« 2011年8月 | トップページ | 2011年10月 »

2011年9月20日 (火)

過去最大規模「さよなら原発集会」

福島第一原発の事故を受け、作家の大江健三郎氏らの呼びかけで、脱原発を訴える「さよなら原発集会」とデモが東京・明治公園で開催されました。主催者発表約6万人(警察は約2万6000人←どうしてこれほどまでに開きがあるのか不思議??)が参加し、脱原発を訴える集会としては過去最大規模になりました。もちろん私も6万分の1人として、熱気あふれる明治公園にいました・・・といってもあまりの大混雑で会場に入ることはできませんでしたが。

これまで原発に反対する気持ちはありましたが、これといった行動はしてきませんでした。そしてあの大事故が起ったとき、何もしてこなかったことに大きな後悔を感じました。私一人が反対に加わっても大勢に大きな影響はないというあきらめの思いと、どこかで自分の生きている時代に歴史に残る大災害は起こらないという根拠のない安心感のうえで生活していました。しかし震災は起こり、そして避けることのできた最悪の原発事故は起こったのです。

昨日の集会檀上では、武藤類子さん(ハイロアクション福島原発40年実行委員会)が、

「目には見えない放射能が降り注ぎ、私たちは被爆者となりました。・・・毎日毎日、いやおうなく迫られる決断。『逃げる、逃げない』、『食べる、食べない』、『子どもにマスクをさせる、させない』、『洗濯物を外に干す、干さない』、『何かにモノ申す、黙る』さまざまな苦渋の選択がありました」と語り、政府交渉、疎開裁判、非難、保養、除染、測定など福島県の人々の起こすアクションに注目してほしいと訴えました。

今後は子どもたちの健康被害やその補償問題など解決の難しい問題が次々とでてくるでしょう。安全と言っている政治家や親世代が亡くなった後に発覚する問題もあるかもしれません。何しろ相手は生物に対して影響が失われるまでに10万年もの年月を必要とする放射能です。目に見えず、痛くもかゆくもありませんが、安全な数値など存在せず、確実にDNAを傷つける危険極まりない物質です。福島の現状を考えると、地震大国の日本に54基もの原発が存在すること自体正気の沙汰とは思えません。

昨日の報道ステーションに出演した作家の高村薫さんも

「すでに失われしまったものは、何兆円を投じても戻らない。お金で道路は作れるが、そこに人々が戻るかは分からない。日本人が思い描く自然や風景は失われ、土くれから変わってしまった。経済への影響はどうあれ、原発はやってはいけないこと。今は厳しい選択(脱原発)こそが希望につながる」と語っていましたが、同感です。

そして物事に対して違和感を感じたら、それを忘れずにいること。大多数の意見に安易に同調し、流されてはいけない。過去、この国は違和感を口にすることがはばかられ、大きな流れにモノ申すこともできず、戦争へと突き進んだ歴史を持ちます。その過去を教訓に、違和感を表現する、モノ申す存在でありたいと考えるようになりました。個人は小さな存在ですが、大河も一滴からです。これを読んでくださる人にデモに参加しろとは申しません。でも少しでも違和感を感じるのであれば、まずは1000万人署名から検討してはいかがでしょう。

それにしても過去最大規模の集会にもかかわらず、報道の少なさにビックリです。テレビでは約1分程度、別の番組でも3分位でした。新聞紙面も、読売ではたった1段(4×11cm)、大きく取り上げた東京新聞は紙面の4分の1でした。数万人単位の人の集まりはかなり大きな出来事だと思うのですが・・・??

|

2011年9月14日 (水)

子宮頸がん予防ワクチン接種後の死亡例(追記)

子宮頸がん予防ワクチンについては、2009年11月にも記事を書きました。ワクチンは英国グラクソ・スミスクラインが製造した「サーバリックス」で、このワクチン接種2日後に女子中学生が死亡したことが厚生労働省の専門調査会で報告されたそうです。

今年になってからは、しつこくテレビコマーシャルが繰り返されたことで広く認知された子宮頸がんワクチンは、日本では09年12月に販売が開始され、これまでに約238万人が接種を受けたと推定されています。同ワクチン接種後の死亡例は国内初ですが、ワクチン接種との直接的な因果関係は認められないといいます。今回の例も女子中学生には突然不整脈を起こす「心室頻拍」の持病があり、直接の死因は不整脈と推定されています。

しかし接種後の死亡は今回が世界で5例目。そして因果関係がはっきりしてた事例はないといいます。それなら「因果関係は認められない」ではなく、「因果関係ははっきり分からない」といったほうが適切なように感じます。

肉体にとって異質なものが、体内に侵入する経路は限られています。口や鼻など以外にも傷口からも入り込む可能性があります。しかし注射という形で体内に突然、深く入り込むことは肉体にとって想定外の事態です。そしてその異物は、薬剤同様、効果と同時に副作用を持っています。またホルマリンやチメロサール(水銀化合物)が入っているものもあります。

人によっては注射部位が腫れたり、発疹、発熱、けいれん、アレルギー反応などが副作用としてあらわれます。場合によっては呼吸困難やアナフィラキシーショック、さらには免疫機能に支障をきたすギランバレー症候群や急性脳脊髄炎などを引き起こす可能性があります。

それらはいつ、誰に、どのように起こるか予測することもできません。そのような異物が重大な結果に何の関与もしていないと言いきることができるのでしょうか? 逆に「因果関係を完全に否定することはできない」といってもらうほうが、世の親たちには接種をするかどうかの判断基準のひとつとできてよいのではないでしょうか。

因果関係が否定できないワクチン接種をあなたはお子さんにしたいですか?

※(追記)接種を検討されている方には、ワクチントーク全国(特定非営利活動法人日本消費者連盟)編集の「必要ですか?子宮頸がんワクチン」の一読をおすすめします。

|

2011年9月12日 (月)

子育てを振り返って

少し以前の話です。気持ちのいい青空の下、洗濯物を干しながら、ふとこれまでの子育てについて振り返ってみました。親として私は何を教えることができたのか・・・

物の名前やら言葉の意味、マナーや社会のルール、掃除・洗濯・料理など多岐にわたって教えてきました。私の手を必要としなくなった最近では、英単語や法律用語、放送禁止用語などを尋ねるまでに成長しています。

もちろん出来る限り丁寧に、間違ったことを教えないように注意を払いました。そして財産とよべるものがない我が家では、教育こそが子に残せる唯一の財産と考えていました。

しかしそれはとんでもない勘違い!!

私は何一つ教えていないことに気づいたのです。

教える前から鼻呼吸を始め、初乳を飲み、泣いて不快を訴え、あっという間に寝返りをうち、歩き始めたわが子に、何が教えられたのか・・・。教えたことと言えば、さして重要でないことばかりで、生きるうえで最も大切なことは何も教えていなかったのです。

ならば子どもに何かを教えてやろうなどというのは親の傲慢であり、その必要はないのかもしれません。子どもには自ら学び、吸収する才能があります。親はその芽をを摘まないように、そしてどんな時も子どもを見守り、丸ごと受け入れる覚悟を持つこと。それぐらいしか出来ないな~、と思い至ったときに洗濯かごは空になっていました。

最近は子どもから教えられることが多く、この子によって親をやらせてもらえていると感じる毎日です。

|

2011年9月 1日 (木)

それってお子さんの問題ですか?

ホメオパシーの健康相談会をしていると、お子さんの問題について相談されることが多いです。子どもの言動が理解できずそれが大きなストレスである、自分の子なのにかわいいと思えない・・・などなど。うんざりした表情のお母さんもいますが、どちらかというと何とか現状を打開したいと思い悩み相談される方が多いです。

そこで言いたいのは、よくぞ話して下さった!ということ。少し以前なら、家族の問題は恥であり、外部に漏れぬよう隠される傾向がありました。父親は子育てを母親に任せきりで、何かあれば母親の育て方に問題があったかのように言われたものです。

昨今は子育てに積極的なイクメンも増加していますが、それでも多くの時間を過ごすのはやはり母親です。昔に比べ核家族になったことで、家事や買い物の合間に子どもを預けたり、愚痴を聞いてくれる家族もいない。母子の密接にならざるを得ない環境が閉塞的な気分に向かわせているよう感じます。

そして自分の子が理解できないことは親としての能力不足であり、誰からともなくそれを責められているかのように感じてしまいます。またかわいいと思えない罪悪感に苛まれるケースもあります。それらを自分の心の問題としてとらえる方もいれば、子どもの責任にする方もいます。後者の場合、誰からも褒められる存在=いい子(母のいうことをよく聞く子)に育てることで責めを受けないようにしたいとの考え至るようです。また現状に満足できない自分と同じ人生を歩ませないためにも厳しくしつけを行うことは、ひとえに子どものためであり、暴力が伴ってもいた仕方ないと思ってしまうようです。

でも考えてみてください。子どもが悪い言葉を使う、素行が悪い、だから理解できない、かわいいと思えない・・・これらはお子さんの問題でしょうか? いいえ、それはこうあるべき、と考えているお母さんにこそ問題があります。

もちろんホメオパシーでは、お子さんの問題(おねしょ・チック・多動・他人に噛みつく・駄々をこねる・泣く・暴言を吐く・物を盗むなど)にも対応できますが、これらも同様に、子どもだけでなく母の問題であり、母子一緒の相談会をおすすめしています。

最近、虐待の末に起こった痛ましい事件報道を耳にしますが、相談会でも虐待の相談が急増しています。これってしつけじゃなくて虐待?と感じられたら、ひとりで抱え込まずに、相談相手を見つけて欲しいと思います。健康相談会がその選択肢のひとつになればよいと心から思います。人としてこんなこと言ってはいけないのではと思われるようなお話でも愚痴でも何でも伺います。まずは誰かに話すことから解決の糸口を見つけてみませんか?

★現在相談会は、奇数火曜日と偶数木曜日を担当しております。ご相談方法は直接・電話・スカイプ・通信があります(詳しくは←左のカテゴリー:ホメオパシー健康相談会をお読みください)。ご質問・ご予約は東京総本部(☎03-5779-8007)にて承ります。

|

« 2011年8月 | トップページ | 2011年10月 »