« 2011年5月 | トップページ | 2011年7月 »

2011年6月21日 (火)

さようなら原発 1000万人署名呼びかけ

6/15に「原発さようなら集会」と「原発にさようなら1000万人署名」のふたつの脱原発アクションについての記者会見が行われました。この運動は、内橋克人さん、大江健三郎さん、落合恵子さん、鎌田慧さん、坂本龍一さん、澤地久枝さん、瀬戸内寂聴さん、辻井喬さん、鶴見俊輔さんの9名が呼びかけ、1000万人を目標にした脱原発の署名活動とともに、9/19には東京の明治公園で5万人規模の集会開催が予定されています。

現在、これまで反原発にかかわりのなかった子を持つ親たちを中心に、全国で草の根運動が広がっています。鎌田さんは「これらの動きを一過性のものとして終わらせないよう、連帯を強めていきたい」と抱負を語っています。脱原発に向けて何らかの行動をしたいと考えている方には、署名がアクション第一歩になると思います。

ぜひ多くの方に参加していただきたいと思います。私もさよなら原発に賛同します。

(さようなら原発 1000万人アクション)

http://www.peace-forum.com/no_nukes/2011/06/110615action-news.html

|

2011年6月19日 (日)

原発再稼働を要請・・って時期尚早でしょう

18日、経済産業省原子力安全保安院による水素爆発などのシビアアクシデント(過酷事故)に対する安全対策がすべて適切に実施されているとの判断から、海江田万里経済産業相は「再稼働は可能」との見解を発表し、近く原発の立地地域を訪問し、再稼働を要請するとの報道がありました。

福島第1原発の事故検証がされていないばかりか、汚染水の処理も停滞しているこの時期に?? 汚染水については除去装置が動いても課題が残ると京都大学の小出先生が指摘しています。課題とは、汚染水の中からゼオライトなどの別の化学物質にくっつけるても、放射性物質は濃縮された形で残るだけで、それをどこに保管するかということが解決されていないのです。(詳しくは17日放送のテレビ朝日「報道ステーション」録画をご覧ください)

http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/06/18/tv-asahi-jun17/

いいえ、それどころか福島の状況がいつ終息するのかもわからない今、再稼働を要請するっていうのは尚早としか思えません。そのうえ記者会見では、「原発が稼働できなければ産業が停滞し、国民生活への不安が生じる」との発言もありました。国民は再稼働のほうが不安だと思うのですが・・・ みなさんはどうお考えになりますか?

|

2011年6月15日 (水)

イタリアの原発再開を断念に続け!

イタリアで12、13日に行われた原発再開の是非を問う国民投票は14日、開票作業が終了し、投票率54.79%、原発再開への反対票は94.05%!!に達しまた。これをうけベルルスコーニ首相は、「政府と議会は結果を完全に受け入れる義務がある」と述べ、原発NO!との民意に従う意向を示しまた。これで欧州ではスイス、ドイツ、オーストリアが反原発の方向に舵を切ることになります。

日本でも日本共産党東京都議会議員団が都内の放射線量測定結果を公表したこともあり、遅ればせながら都でも本日15日より都内全域で放射線量の測定を始めました。100カ所で実施した結果は都のホームページで掲載されるようです。

(都議団による都内各地の放射線量測定結果一覧表↓)

http://www.jcptogidan.gr.jp/html/menu5/2011/20110525195904_5.pdf

識者の中にはいまだに「安全」と繰り返す方もいますが、線量は限りなくゼロに近いほうがよいと考えます。安全な放射線量などないし、都議団の調査で判明したスラッジプラントのある江東区や大田区より、場所によっては葛飾区や足立区の線量の方が高かったことを考えると、小さなお子さんのいるお宅では生活を考え直す必要があるかもしれません。

また、今回の福島原発事故を受け、国や電力会社に原発の運転停止を求める全国弁護士団が7月に結成されることになりました。弁護団は今秋にも、地元住民を原告とした訴訟を各地の地裁に一斉に起こすようです。原発の安全性をめぐり、全国的な弁護団が結成されるのは初めてのことだそうです。

原発を巡っては、これまで周辺住民が国に設置許可の取り消しなどを求める訴訟を起こしましたが、原告側の勝訴が確定したケースは残念ながらありません。

しかし東電福島第一原発の事故調査・検証委員会の畑村洋太郎委員長(「失敗学の法則」著者)は「危険な原子力が安全なものとして扱われてきたのは間違いだった」としており、そろそろ国もこの事実を認めるべきなのではないかと思います。

毎日のように被曝限度を超える原発事故作業員が増え、この人災によって自殺者まででる現状が正しいわけがありません。

これからも私たちは放出された放射線とともに生きなければなりません。チェルノブイリの影響が今日もあるように、終息できていない福島の影響が今後どれほど続くかはわかりません。それでもこの国で生き続けなければならないのです。ならばこれ以上、空気も土も水も汚したくはありません。何より子どもたちに汚染された未来を引き継がせたくありません。心から脱原発へのシフトを願います。

|

2011年6月13日 (月)

電気が足りようと足りなかろうと、原子力だけはやってはいけない&2011健康博

先週はAKB48の総選挙やら脱原発デモやらでみなさんお忙しかったことと思います(笑)。一昨日のデモは150ケ所10万人が参加したと聞き、特に子どもの手をひいて参加する母親の姿が多く見受けられ、「子どもを守りたい」という強い思いの表れだと感じました。このような脱原発アクションのひとつとして神戸で開かれた集会「THINK FUKUSHIMA いのちを考える神戸パレード」で小出裕章氏(京都大学原子炉実験所助教)が原発について話されました。

原子力は利用すれば必ず放射能を作り出し、それを無毒化する方法をわたしたちは持っていない。よく原発はトイレのないマンションと言われるが、自分の生み出したごみを処理できないなら、そんなものは止めようよ。現在、始末のできないごみはとてつもない放射能を出し、その中で福島の人々は、子どもも含め生きている。どうしてそのことを自分のこととして感じないのか。核のごみは子どもの代、孫の代・・10万年、100万年先まで残ってしまう。なんという酷いことをやっているのか。しかし原発は今日も稼働している。それは原発を止めると停電する、不便になる、そのことが嫌な日本人が多いらしい。でもそれは嘘! 原発を全て止めても何の支障もない。ゆえに即刻、原発を廃絶させたいと思っている。原発がなくても問題ないと知ってほしい。しかしそれより言いたいのは、電気が足りようと足りなかろうと、原子力だけはやってはいけない!!

といった力強いメッセージでした。ほんの8分ほどですが、日本人全員に聞いて欲しい内容です。

http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/06/11/think-fukushima-jun11/

さて、先週私は何をしていたのか。実は急遽の依頼でお知らせする間もなく、2011健康博にてQX-SCIOミニ相談会に出かけていました(事後報告になってしまいスミマセン)。伺った9日は最終日で、由井先生の講演会が開催された前日より来場者は少なめだったようです。それでもCHhom(カレッジ・オブ・ホリスティック・ホメオパシー)のブース前を通りかかった方々に興味を持っていただき、QX-SCIOを体験していただくことができました。今回も相談とは別の問題をQXに指摘されビックリされる方や自分の潜在意識に質問を希望する方もいました。お勧めのレメディーをご案内しましたが、これは機械が選択したものです。くわしい相談者の状況を伺ったわけではありませんので、健康相談に興味をもたれた方は是非、池尻大橋の日本ホメオパシーセンターへ足を運んでいただきたいと思います。再会できることを心から楽しみにしております。

最後に足を運んでくださった方、CHhomボランティアの方々に御礼申し上げます。

|

2011年6月 8日 (水)

江東区のお母さんが汚泥焼却炉からの放射能放出を告発

昨日、「NO!放射能・江東こどもを守る会」が東京都庁を訪れ、東京都知事に緊急要望書を提出しました。その後、お母さんたちは記者会見を行い江東区にある汚泥焼却施設(東部スラッジプラント)周辺の放射能汚染の実態を訴え、詳細な調査と対策や江東区内の学校・公園などの放射能調査と対策を訴えました。

どうも放射能を含んだ雨水を下水処理場で汚泥に、その後スラッジプラントで汚泥を焼却する過程で放射能が濃縮され、焼却によって大気に放出されているようです。そのため江東区にある東部スラッジプラントの周辺では、高濃度の値が検知されました。この数値は、文科省が定めた福島県での目標値を上回るものであり、こどもが安心して遊べる環境とは言えません。にもかかわらず、付近にはグラウンドや野球場などがあります。

小さく報道されていた下水処理場の問題について、子をもつ親たちは安心できなかったため神戸大学院海事科学研究科の山内知也教授に依頼し、自主的に調査を行ったようです。その結果は驚くべきものでした。

放出される放射能以外にも、汚泥焼却後の灰にはさらに高濃度の放射能が存在しており、それらは5/12まではコンクリートに混ぜて再利用されていたことやそれ以後の灰の処理が進んでいないことなど、問題山積です。

ある人(政府でも識者や企業家、有名人誰でも)が言ったから、多くの人の意見だから、ということで安易に鵜呑みにしたり、周囲に同調することは、せっかく「だれかれの自由な使用をゆだねられた(梅棹忠夫氏著書「アマチュア思想家宣言」より・6/6の記事もお読みください)」自分の思想(意思や判断)を手放すことになると思います。それでは知的生命体として生まれた意味がない、とは思いませんか。やはりひとりひとりが思想をもち、行動する、それが文明を正しい軌道に戻す最終的な手段であり、人類の英知なのかな~と、今日も考えて続けています。

※東部スラッジプラントの調査については下記「フクロウの会」まで

http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2011/06/post-9383.html

|

2011年6月 6日 (月)

ETV特集「暗黒のかなたの光明」を観て

昨年7月、90歳で亡くなった比較文明学者、梅棹忠夫氏。日本の民俗学研究の礎を築き、戦後の日本社会に大きな影響与え続けた梅棹氏の幻の書「人類の未来」の資料が発見されました。現在(6/14まで)国立民族学博物館で開催中の「ウメサオタダオ展」の資料調査・整理の過程で未公開の資料が見つかったようですが、半世紀近く前に人類の行く末について数々の予言をしていた!と聞いたら、観ないわけにはいきません。 「地の巨人」と呼ばれ、独自の文明論で「人類の未来=暗黒のかなたの光明(未完の書のエピローグ)」を模索した梅棹氏を荒俣宏(作家・博物学者)が識者との対話によって浮き彫りにする番組でした。

知的好奇心をくすぐる番組内容に導かれ、昨夜はテレビの前に陣取りました。この好奇心は人間が知的生命体であるがゆえの衝動であり、科学の探究も同様、それは人間の業。だから性欲同様(笑)、止めろといわれても止められない。その最大の特徴ゆえに人類の未来は暗黒であるが、そのかなたには光明もある、と書きしるされた「人類の未来」。未完ゆえに光明が何を意味するのかを明言することはできませんが、おぼろげに見えたように感じました。

震災以降、暗いトンネルの中で、先の見えない重苦しさが漂う感覚を振り払うことができないと感じている人は少なくないと思います。これまで人類はその業によって、あまりに左脳的に物質文明を謳歌してきました。しかしそれは文明のひとつの側面でしかなく、右脳的に心の中に構築することができる、という考え方も光のひとつだと思います。

また山折哲雄(宗教学者)氏がいう、アングロサクソン系、ユダヤ・キリスト教の考え方の根底に流れるのはノアの箱舟(=生き残りの物語)であり、これは裏を返せば犠牲の物語だ。政治も経済理論も生き残ることをよしとし、日本の経済発展もこの西洋型の考えを十分に咀嚼し、受け入れ実践してきた結果に他ならない。一方、仏教的(法華経)な考え方には三車火宅の物語(=助ける時はすべてを助ける、犠牲のない物語)があり、日本人の身体感覚としては前者より後者のほうがしっくりくる。地震や津波だけでなく、台風や火山など自然災害の多いこの国にあって、無常(形あるものはいつか消えゆく)を淡々と受け入れられる我々に刻まれたDNAにこそ光があるのかもしれない。

制度と装置から成る文明にほころびができ、誰もが気づいているにもかかわらず、それを壊すことは容易でない。ましてその文明を維持しようとする政府やそこで利益を得ている企業が変革を望むはずもない。ならばひとりひとりが主体者となって、知的生命体として何が人類のしあわせなのかを考え、行動することが必要となる。梅棹氏はいう。「思想はつかうものである。思想は西洋かぶれのプロの思想家の独占物ではないのであって、アマチュアたる土民のだれかれの自由な使用にゆだねるべきである。プロにはまかせておけない。アマチュア思想道を確立すべきである」このアマチュア思想こそが、自らの意思で活動するボランティアの考えであり、市民の力こそ文明の暗黒の光明となりうる!!と私は信じます。

|

« 2011年5月 | トップページ | 2011年7月 »