当て法で体質改善」に詳しく書かれています。
また「食べものと健康」では、玄米と日本そばを取りあげ、圧力鍋と土鍋で美味しく炊く方法やだしの取り方もお役に立つことと思います。

ホメオパシー健康相談や講座にいらした方やご縁のあった方にお配りしておりますので、お読みいただき、実践されることを願っております。

|

2015年7月11日 (土)

手足口病警報発令

R0013924R0013931

R0013929R0013935_2

昨日たまたま、無農薬の赤紫蘇が手に入ったので、葉でシロップ、軸は干してお茶、シロップをとった後の葉にちりめんじゃこを加えてごはんのお供をつくりました。
シロップは氷を入れてストレート・ジュースでいただきましたが、さっぱり、すっきり初夏の味ですね~♬
ごはんのお供は、家族には大根葉よりも好評でした。

さて数日前に、一定点医療機関当たりの手足口病患者報告数が、国立感染症研究所の警報レベルを超えたことから各地で「手足口病警報」が発令されています。

手足口病は、口の中や手のひらや足などに発疹ができるウイルス性の感染症で、主に夏場に乳幼児を中心に流行します。
咳やくしゃみ、手を介して口に触れたりすることで感染するので、予防のポイントは、こまめな手洗いやタオルの共有などをさけることです。
また患者の便の中にはウイルスが含まれるため、症状がおさまった後(2~4週間)も、トイレの後やおむつ替えの後は注意が必要です。

右のカテゴリー「■子供の罹る病気」に以前、詳しく記事を書きましたので、気になる方はご一読くださいませ。

|

2015年7月 9日 (木)

憲法学者9割が安保法案は憲法違反!

ジメジメ湿度の高い日が続き、喘息のクライアントさんの体調が気になるところですが、どういうわけか、この梅雨はほとんど体調を悪化させる方がいらっしゃらずホッとしています。
一昨日いらしたお子さんも、今年はまったく発作を起こしていないとのことでした。
そのかわりといっては何ですが、最近気になるのが、手足口病と帯状疱疹!
繰り返し罹るという方は、この機会に生活を見直すとともに、ホメオパシー健康相談を定期的に受けることをお勧めします。

さて本題ですが、今朝の東京新聞一面に「憲法学者9割『違憲』」の大きな見出しに目がとまりました。
多国を武力で守る集団的自衛権行使を柱とする安全保障関連法案に関し、東京新聞が全国で憲法を教える教授ら328人を対象に、法案の合憲性などを尋ねるアンケート実施した結果、204人中90%が違憲(憲法違反)と回答しました。
合憲としたのは、百地章・日本大教授ら7人(3%)にとどまり、憲法学者の圧倒的多数が違憲と考えている現状が明らかとなりました。

アンケートの自由記述では、違憲の理由として、集団的自衛権の行使容認が憲法を逸脱していることに言及する意見が最も多く(6割)、他にも、限定的な容認を含め否定する意見が多数ありました。

手続きに関しても、閣議決定だけで憲法解釈を変更したことに関し、
「一内閣の閣議決定で変更した手法に問題がある」(高橋利安・広島修道大教授)
「武力行使の三要件が不明確で、限定は事実上ないに等しい」「木下昌彦・神戸大准教授)といった疑念が示されました。

「立憲主義の危機、『縛られている者』が自らを縛る鎖を緩和することは、明らかに立憲主義に反する」(森保憲・桐蔭横浜大教授)
「自民党が数の力を背景に、自分の意見だけを一方的にまくしたて、他の言い分は聞かずに無視する態度は大いに疑問」(右崎正博・独協大教授)
「政権の憲法無視(敵視)は、過去のどの政権にも比しえない異常レベル」(宮井清暢・富山大教授)と断じています。

九州電力は、深刻な事態を想定しないまま川内原発1号機に核燃料充填作業を開始しました。
川内原発は桜島を中心とした巨大火山噴火リスクを多くの火山専門家が指摘しているにも関わらず・・・

そして新国立競技場の建設には、基本設計段階で1625億円が2520億円に膨らみ、その維持管理費に1046億円、毎年20億円の赤字になるとの試算が示されているにもかかわらず、それでも無責任に計画が進められようとしています。
おカネの問題だけでなく、難工事が必至であり、地震・火山大国で活発化最中というのに不安定な形状という問題だらけ・・・

私自身、かつてこの国をこれほど無責任で恐ろしい国だと思ったことがありません。
憲法違反を犯し、国民の命や健康よりも国の成長(見栄?)や経済を優先し、都合の悪い意見は叩き潰せと平気で口にする権力者。
それもこれも私たち大人が選んだ議員たちなのです。
未来の子どもたちに、立憲主義に反する法や負の遺産を残さないためにも、私たちは未来を見据え、思慮深く考え、積極的に行動しなければならないと肝に銘じる今日この頃です。

次回は、格差や貧困が蔓延する中、学費に苦しむ学生が狙われている「経済的徴兵制」について書きたいと思います。





|

2015年7月 2日 (木)

ブリストル・アプローチ

イギリス西部の都市ブリストルに「ペニー・ブローン・キャンサー・ケア」というがんセンターがあります。
このセンターでは既存のがん治療と並行して、さまざまなセラピーを用いたがんアプローチが行われています。
がんは単に体の一臓器が病なのではなく、その人のすべて、心・体・精神全体に影響を与えるという理解に基づき、癌治療に対するホリスティック(全体的)ケアとして知られており、これをブリストル・アプローチといいます。

ブリストル・アプローチのテーマは「がんとともによく生きる」ことであり、病を抱えながらも、自らの治療法やより自分らしい生き方を主体的に決定することです。
そして患者さんと医療者、介護者、代替療法家、カウンセラーが一体となって、さまざまな補完療法を用いて肉体的、精神的なサポートします。
ただしここは病院でも、ホスピスでもありませんので、治療や終末医療、看取りなどは行いません。

そのかわりにグループ・個人カウンセリング、栄養学的アドバイス、ホメオパシー、ハーブ療法、リンパマッサージ・指圧、芸術・音楽セラピーなどを受けることができます。
またメディテーション(瞑想)やリラクゼーションなどのセルフケア術を学ぶこともできます。
数日間の宿泊コースや要望による延長が可能なばかりか、患者さんの介護者やご家族もこのケアを受けることができます。
病院の治療を選択してもしなくても、オーダーメイドのケアやセラピーが受けられる点がすばらしいと思います。

日本では、このような総合的補完療法施設に対する考えは非常に遅れており、3大治療(手術・放射線・抗がん剤)で治ると見込めなくなったらホスピスへ、という流れのままです。
患者さんの抱える痛みやしびれといった苦痛やストレスをできるだけ軽減し、病への恐怖や不安を緩和するための補完・代替医療がもっとこの国に浸透することを願ってやみません。

|

« 2015年6月 | トップページ | 2015年8月 »