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2008年7月14日 (月)

米国ワクチン裁判で原告勝訴

先日「アメリカの毒を食らう人たち」に書かれたワクチン中のチメロサール(防腐剤として使用される水銀)について記事にしましたが、米国では約1000件以上のワクチン裁判が現在進行中です。その中でも注目を集めたハンナ・ポーリングちゃんの裁判で、ジョージア州アトランタの連邦裁判所は、原告に打たれたワクチンが「退行性脳障害」と「自閉症」を誘発したと認めました。

2000年、ハンナちゃん1才7ヶ月の時、異なる9つの病気のための5つのワクチンを1日で接種しました。その日まで完全に普通の発達をしていた彼女は、接種直後発熱し、叫び声をあげ、背中をアーチ形に反り返しました。そしてその後、彼女は自閉症の典型的な兆候、たとえば明かりをじっと見つめる、円を描くように走る、扇風機をジロジロ見つめるなどし始めました。精神科医の父ジョンと看護師の母テリーは、ワクチン接種が影響していると考え、調査・立証を試みました。ハンナちゃんがラッキーだったのは、両親の職業もあると思います。彼らが、どういう経緯を経てチメロサールが細胞内のミトコンドリア(物質代謝や能動輸送を行う細胞の発電所であり、ATPアデノシン三リン酸合成を行う)障害を引き起こし、その結果自閉症を発症したと結論づけたのか詳細はわかりませんが、これによりハンナちゃんには補償金が支払われることになりました。政府は幼い頃のワクチン接種が、小さな女の子の自閉症につながったことは認めましたが、ワクチンが自閉症の大部分を引き起こすと認めたわけではありません。ただこの判決を政府が重く受け止めて、今後、倍増させた接種回数や1日で数種のワクチン接種をする現状が変わることを強く願うばかりです。

このケースが注目を集めた理由として、男児に多い自閉症が女児にも起こりうること、この11年程の間に接種回数が倍増したワクチン被害の初期の原告であり、医師家族がなんとかワクチンと自閉症の因果関係を立証してくれるのではないかという多くの被害者家族の期待があったのではないかと考えます。またこの裁判の行方次第で、接種を保留している人もいたのではないでしょうか。それが政府によって認められた点において重要な判決であり、日本でももっと知られるべきではないかと思います。

由井先生も、ここ数年、米国で急激に増加している自閉症は、ハンナちゃんのように接種直後に起こる子もいれば、チメロサールが除々に蓄積され、その子の許容量を越えた時点で発症することも考えられるとのことです。水銀を排出する能力が低い子もいるというのは以前も書きましたね。今まで全てのワクチン接種をしていても何の問題もない、という方もいると思います。しかしそれはたまたま排出能力が高い、もしくは許容量を越えていないだけかもしれません。またワクチンにはチメロサール以外の危険な物質がまだまだ添加されていることも忘れるわけにはいきません。是非一度、ご家族で話し合われることをお勧めします。また7/26JPHMAコングレスでも自閉症についての発表が行われますので、興味のあるかたはご参加下さい。

ハンナちゃんに関するabcニュースの動画と記事を読みたい方は→

http://honyaku.yahoofs.jp/url_result?ctw_=sT,eCR-EJ,bT,hT,uaHR0cDovL2FiY25ld3MuZ28uY29tL0hlYWx0aC9NaW5kTW9vZE5ld3Mvc3Rvcnk/aWQ9NDQwMjkzMCZwYWdlPTE=,qlang=ja|for=0|sp=-5|fs=100%|fb=0|fi=0|fc=FF0000|db=T|eid=CR-EJ,

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2008年7月 4日 (金)

【水疱瘡(みずぼうそう)・水痘】

ここ数日水疱瘡についての質問が増えています。罹ったことがない人も、既に罹ってしまった人も家庭用レメディーキットや予防用キットがあれば、対応にあわてることはないでしょう。備えあれば憂いなしです。比較的害の少ないウイルス性疾患なので、親御さんの日々の観察で発見、対応・予防ができると思います。

水疱瘡は麻疹(はしか)に次ぐ伝染力で、急に37~38度の熱とともに発疹が胸や背中に現れます。私の場合は、額の髪のはえぎわが始まりで、全身に小さなブツブツが広がりました。潜伏期間は平均14日間前後で、子供の場合は急性病そのもののように発症しますが、大人の場合は頭痛・胃の障害・微熱・疲労などの初期段階から始まることもあり、まれに40度の高熱を出す場合があります。発疹は透明もしくは濁った感じの水泡から黄色い膿疱へと変化し、最終的には黄茶色や黒褐色のかさぶたとなって剥がれ落ちます。最初の2・3日位は新しい発疹が全身にでき続け、3~4日は発疹・水泡が共存し、その後かさぶたは14日間位で自然に落ちます。

激しいかゆみがあるため、掻き壊してしまうと化膿したり、瘢痕が残るおそれがあるので、なるべく掻かないようしましょう。またひっかくことで様々な余病を併発するおそれもあります。水泡や掻いてしまった患部にはCクリーム(スパジリックビーC)、かゆみにはR・Tuクリーム(スパジリックビーR・Tu)で乗り切りましょう。

【水疱瘡・水痘】

Aconiteアコナイト ・・・・・高熱をともなう水疱瘡は少なくなっており主要レメディーではないが、突然の高熱に不安が伴い、落ち着きがない場合。

Antim-tartアントタート・・・・・発疹が進行しない場合や咳を伴なう場合に。子供はウトウトしたり、ぐったりしている。

Belladonnaベラドーナ ・・・・・高熱・顔や皮膚が赤い場合。頭痛がひどい時にも。

Cantharisカンサリス  ・・・・・強いかゆみがあり、まるで火に焼かれるような痛みを伴う時。

Mercuriusマーキュリー・・・・・発疹から出る分泌物が悪臭の場合や二次感染が化膿とともに始まった場合。

Rhus-toxラストックス ・・・・・水疱瘡の主要レメディーで、かゆみがひどく、夜に落ち着きがなくなる子供に。

Pulsatillaポースティーラ・・・・水泡が破れ黄色の汁が出ている時や子供がメソメソ、グズグズ不機嫌な時に。何も飲食したがらない場合にも。

Sulphurソーファー   ・・・・・治癒の過程を促進させたい場合に。

上記以外にもYOBOキット中のVaricellaバリセラ(瘢痕を残したくない場合は3日ごとに2・3週間与える)やキッズキット中のAntim-crudアントクルード(遅い段階で咳が出で、夜に悪化する。とびひのレメディーでもある)、水疱瘡で失われるミネラルのためにTS32(YOBO含)も毎日おとり下さい。

※水疱瘡の予防接種をしていない場合は、麻疹同様キットで予防が可能です。就寝前にVaricellaバリセラHerpes-zosterヘルペスゾスターを各1粒、5分後に再度各1粒をリーピートします。これを3日間続けます。毎年1回、また身近で流行している時も同様にとることで予防になります。予防接種をされている方はお近くのホメオパスにご相談下さい。

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