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2013年7月 8日 (月)

不登校の男子学生の体験談

先日、引きこもりがちの息子さんを持つお母さんから、近頃は学校の話や近い将来の話をするようになり、とても前向きになったとのお話を伺いました。家族での会話も増え、息子さんも明るくなってきたそうで、とても嬉しく思いました。

詳しく書くことはできませんが、この息子さんの問題は学校での人間関係の軋轢、先生の無理解、スポーツや勉強に関する悩みも確かにありました。しかし、お話を何度も伺ううちに、それらが問題の本質ではないと感じました。実は、彼には過去に大変ショッキングな現場を目撃した経験があり、その後、引きこもりがちになっていきました。しかし家族は、そのことを重大とは捉えず、ただ心療内科に通わせ続けました。薬の効果か、騒いだりすることは減りましたが、同時に若々しさや気力がなくなっていったそうです。すると責める気はなくても、「どうして・・・」という家族からのプレッシャーで、「自分はダメな人間」と感じ、どんどん落ちていったといいます。落ちるところまで落ちると、人は誰かにその責任を押し付けたくなるものです。彼も自分がこうなったのは、家族のせいであると憎しみにも近い感情を持ち始めました。誰にも理解されない、そしてこんなはずではなかった自分の人生。出口の見えない暗闇で、どうしたらよいのか、もがき苦しんでいました。

彼に必要だったのは、直後に何かが起こっていることを察し、話を聞いてもらい、そして共感される、そういう家族関係でした。また早い段階でショッキングな出来事に対応するレメディーがあれば、深刻な状況になる前にお役に立てた・・・かもしれませんね。人生には回避できないショックな出来事が付きものです。子どもにとっては、受験の失敗、失恋、親の離婚といった分かりやすいものもあれば、仲間はずれやいじめ、親の気づかない間に起こることもあります。どうか、親御さんはお子さんの小さな変化を見逃さずに声をかけてあげてください。

このケースがよい方向に改善したのは、レメディーの影響というより、お母さんの変化がなにより大きかったと思います。同様のケースでも、変わってしまった息子を受け入れられないお母さんが、息子だけを健康相談に連れてこようとされます。しかしまずは、お母さんが相談を受けられ、ご自身がが持つ、世の中の常識や世間体と対峙し、どう息子と接するべきかを考えていただきたいと思います。

今回は、ホメオパシーが心の問題に対応できることをご存じない方もいらっしゃるかと思い、記事にさせていただきました。Yさん、ありがとうございました。

最後に、東城百合子先生の「こころの暦」の一節をご紹介します。

「赤児は肌を離すな、幼児は手を離すな、少年は目を離すな、青年は心を離すな」

深いですね~

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