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2012年3月24日 (土)

思春期という病

映画「告白(松たか子主演・湊かなえ原作)」は衝撃的な内容でした。悪意、復讐という単語では言い表せないほどどす黒い闇を抱える女教師の話ですが、かけがえのない娘を亡くした彼女の心情は理解できる・・・が、しかしどうしてそこまで・・・

娘の死の原因は彼女の教え子(男子高校生)にありました。湊かなえ新作の「少女」の主人公も女子ではありますが、高校生。この時期の子たちって、なんてジョーシキ知らずで、衝動的で、自己中心的で、繊細で、傷つきやすいのだろう。そして大人たちの勝手な都合で、大人にされたり子ども扱いされることにいら立ち、自分が何者であるのかもあやふやで不安な時代。学校という小さな社会が全世界のように感じられ、逃れられない人間関係は息苦しく、さりとて孤立する勇気もない。しかし時として驚くほど楽観的で、些細なことで笑いが止まらず、時間は無限にあるように感じ、根拠のない自信に充ち溢れていたりもする。

自分にもそんな頃があったはずなのに、すっかり遠い過去になってしまい、リアルな感覚を思いだすことはできません。ただおばさんになった今よりも、ずっとずっと生きにくさを感じていたのは確かです。

「少女」に出てくる女子高校生たちもさまざまな思いを吐露します。

「死ぬほど追いつめられるようなことを一番打ち明けたくないのは、同じ集団に属している人たちで、なかでも、友だちだっていうことを、大人は知らないのかな。(死を選んだ友人について担任から相談を受けたか聞かれて)」

「(学校裏サイトは)見ているだけで充分。他人のことで少し笑って、自分のことが書き込まれていないことにホッとする。そうするとよく眠れる」

「小学校より中学校、中学校より高校、って友だち関係が広がっていくのはあたりまえのことだけど、あたしの場合、広がっているっていうよりは、薄まってるって感じがする。カルピスの量は一緒で水だけ増えていってる感じ。このままどんどん薄まって、ヘンな味の水みたいな人生を送ることになるのかな」

・・・読んでいて痛々しいです。親世代が読むとうちの子は大丈夫だろうかと心配になるかも。でも親世代はこの病のような思春期時代を無事に越えた方々です。そしてそのお子さんたちはあなた方の子どもです。ホルモンの影響などもあっておかしな言動が増える時期ではありますが、率直な話ができる雰囲気をつくり、子どもの言い分をよく聞いた上で、自分の子を信じること、決して大人の言い分や正論で頭ごなしにならないように話すことなどが、その後の信頼関係を築くのだろうと思います。

思春期のお子さんを持つ親御さんにもホメオパシーはお役に立ちます。おかしな言動が理解できないからと子どもを健康相談会に通わせる前に、是非一度、親御さん自身が相談してみてはいかがでしょう。親が変わると子も変わりますよ。

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