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2014年1月10日 (金)

北米初 カナダで鳥インフル死者

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前回、発熱の問い合わせたが続いたという記事をアップしましたが、これはインフルエンザではなかったようです。
しかしカナダでは、中国・北京への渡航者が鳥インフルエンザに感染し、今月3日に死亡したとの報道がありました。

(CNN)カナダのアンブローズ保健相は8日、同国アルバータ州の住民1人がH5N1型鳥インフルエンザのため死亡したと発表した。
北米でH5N1型ウイルスの感染が確認されたのは初めて。
死亡した患者は最近、北京に渡航していたという。

H5N1型ウイルスはカナダの家禽(かきん)類からは見つかっておらず、旅行者によってカナダ国内に持ち込まれたのも初めて。
米国では人からも動物からも検出されていない。

アンブローズ保健相は、今回の感染は特異な事例だとして、カナダ国内で同ウイルスを心配する必要はないと強調。
「カナダ人にとってH5N1型のリスクは極めて低い。人から人への持続的な感染が起きている証はない」と呼びかけた。(以上)

(AP通信)死亡者の性別などは明らかにされていない。
昨年12月17日に旅行先の北京からカナダに向かう航空機内で症状が出て、帰国後に入院したが死亡した。
中国で訪れたのは北京だけで、市場や農場は訪問していない。(以上)

というのが現在までに分かっていることで、感染ルートは調査中です。

H5N1型は人にも感染する鳥インフルエンザウイルスの一種で、これまではアジアやアフリカ北東部の家禽類から発見されています。
人に感染すると死に至ることもあり、過去に感染が確認されたのは2003年以降648例。
大部分が家禽類との直接的な接触があった人が感染しています。
つまり今のところ人から人への感染は確認されていません。

このニュースで戦々恐々としているのは、カナダよりも中国の方々でしょう。
もちろん北京で感染したのですから、当然ですが、2003年に鳥インフルエンザが流行した際は、漢方薬の板藍根が飛ぶように売れたと聞いています。
この漢方薬は中国ではごく一般的な解熱・風邪薬として知られていますが、決してインフルエンザ予防薬ではありません。
それが都市伝説のように予防効果があるとされ、漢方薬店で品薄になりました。

板藍根は解熱作用がありますから、予防と称して高熱でもないのに常用してしまうと身体を冷やすことになります。
人間にはホメオスタシス(恒常性維持機能)と呼ばれる機能があるため、平熱が下がるわけではありません。
ホメオスタシスは、体内諸器官が外部環境(気温・湿度など)の変化や主体的条件の変化(姿勢・運動など)に応じて、統一的・合目的的に体内環境(体温・血流量・血液成分など)を、ある一定範囲に保っている状態や機能のことです。
簡単にいえば、体を冷やすものをとったからといって、即、低体温になるわけではありませんが、平熱を保つためにいつも以上のエネルギーが費やされることは容易に考えられます。
その結果、免疫力が低下し、板藍根をとった人ほど病気に罹りやすくなりました。

同じ過ちを犯すことはないでしょうが、そんな状況にホメオパシーを知っていてくれたら・・・と思ってしまいます。

キューバでは積極的に感染症予防にホメオパシーが活用されており、素晴らしい結果が出せているとグスタボ・ブラチョ博士は語っています(過去の記事こちら)。
副作用がなく、研究費がかからず、安価に製造でき、生産性も高く、保存や流通が容易、環境に影響を与えずエコかつ専門家でなくても扱えるレメディーでの予防法を超えるものがあるでしょうか。
ぜひ、感染症予防として、日本に先駆けて中国で広まって欲しいと思います。


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