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2012年12月27日 (木)

リハビリと骨折による肉体的変化

骨折から2ヵ月が経ちました。擦過傷は治りましたが、深く傷を負った部分はケロイド状に盛り上がったままです。ただ範囲が小さいのであまり気になりません。痛みは膝を曲げたときだけで、100度以上曲げようとすると痛みます。ビックリするのは、筋力が衰えて、左ももの太さが右より1cm近く細くなったこと。ギブスで固定されていたとはいえ、できる範囲の運動はしていましたが、ウエストじゃないんだから、ももで1cmは結構な差です。そのため床に座わり、立て膝をして足を浮かせる(膝を上半身に引き寄せる)動作が難しいです(涙)。

というわけで、先日よりリハビリが始まりました。通っている整形外科には医師以外にも整体師さんがいて多くのお年寄りがマッサージを受けています。その横で、まるでスポーツジムにあるようなもも上げマシーン等でもくもくとリハビリしています。ただ私の前に80代のおばあちゃまが重りをつけてスイスイ足上げをしているのに、私は重りなしにもかかわらず水平に足を上げることが出来ないことに凹みます(笑)。

さて、今回の骨折で変化したことですが、ひとつは「爪が伸びない」こと。この2カ月間、あまり切っていないのですが、その分は膝の骨になっているのでしょうね。私が考えたり命令しなくても、必要な場所に重点を置いて補修作業が行われる。肉体ってホントに賢いですね。

ふたつめは、ケロイド部分以外の擦過傷の治ったところが「毛深くなった」こと(笑)。これはたぶん頭部同様、膝を守らねばと細胞が判断したのでしょう。実は以前にもまったく同じ場所をケガしているので、二度あることは三度なんてごめんでしょうから。

三つめは、あれこれレメディーをとった好転反応なのか、「やたら眠くなった」こと。骨折から3~4日は眠くて、眠くて。きっとエネルギーを治癒にまわし、無駄使いさせないための配慮もなされたのだと考えています。

最後に、足をかばう歩き方、つまり不自然な動作によって「肩コリや腰痛がでてきた」こと。昔から腰痛持ちで西式甲田療法の平床寝台(板のような堅くて平らなベット)で寝ることで腰痛が改善したので、また腰痛復活か~(ため息)と凹みました。不自然な状態が症状を誘発するのは当然のことですが、ギブスで不自然な状態は続くため、なんとか痛みを改善したいと考えました。この腰痛に効果的だったのはビワの葉温灸です。部屋に臭いがつくことが気になりますが、背に腹は代えられません。お陰でかなり改善しました。やはりなににおいても不自然はいけませんね。

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2012年12月15日 (土)

敦賀に続き、東通原発にも活断層

この数日、ちっちゃなシンクロニシティがあります。前日に田中正造の話をしていたら、翌日の新聞に大きく取り上げられたり、突発性難聴で病院帰りの近所のママ友と雑談した数分後に、同じ病の方から健康相談の予約をうけたり、期日前投票を済ませた帰り、立ち寄ったスーパーにたった今投票した立候補者がいたり、ブログに栃木生まれと書いたら、栃木の方から勉強会の申し込みをうけたり(遠方から参加いただけるなんて感激です♪)・・・ちっちゃいといえば小さいことですが、単なる偶然一致というよりは意味ある偶然と感じます。それともなんか能力がついたかな~(笑)。今後もこのような偶然を敏感に捉え、その意味を考えつつ日々を過ごしたいと思います。

本題は、10日に原子力規制委員会の専門チームが福井県の敦賀原発の断層を調べた結果、2号機直下を活断層が通っている可能性が高いと判断し、昨日は青森県の東通原発での調査を終え、同原発敷地内には複数の活断層が横断しているとの話がありました(20日の評価会合で正式判断)。

国は活断層の真上に原発を建てることを禁じており、規制委の田中俊一委員長は「(敦賀原発の)運転再開の安全審査はできない」とし、運転は認められないと表明しました。この結果、敦賀原発は廃炉を迫られる公算が大きくなりました。

しかし、日本原子力発電は、規制委の専門家チームの結論に対し、「到底受け入れがたい。客観的データに基づき主張を実証していく」とのコメントを発表しました。

そして問題は、国は活断層の真上に原発を建てることは認めていませんが、建っている完成後の原発をどう扱うのか法的な決まりがないことです。とはいえ、建てることが禁止なら、当然、建ってるものも無効でしょう、と個人的には考えます。しかし原子力規制委員会は運転を禁じることも、廃炉も、強制はできず、電力会社への要請(!)という行政指導で対応することになるそうです。

さて、電力会社は活断層直下の原発を稼働させるのか、それとも良心に則り国や人々のいのちを優先させるのか、ここはひとつ今後の動向を見守りたいと思います。

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2012年12月13日 (木)

真の文明は山を荒さず・・・

真の文明は山を荒らさず
川を荒らさず
村を破らず
人を殺さざるべし

これは足尾銅山鉱毒事件の解決に奔走した政治家、田中正造が亡くなる前年の1912年の日記に書かれた文章です。

足尾鉱毒事件では、近代技術の粋を集めたはずの銅山から流出した鉱毒によって、渡良瀬川流域の土壌を汚染し、農作物や魚に甚大な被害を出しました。政府は「富国強兵」の国策のもと、東アジア一の銅山産地を築く一方、下流の住民が受けた鉱毒被害に背を向け、鉱毒を沈殿するため最下流地の谷中村を廃村とし、遊水池とする計画を決定。正造は衆院議院を辞職し、谷中村に移り住み、村人とともに最後まで計画を阻止しようとしたもの、1906年に強制廃村となりました。明治初期には約2700人いた村人は、遠く北海道に集団移住を余儀なくされたのです。

なんだか東京電力原発事故に類似していませんか。政府は「経済発展」の国策のもと、原発を推進し、事故により放射能汚染という甚大な被害を出した・・・福島第1原発事故後に、京大原子炉実験研のメンバーとともに放射能汚染調査のため福島県飯館村に入った国学院大学の菅井益郎教授は、「現代の谷中村ではないか」と感じたそうです。暮らしを豊かにするはずの文明が村民から日常を奪い、1年半たった今も約16万人の人が故郷に戻れていません。

正造は電気が普及し始め、誰もが豊かになると期待した時代にあって、鉱毒被害に苦しむ弱い立場の人々やその人々に背を向けた政治家を目の当たりにし、文明(科学技術の進歩のみに頼る社会)は人間を滅ぼすとの警鐘を込めて書いたのでしょう。

正造は大雨のときでもみのとけさに裸足で村民の家を回ったり、晩年、余命がないと知ると、手持ちの金で村に残留した人に米を送ったそうです。正しいと思ったことを生涯を通して貫く、気迫ある正造のような政治家は今どこにいるのでしょう?

栃木生まれということもあり、来年が没後100年ということで最近見直されている田中正造を取りあげました。日曜日の選挙は、ぜひ、この国を任せるに値する政治家を選びたいと思います。そしてみなさんも貴重な一票を無駄にせず、投票所に足を運んでくださいね。

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2012年12月 6日 (木)

仏ルモンド紙「遺伝子組み換え食品に毒性の疑い」

EUでは、安全性が確認しているとは言えない遺伝子組み換え食品すべての原料表示が義務化されているのに対して、日本では「含有量の多い3番目まで、かつ重量比5%以上の場合のみ表示」「製造過程で分解されれば表示義務なし」など、消費者の健康や命よりも企業の利益最優先の規制しかありません。つまり私たちは知らず知らずに危険なものを食べているのです。

今年9月、フランスのルモンド紙に「モンサントの遺伝子組み換え食品に毒性の疑い」という記事が載りました。これはカーン大学の生物学者ジル・エリック・セラリーニが行ったラットによる実験結果で、メスには乳房に腫瘍、雄には肝臓や腎臓障害、そして両方の性で寿命の短縮!!が認められたそうです。この研究は、モンサント社が商業化している遺伝子組み換えトウモロコシ(別名NK603)の摂取が、(遺伝子組み換えトウモロコシが耐性を持たされている除草剤ラウンドアップとの組み合わせのあるなしに関わらず)有毒な効果を持つと初めて主張したものです。

実験は対象200匹以上のラットに遺伝子組み換えトウモロコシ(除草剤とセットで栽培されたものとそうでないもの)を三段階の異なる分量(11%、22%、33%)混ぜた食事がそれぞれ与えられました。顕著な差が現れたのは1年後で、オスの間では肝臓のうっ血や壊死、重度の肝臓障害が現れました。死亡率もすべての実験処置を加えたグループで上昇しました。

これまでホルモン系を乱す可能性を指摘されていましたが、「死亡率の増加」という言葉はかなりショッキングですね。ではどんな食品に遺伝子組み換え原料が使用されているのでしょう。これは特に糖分としてジュース、乳酸飲料、清涼飲料、スポーツドリンク、酒類、アイスクリーム、調味料、ドレッシング、パン、ジャム、お菓子、缶詰、漬けもの、佃煮、練り物とありとあらゆるものに添加されています。ラベルには、「ぶどう糖果糖液糖」または「果糖ぶどう糖液糖」と記載されています。

これらは異性果糖と呼ばれ、ブドウ糖の一部を果糖に添加(異性化)したもので、砂糖液と同等の甘味度があります。この原料は90%以上がアメリカ産のトウモロコシからできたコーンスターチで、残り10%弱が国産のじゃがいも・さつまいもデンプンです。輸入されているほとんど全量が遺伝子組み換えされており、30年も前に開発され、今では年間に100万トン以上が消費されているといいます。つまり国民一人当たり、毎年10Kg!!の異性化糖をとっていることになります。

この現状で健康が保てるはずはありません。先日、カリフォルニア州で遺伝子組み換え表示義務を訴える市民団体の提訴が敗北しました。そのためカリフォルニア州の人々に、知る権利は認められませんでした。日本ではゆる~い規制ではありますが、表示はされています。中には利益第一主義で、製造品の95%が遺伝子組み換え食品使用という企業もあります。せっかく表示がされているのですから、そこは目をこらしてよく読んだうえで買うかどうかの判断材料にしていただきたいと思います。

詳しくはMy News Japan「遺伝子組み換え使用ワースト1は・・・」へ

http://www.mynewsjapan.com/reports/1158


日本消費者連盟の真下俊樹氏によるモンサント社の業績

http://www.uplink.co.jp/monsanto/about.php

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