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2013年7月12日 (金)

ノーモア、ヒバクシャ

30年近く、日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の代表委員を務められた、山口仙二さんが亡くなりました。お名前は知らなくとも、「ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ナガサキ、ノーモア・ウォー、ノーモア・ヒバクシャ」は聞いたことがあると思います。

これは1982年、核の数を競い合う冷戦という時代に、国連軍縮特別総会の演説で、山口さんが締めくくりにおっしゃった言葉です。演説では、ケロイドの広がるご自身の写真を見せながら、

「私の顔や手をよく見てください。世界の人々、そしてこれから生まれてくる人々、子どもたちに私たち被爆者のような核兵器による死と苦しみを、たとえ一人たりとも許してはならないのであります」と訴えました。

長崎以来68年間、核兵器は使われず、それによる被爆者はいません。しかし、被爆国であるこの国で、核兵器の影響ではありませんが、今も被爆する人がいます。

そしていまだ約15万人が非難し、原発事故の収束もしていない状況下で、再稼働に向けた各電力会社の安全審査申請がちゃくちゃくと勧められています。そもそも津波や地震大国の日本で、安全な基準などあるのでしょうか? 福島原発がこのような状態になる以前も、国も電力会社も安全だと言い続けていましたよね。それどころか、今後も核のゴミは増え続ける一方です。

未来のことを考えず、今さえよければ、自分さえよければという愚かな考えが透けて見えます。新聞かどこかで「借金まみれで、一度も返済したことのない男が、もう借金はしない、だから今日だけちょっと貸して」という一節を目にしましたが、たとえるならまさにこの男のようなものです。

選挙が近いです。今一度、被爆者を作りだすものや核のゴミを、あなたは自分のお子さんやお孫さんに手渡したいかどうかを考え、ぜひ投票所に足を運んで欲しいと思います。この一票はあなただけのものではありません。この国の未来のための貴重な一票です。

↓長崎NBC放送・被爆者の証言↓

http://www2.nbc-nagasaki.co.jp/peace/voices/no07.php

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