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2009年10月22日 (木)

ワクチン接種海外情報~接種を悩んでいる方へ

日本でも新型インフルエンザ・ワクチン接種が開始されましたが、さまざまな自治体や医療現場は混乱が生じているようです。厚生労働省も19日に「国産ワクチン接種回数について、原則1回」としたものを翌日には「原則1回にするとした方針は拙速だった」と前言見直しすることとしました。そんな中、東京大学のグループが実施したアンケートによると「新型豚インフルエンザ・ワクチン接種を3割以上の人が希望していない」との結果が出たそうです(朝日新聞10/20)。国民がこの数字をどう感じるのか分かりませんが、身近な人たちの9割超が希望しないので、個人的にはかなり少なく感じました。国内ではいつから、誰が、どこで、いくらで、といったことには関心が集まっているようですが、安全性などについて十分な議論も報道もなされていないことの方が気になります。

一方海外ではどんな報道があるのか調べてみました。アメリカやカナダでは史上最大の作戦?ともいえるワクチン・キャンペーンが行われており、ニューヨーク州保険局は医療従事者に対して、11月30日までにワクチン接種をするよう通達し、従わない場合は解雇を含めた処分もありえるとしていました。結局ニューヨーク州地方裁判所が16日、大手労組が出した訴えを認め、一時差し止めが命じられました(CNN10/17)。

http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200910170022.html

また10/16APFによると、ニューヨークの医療関係者らが、米当局が進める予防ワクチン接種プログラムについて、ワクチンの安全性を確認する臨床試験に問題があるとして中止を求める訴えを起こしました。

http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2653361/4759951

他にも米国保険医療担当者がワクチン接種に消極的であるとの報道もあります。

http://macondaily.com/news.asp?id=26039

しかし州によっては、無料ワクチン接種クリニックをもうけたり(シカゴ)、接種の列が数千人に及ぶ事態(アイダホ)にもなっているようです。それでも子供を持つ親たちの65%がワクチン接種を望んでいないし(オレゴン・消費者協会調査)、72%の両親が副作用を心配している(AP通信調査)との調査結果があります。

http://www.expatica.com/be/news/belgian-news/Swine-flu_-Belgians-protest-against-the-new-vaccination_57267.html

イギリスではGPと呼ばれる家庭医の半数、看護師の3割が、ワクチン接種を拒否しているとのことで、医療従事者以外の人に行き渡るのか不安を抱く日本人には理解しがたい状況になっているようです。ワクチンに詳しいはずの医師や看護師が拒否するのはなぜなのか? ワクチン接種に悩んでいる方には考えていただきたいです。

http://www.dailymail.co.uk/news/article-1208716/Half-GPs-refuse-swine-flu-vaccine-testing-fears.html

http://www.dailymail.co.uk/health/article-1207270/A-nurses-refuse-swine-flu-jab.html

ベルギーでも市民団体が実験的兼ね合いが強く、安全性と効果に疑問とのことから国に反対意見を呈しています。

http://www.expatica.com/be/news/belgian-news/Swine-flu_-Belgians-protest-against-the-new-vaccination_57267.html

ワクチンの害とりをホメオパシーでやればいいとの安易な考えを持つ方が希にいますが、一度体内に入ったワクチンをなかったことには出来ません。現代は多くの情報が簡単に入手できる時代です。テレビの報道や近所の人のお誘いなどに流されることなく、正しい情報をご自身が納得できるまで精査検討し、接種するかを決めて欲しいと思います。

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