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2014年7月16日 (水)

人はなぜ勉強するのか?

お子さんから
「どうして勉強しなきゃいけないの?」
「なぜ学校へいくの?」
と質問されたことはありませんか?

大人だって、あらためて聞かれると「う~ん」と答えに困りませんか?

以前、この質問を東城百合子先生からされました。
その場には過去に多くの勉強をしてきた(させられてきた?)、いい大人が沢山いました。

「知識を増やすため」
「大人になって職につくため」
「自活するため」
「人間として当然」
などの答えらしきものが、ボソボソと聞こえました。

「みんなが行くから」
「いい大学へ行くため」
「大きな会社に入るため」
などという論外な回答はありませんでしたが、誰もが自信なさそうでした。

「な~にを言っているの!」と東城先生のピシャリとしたお言葉が飛んできます。
いい大人が小学生に戻ったかのように、身を小さくして、先生の回答を伺います。
世の人々のお役にたつためでしょう

一同、すっかり忘れていたかのようなリアクションで「あ~そうか」と納得しました。

しかしこれをこのまま現代っ子に話しても、たぶん
「どーして勉強すると人の役に立つの?」
「なぜ人の役に立たなきゃいけないの?」
・・・だけでなく、
「ってか、赤の他人の役になんか立ちたくねーし」
という反論まででてきそうです。

そこは十分過ぎるほど大人となった私たちが、お子さんにもわかる言葉で説明せねばなりません。
このとき、面倒だとか、時間がないことを理由に、
「大人になればわかる」
「また今度ね」
などとはぐらかすと、鋭いお子さんは、
「なーんだ、大人でも説明できない」
「世の人々のお役にたつなんて詭弁なんだ」
「大人は疑問に答えてくれない存在だ」
果てには、
「疑問を持つ自分という存在はないがしろにされる、だから疑問を持たない」
と考えるお子さんもいたりします。

子どもは好奇心の塊、世の中は疑問だらけなのです。
このような場面が繰り返されてしまうと、子どもは自分で考えることをしなくなります。
溢れる疑問、与えられた答えらしきもの、それを自分なりに咀嚼し、自分なりの考えによって発言や行動をする、そういったことができない人間になってしまします。

世の中にはよい、悪いで判断できないことが沢山あります。
答えに困る質問でも、精一杯、お子さんと向きあい、真摯に答える努力をしてほしいと思います。
そして自分にもそう戒めたいと思います。



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