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2007年12月14日 (金)

大学入学前に予防接種

R0010755 数日前の夕刊一面に「はしかワクチン入学前に接種・北里大証明書求める」との見出しを見つけました。記事を要約すると、北里大学は来年4月から入学する学生約1700人に対し、はしか・風疹の免疫の有無を確認し、免疫が不十分な場合、自主的なワクチン接種を要請するなど徹底した対策を実施する方針を決めたとのことです。これまでも一部の大学、特に病棟実習のある医学部などでは入学後の免疫検査を実施しており、福岡大学医学部のみが4種類の予防接種証明の提出を求めていました。

今春のはしか流行で延べ90校の大学が休校になったことをで、学生の健康を守り、かつ感染症研究の先駆者、北里柴三郎博士の精神を受け継ぐ大学という名目で、新入生全員にワクチン接種をさせようとしているのです。現在、厚生労働省は小児の2回接種を呼びかけていますが、努力義務のため接種が不十分だとしています。つまり大学側は、努力ではなく強制接種に踏み切るのです。予防接種をしていない学生は、証明書を提出することができません。その場合大学は入学を拒否するのでしょうか。予防接種をしたくないと考える者は、大学選択の自由がないということになるのでしょうか。私立大学ということを考えれば、どんな条件を付けることも自由ということでしょうか。この一件で、他の大学までもが学生の健康を守るという名目で同様の条件をつけることになったら・・・。

以前、ホメオパシー実践者の友人たちと話していた恐ろしい事態が現実になる日が来たのかと思うと、残念というか、空恐ろしく暗澹たる気分です。科学や医学は素晴らしいものですが、現時点で分かっていることが真実でないこともあるのです。これまでも人体に安全であるという科学的根拠により、政府が認可した医薬品を使用したことで薬害(スモン・サリドマイド・薬害エイズや肝炎)が起こり、その後販売が禁止された例は数多くあります。このような重大な病にならないケースでも、知らずに学校の保健室にある水銀入り赤チンを使用したり、現在では発がん性物質とされる薬品を日常的に使用していた時代もありました。医学界では信頼できる科学的事実とされたことが、数年~数十年経って、あっけなく覆されてきたことを私たちは既に知っています。予防接種は現在の医学では常識かもしれませんが、いつ非常識に変わってもおかしくないのです。前冬までは、インフルエンザの場合、罹ってしまったら治療はタミフル(現在はまた増えましたが)しかないと考えられていました。このタミフルは真実、安全と言える医薬品なののでしょうか。

私たちは、予防接種が本当に必要なのか、安全なのかについて深く考えねばならない時期にきています。接種を決断するのは、お母さんであり、自分自身です。偏った情報やこれまでの常識に囚われることなく、正しい判断をするためにも多くの情報が必要だと考えます。上記の記事が載った翌日朝刊に「効きません~インフルエンザワクチンは打たないで!」(母里啓子著:元国立衛生院疫学部感染症室長)という本の広告を見つけました。すぐに本屋に行ったのですが、既に売り切れ状態でした。私がこんなブログを書くよりも、皆さんは情報収集をしているってことですよね。ちょっと安心もしました。

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