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2008年10月29日 (水)

生命は常に流れている

バイタルエレメント講座の際、サプリメントとの違いについて、外から物質を足すのではなく、過不足を気づかせるものだと説明しました。鉄分やカルシウムを取り込んだり、余分な尿を排出する利尿剤のような薬とは違い、物質は含まれていませんので、欠乏していれば食べ物から吸収を高め、過剰であれば排泄を促す気づきを与えてくれるだけなのです。この説明の後に参加者から、

「では、正しい食事をしなければならないのですね」

もちろんそうですね。以前、家庭用レメディーやミネラルのレメディーをとっていれば多少不摂生をしても大丈夫ですね、と聞かれたことがありますが、そんな訳にはいきません。大人になると10年前と体型が変わらないので、この肉体は10年前と同じだと考える人がいますが、これも違います。肉体は日々新しく変化し続けています。この肉体を構成し、生命を維持するためには食事をせねばなりません。昨今ニュースで取りざたされるメラミンやパラジクロロベンゼンで生命は維持できません。ゆえに正しい食事が不可欠なのです。

本日使わせいただいたタイトルで雑誌にエッセイを書かれた青山学院大学教授・福岡伸一氏は最近お気に入りの作家であります。近著「生命と食」でも「何を食べるかが重要」とおっしゃっています。エッセイの中でも・・・

その(生命の)流れを止めないために食べ続けているのです。生命を機械とみなすと、食べ物はガソリンと同じようにカロリーで終わってしまいます。しかし、生命を動的な流れそのものと捉えると、機械論的生命観(90年代後半に完成した2万数千種類の遺伝子という部品を人工的につくり、遺伝組み換えや臓器移植、ES細胞などのテクノロジーの進歩によりいずれ生命の謎を解明したり、部品から生命をつくるというような、生命は部品によって成り立っているとの捉え方)とは違う見方がでてきます。食べ物は、体の中の部品と入れ替わる素材ですから「何を食べるか」が非常に重要になってきます。体の部品にならないものが食べ物に紛れ込んでいたら、どんなに無害でもそれを排除するために、余分なエネルギーと時間がかかり、体全体の平衡に対して負荷になります。

本当にごもっとも!な内容です。「食べ物は、体の中の部品と入れ替わる素材ですから「何を食べるか」が非常に重要になってきます」←大事なことなので2度言いましたよ(笑)。みなさんもこのことを胸に刻んで、日々の食事を大切にしていただきたいと思います。

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