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2007年5月29日 (火)

鉛~ローマ帝国を滅亡させた金属

先週、JPHMAのホメオパス認定二次試験(口頭試験)が無事に終わりました。次に目指すはHMA(英国ホメオパシー医学協会)の認定試験です。次回はあがらずに、全力を尽くせるようがんばりたいと思います。

さて最近、海外で生産された土鍋や歯磨き粉から鉛が検出されたというニュースに、大変驚いたのは私だけではないと思います。鉛は、紀元前から陶器の釉薬として使用された他、軟らかい金属で加工しやすかったため、ローマ帝国では上下水道のパイプや壺・食器・化粧品などに広く使用されていました。このため貴族社会では、流産や死産が多く、遺骨からも高濃度の鉛が検出されていることから、鉛中毒がローマ帝国滅亡の原因という説もあります。

鉛による急性中毒としては、嘔吐・下痢・血圧下降があり、慢性中毒では疲労・痙攣・便秘などの症状があります。また乳幼児の血中鉛濃度が増すと、知能低下の恐れがあります。このような毒性の高い金属ですが、その有用性から以前はガソリンのノッキング防止の添加剤(日本では1976年に、排気ガスによる環境と人体への影響からレギュラーガソリンへの添加禁止となり、1987年にはプレミアムガソリンも無鉛化、1991年からはエーテル類の含酸素化合物が多く使用されている)として使用されていました。現在でも放射線遮断材・バッテリー・ハンダ・塗料・合金製品などにも使われていますが、その有害性から多くの用途での使用は減少しています。海外でも鉛を含む塗料を子供が舐めたことによる中毒が報告されており、危険性は十分知られているはずなのに・・・。

もちろん鉛が混入していることを知っていて購入した人はいないと思います。しかし私たちは知らず知らずに、有害な物質を摂取している可能性があるのです。以前にも市販されている歯磨き粉に使用されている添加物に発ガン性やアレルギーを起こすものが含まれること(昨年4/13の記事を参照ください)、トランス脂肪酸の問題(1/5付)、予防接種に含まれる重金属のアルミニウムや水銀の問題(3/13付)を取り上げてきました。そういった危険な物質を日常から排除するには、どんな物質が健康を害し、どんな食品や製品に含まれているのかを知る必要があります。今後も、折に触れ記事にしたいと考えています。

しかし過去にどれ程摂取しているかを知ることは難しいです。そこで、鉛・アルミニウム・水銀・ニッケル・カドミウムなどの有害物質をデトックスできるデトックスセット(DXセット)はいかがでしょう。オリジナル・レメディー・セットの紹介(2/27付)の時にも触れた商品ですが、朝昼にサポート・レメディーを毎日1粒、夜は1番から7番までのレメディーを日替わりで1粒づつ7日摂ります。朝昼のみ1瓶が終わるまで継続して摂ります。試した知人は途中で頭痛がして、夜の7日間を飲み切ることが出来なかったそうです。それでもサポートのみ継続し、頭痛が治まってから夜の分を飲み始めたところ、慢性の偏頭痛の回数が減ったそうです。もちろんこのセットは、頭痛のためのものではありませんし、知人も頭痛の改善のために購入したわけではありません。知らず知らずに蓄積した物質が悪さをしている場合もあるということです。

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2007年5月17日 (木)

【恐怖・ショック・不安】

3/29「被災者の方に無料レメディー配布」の回にも書いた通り、地震などの天災にあった人はすばやく恐怖に対応するレメディーをとる必要があります。精神的なショックは、直後に感じられなくても、数日、数年経ってから突然フラッシュバックとなって戻ってくることもあります。そのようなトラウマにしないためにも、少しでも動揺し、そこに恐ろしい・ショックだという気持ちがあるなら下記のレメディーを積極的に摂りましょう。原因は天災だけではありません。火事や事故・別離・失恋・失望・屈辱のショックなどもあるでしょう。以前、海外講師の講義で「癌にまつわる悪魔」について話が及んだことがあります。この悪魔とは、「あなたの余命は何年です」という宣告のことです。悪魔は治ろうとする気持ちを挫き、精神にも肉体にもよい影響を与えません。これが自ら望み、覚悟の上ならいざ知らず、もし検診のつもりでいたならどうでしょう。きっと多くの人がショックを受けると思います。昨日の読売新聞にもHIV(エイズウイルス)検査に関して同様の記事が掲載されていました。妊婦は妊娠中にHIV検査を受けますが、通常検査は「スクリーニング(ふるいわけ)検査」と「確認検査」の2段階で行なわれます。スクリーニング検査はあくまで安価で簡易な検査であり、ここで陽性とされても、9割以上の人が偽陽性となります。しかし陰性と判明するまでの妊婦のショックや混乱・悲しみ・不安は計り知れません。一時的とはいえ陽性と言われることで、夫婦間にヒビが入る例もあるといいます。またショックで流産するという可能性も考えられます。このような不幸なことにならないよう行政や医療関係者に告知の際の対応を考えていただくのはもちろんですが、不本意にも知ってしまった、検査の結果待ちをしている間はレメディーに助けてもらい、急性の恐怖やショックを乗り越えましょう。また長期に続く恐怖やショック・不安は、ホメオパスに相談されることをお勧めします。

【恐怖・ショック・不安】

Aconiteアコナイト      ・・・・・急性の命にかかわると思うほどのショック直後。恐怖のファーストエイド。

Arg-nit.アージニット     ・・・・・飛行機・高所恐怖。時間に間に合わないとパニックになる時。

Arnicaアーニカ        ・・・・・怪我や事故のショックある時。歯に治療の前後にも。

Arsenicumアーセニカム  ・・・・・自分は死に至る病ではないかと恐怖する時に。

Gelsemiumジェルセミウム ・・・・・慣れない行動・人前に出ることへの恐怖で足がすくむ時。

Ignatiaイグネシア           ・・・・・突然の死別・離婚・失恋・失望による悲しみやショックに。

Lycopodiumライコポディウム・・・自信の欠如で新しいことに対して不安を感じる。

Phosphorusフォスフォラス・・・・・過敏で神経質、落ち着かない人で、暗闇や幽霊・孤独に対する不安がある時に。

Pulsatilaポースティーラ  ・・・・・一人になることや閉所に対する恐怖を感じ、見捨てられると不安になる時。

Staphsagriaスタッフサグリア・・・プライドを傷つけられたショック。ショックから怒りがこみ上げる時にも。

上記以外にも、36キッズキット中の下記レメディーもよい。

Anacardiumアナカーディアム・・勉強のしすぎによる疲労感と試験恐怖。

Boraxボーラックス    ・・・・・下降する動きへの恐怖とそれによって症状が悪化する時に。

Opiumオピウム      ・・・・・身も凍るような恐怖が昼夜を問わずある場合。暴力や虐待によるショックにも。

Stramoniumストロモニウム・・・激しい恐怖体験、特に暗闇に対して恐怖がある場合に。

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2007年5月14日 (月)

体を温めよう・・・2

前々回お話した体の冷える原因の改善策について下記にまとめました。これ以外にも体を温める方法はあると思いますので、ご自分にあった方法で体熱作りをされるとよいと思います。私も先日、日頃の運動不足解消のためホットヨガ(室温40℃・湿度55%のスタジオでのヨガ)を試したのですが、あまりのハードさについていけませんでした。急にハードルを上げすぎたようなので、自分の体にあったのんびりめの運動で、継続できるものを探したいと思っています。

★体を温めるいくつかの方法★

①冷房の使い方を見直そう

 温度設定を数度高めにし、扇風機を併用することで、冷気を対流させる。そうすることで、体感温度は通常より涼しく感じられる。

②服装に気をつけよう

 室温調節が難しい職場では、下着を重ねたり、カーディガンを羽織るだけでなく、夏でもひざ掛けやレッグウォーマー、靴下などで下半身が冷えないように工夫する。特に生理に問題がある、膀胱炎を繰り返す人は気をつける。また血流が悪くなるハイヒールや体を締め付ける下着も避ける。

③腹巻のすすめ

 最近はカラフルでかわいい柄の腹巻があるので、冷え性の人は通年の使用をする。これも締め付けないものがよく、就寝時は収縮するタイプの枕カバーを代用してもよい。

④湯船につかろう

 シャワーですませず、夏場でもしっかり湯船につかる。湯はぬるめの38~40℃では、副交感神経が働き、心拍や血圧もゆるやかになるため就寝前に、42℃以上の熱い湯は交感神経が働き、活発になるので朝風呂に向く。半身浴や菖蒲湯・ミカン湯も冷えに有効。

⑤運動、特に下半身を鍛えよう

 特に運動をしていない人は、一駅手前で降車したり、バスを利用しないでウォーキングをする。雨や時間が取れない場合は、スクワットを10回、1日数回する。

⑥食生活を見直す

 体は食事で作られ、維持しているので、極力良質(ジャンクフードでないもの)なものを心がけ、食べ過ぎ、冷たい物の取り過ぎに注意する。また白い食品や柔らかく水っぽいものは体を冷やすとの考え方もあるので避ける。

⑦オマケ:楽しいこと考え、実行する

 時間を作ってでも、自分が楽しい、気分がいいと思えることをする。スパやマッサージするもよし、カラオケやおしゃべりもよし。何でもよし。

体を温める食事として個人的によく作るのが、インスタント・ミソスープです。これさえ冷蔵庫に作り置きしておけば、忙しい朝でも、ランチタイムでも、子供でも、お湯を注ぐだけで簡単に作ることができます。適当に計量しても、美味しくできるのもいいです。お好みですりごま・しそ・茗荷などを加えてもよいと思います。

♪レシピ♪

みそ大匙3・長ネギのみじん切り1/2本・しょうがのみじん切り少々・にんにくのみじん切り少々・豆板醤小匙1・ゴマ油小匙1、以上を混ぜ合わせ、1人分大匙1を器に入れて適量のお湯を注ぐだけです。ラップに包んで、会社などへ持参してもOKです。

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2007年5月 3日 (木)

体を温めよう・・・1

今日は気温も高く、初夏のような日に「体を温めよう」とはどういうこと?と思われる方もいるでしょう。しかし最近、低体温の人が増えていることをご存知でしょうか。これから夏に向けて、素足にミュールで1日中クーラーの利いた部屋にいる、冷たいペットボトルの飲料水を何本も飲む、という人も多いでしょう。実はこの生活が体から熱を奪い、低体温になる一因なのです。体温の低下は様々な不定愁訴や慢性的症状に繋がります。たとえば体温が1度下がると、基礎代謝は12%低下するので太りやすくなります。また免疫力は40%低下し、細胞の働きも低下するため、病気を発症しやすく、老化を促進することになるのです。寒い国の人は熱帯に住む人よりうつ病を発症しやすいといわれ、他にもアレルギー疾患・肥満・不妊・高血圧・糖尿病・胃炎なども起こりやすいです。冬場、肺炎・脳卒中・心筋梗塞の患者が増加するだけでなく、その他の病気での死亡率も上昇することを考えても「冷え」による体へのダメージが大きいことがわかると思います。

では、体を冷やす原因といえば・・・

①冷房・・・・・・夏は基礎代謝が低下し、産熱しない状態で冷房を使用するため。

②運動不足・・体温の40%近くが筋肉と心臓で作られているが、筋肉運動不足によって十分な熱が作れない。

③食生活・・・・1年中冷たい物を食べる、食べ過ぎることで血液供給量が心臓や筋肉より胃腸に取られる、体を冷やす作用の食物(白砂糖・牛乳・パン・バター・ケーキ・南国産の果物など)を摂取する、発汗などの排出機能に見合わない水分の取り過ぎなど。

④入浴法・・・・湯船につからると、全身の血行をよくし、細胞の新陳代謝促進による体熱上昇があるが、シャワーで済ませてしまう。

⑤薄着・・・・・・キャミソールやミュールは夏の定番スタイルだが、露出面積が広いため放熱してしまう。

⑥タバコ・・・・・喫煙によって血管が収縮し、体温が低下する。

⑦ストレス・・・・ストレスがかかると緊張させるホルモン(アドレナリンなど)が分泌され、血管を収縮し、血行が悪くなることで体温が下がる。

⑧薬品・・・・・・・解熱剤や消炎剤だけでなく、化学薬品のほとんどが体を冷やす作用を持つ。

考えられる原因を挙げましたが、どれも知らず知らずにしていることばかりだと思います。つまり夏だからと気を緩めることなく、意識的に体温を上げる生活をすることが病気を遠ざけることになるのです。改善策は次回、お楽しみに~!

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