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2007年6月 4日 (月)

ホメオパシーを説明する難しさ

先日ホメオパス強化学習会に参加した際、以前クライアントとしてお世話になった担当ホメオパスの方から「これからは同志だね。お互いがんばろう」と声を掛けて頂きました。ホメオパシーについて何も知らなかった私に、ホメオパシーの素晴らしさを体感させてくれた人であり、彼女との出会いがなければRAHへ進むこともなかったかもしれません。もちろんホメオパシーを勧めてくれた友人や由井先生の講演会で衝撃を受けたことがきっかけで相談会へ足を運んだわけですが、直接、精神状態や症状の改善のために携ってくれたのは彼女であり、ホメオパシーの可能性を身をもって確信したのもその時でした。私なりに4年間がんばってきたことを認めてもらえたようで、一晩中感激していました。

それとは反対に、先月旧友で集まった際には、力不足を改めて認識させられました。ちょうどホメオパシー実践者とそうでない人が同人数いたのですが、多少の理解を示すまでにこぎ着けたかどうか・・・。やはり原理が分りにくい、科学的でないということのようでした。そこでアロパシー(現代西洋医学)との違いについて、アロパシーは痛む患部の症状に注目するが、どうして痛みが始まったのか?という原因を追究していない、という切り口で説明を開始しました。車や時計でも故障があれば、まずその原因を見つけて修理をします。原因解明なくして治癒はありえないと考えるホメオパシーも患部の症状だけでなく、肉体や精神、環境、病歴などなど、その人全体に注目し、原因を見つけて根本治療を目指す療法なのだと。数十年前は、ストレスが病のもとになるとは誰も考えなかった時代もありましたが、今は日常的にストレスという言葉を使うように、前述の考え方については肯定的であっても、なぜ一分子も含まれないレメディーに作用をする力があるのかが理解できないと言われてしまいます。この問いに科学的に答えることはできませんが、遺伝子などマクロのレベルで研究が進む現代でも、私たちがなぜ存在するのかという素朴な疑問が解明されていないことと同様に、全てが科学的である必然があるのでしょうか。すり替えだ、逃げている、話題を戻せ!・・・では、レメディーですが、私たちもレメディーにパワーがあると考えているわけではないのです。治癒する力を持つのは人間そのものであり、バイタル・フォースがあってこそなのです。ホメオパシーではこのバイタル・フォースがなければ人間は生きられないと考えており、レメディーはバイタル・フォースに気づきを与えるきっかけに過ぎないのです。バイタル・フォースは生命の源であり、私たち日本人はこれを「命」という言葉で表現することができます。命は自己を正常(健康)に保存するために自己治癒力を発動し、怪我した時には意識して命令を下さなくても、すぐさま治癒が開始されます。バイタル・フォースは目で見ることはできませんが、人が生きていることでバイタル・フォースの存在は確認することができます。死者にはバイタル・フォースはありません。死の1秒前の肉体と死後の肉体を物質的に比較しても、その構成に大きな違いはありません。しかしバイタル・フォースがないのです。生きている人にはバイタル・フォースがある、という大前提を受け入れてもらわない限り、何をどう説明しても心からの理解は得られないでしょうし、その努力を重ねなければならないと痛感しました。

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