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2009年11月30日 (月)

子宮頸がんワクチン来月にも接種開始

26日の読売新聞夕刊に、20~30歳代の患者が増加している子宮頸がんの発症につながるヒトパピロマウイルス(HPV)の感染を防ぐワクチン「サーバリックス(クラクソ・スミスクライン社)」が承認され、来月にも接種が開始されるという記事を読みました。

子宮頸がんは、子宮の入り口・子宮頸部のがんで、日本では毎年1万人以上が発症し、特に若い世代に多いのが特徴。HPVは性交渉で感染し、性交渉経験のある女性のなんと!8割が一度は感染するありふれたウイルスであり、100ある型のうち約15種類に発ガン性があるそうです。通常は感染しても免疫力で自然に排除されるが、一部で感染が続くと細胞に異常が出る「異形成」というがんの一歩手前の状態になり、さらに進むとがんになります。発ガン性のHPVに感染してがんまで進むのはごく一部で、その予測はできないため、女性は誰もが予防する必要があり、それには予防接種と検診(細胞をとって異常の有無を調べる)が重要という内容でした。

しかし新型・季節性インフルエンザや肺炎球菌の予防接種も推奨されている今、またワクチンか~、と思ってしまいました。米国では日本の倍の感染症ワクチン接種が推奨されている現状から、日本は少なすぎるとの意見もあります。記事にはHPVワクチンで予防できるのは、最もがんになる頻度が高い2つの型(16型・18型)だそうで、今後おそらくその他13種類の発ガン性のある型のワクチンも作られることでしょう。子宮頸がん予防のために、一体何本を接種するればいいのでしょう?このままいくと将来、水虫もヘルペスも予防するワクチンが作られ、毎日が接種日になるのではないかと思ってしまいます(これらは命にかかわる病ではありませんが・・)。

8割が感染しても多くは発病しないし、免疫力で自然に排除できるなら、バイタルフォースをupしたほうがいいんじゃない?と単純に思います。ワクチンにはメリットがあると主張する人には、リスクがともなうという事実もあわせて宣伝して欲しいものです。世の中の全てのウイルスや細菌に対抗する方法を選ぶか、闘わず共生する方法を選ぶかは、あなた次第です。ただし対抗する決心をした方は、ワクチンに添加されるさまざまなものとも戦う覚悟が必要になりますね。

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