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2011年6月 8日 (水)

江東区のお母さんが汚泥焼却炉からの放射能放出を告発

昨日、「NO!放射能・江東こどもを守る会」が東京都庁を訪れ、東京都知事に緊急要望書を提出しました。その後、お母さんたちは記者会見を行い江東区にある汚泥焼却施設(東部スラッジプラント)周辺の放射能汚染の実態を訴え、詳細な調査と対策や江東区内の学校・公園などの放射能調査と対策を訴えました。

どうも放射能を含んだ雨水を下水処理場で汚泥に、その後スラッジプラントで汚泥を焼却する過程で放射能が濃縮され、焼却によって大気に放出されているようです。そのため江東区にある東部スラッジプラントの周辺では、高濃度の値が検知されました。この数値は、文科省が定めた福島県での目標値を上回るものであり、こどもが安心して遊べる環境とは言えません。にもかかわらず、付近にはグラウンドや野球場などがあります。

小さく報道されていた下水処理場の問題について、子をもつ親たちは安心できなかったため神戸大学院海事科学研究科の山内知也教授に依頼し、自主的に調査を行ったようです。その結果は驚くべきものでした。

放出される放射能以外にも、汚泥焼却後の灰にはさらに高濃度の放射能が存在しており、それらは5/12まではコンクリートに混ぜて再利用されていたことやそれ以後の灰の処理が進んでいないことなど、問題山積です。

ある人(政府でも識者や企業家、有名人誰でも)が言ったから、多くの人の意見だから、ということで安易に鵜呑みにしたり、周囲に同調することは、せっかく「だれかれの自由な使用をゆだねられた(梅棹忠夫氏著書「アマチュア思想家宣言」より・6/6の記事もお読みください)」自分の思想(意思や判断)を手放すことになると思います。それでは知的生命体として生まれた意味がない、とは思いませんか。やはりひとりひとりが思想をもち、行動する、それが文明を正しい軌道に戻す最終的な手段であり、人類の英知なのかな~と、今日も考えて続けています。

※東部スラッジプラントの調査については下記「フクロウの会」まで

http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2011/06/post-9383.html

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