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2007年4月24日 (火)

【はしか(麻疹)】*追記あり

現在、特に関東地方ではしか(麻疹)に集団感染するケースが相次ぎ、国立感染症研究所によると今年に入って3大学、14高校で行事を取り止めたり、休校になっているという報道がありました。10数年前までは、はしかは子供のかかる病気と考えられており、一度かかれば免疫は一生続き二度とかからないというのが通説でした。しかし5年程前に、関西地方で流行した際も、子供に混じって多くの成人が罹患しました。今回も多くの成人、特に予防接種をした人や子供の頃はしかにかかった人が感染したのはなぜでしょう?

はしかは感染力の強い麻疹ウイルスによる伝染病で、くしゃみや咳などから飛沫感染しますが、予防接種普及ではしかにかかる人口が減ったことで、ウイルス自体が減少したことが考えられます。一度はしかにかかった人も、獲得した抗体が長い間使われずにいるとおよそ10年程でその機能は失われてしまうようです。二度とかからないためには、定期的に麻疹ウイルスに接触し、抗体の活性化が必要ですが、ウイルスが少ない現状ではその機会に恵まれないということです。実際、わが子もはしかにかかったことがありませんし、近隣の子供たちや幼稚園・小学校時代にもはしかの流行はありませんでした。

子供のかかる病気は、子供が独力で病気を乗り切れれば、抗体形成を学びその後の飛躍的な成長と本人の自信に繋がります。またホメオパシーでは子供の病気は、その家系の病気のかかりやすさを取り払うためのものであり、適切なホメオパシー治療がなされれば、本人だけでなく次世代の子供にもその感染症に対する免疫系が強化されると考えています。つまり子供にとって必要な病気であり、避けられないというより、避けない方がよいものなのです。(追記:しかし現在は、バイタル・フォースの低下などにより上手に乗り切ることが難しくなっているため、ホメオパシーによる予防も重要になります)

前置きが長くなり、すみません。下記に、症状と経過、レパートリーを列挙しますので、同様の症状が見られた場合は素早くレメディーにて対応してください。今回の【はしか(麻疹)】はカテゴリーの■子供の罹る病気に収録します。

はしかは風邪に似た症状から始まり、赤い発疹が顔や耳の後から全身に広がるのが特徴です。潜伏期間は8~14日で、前駆期→発疹期→回復期を経て、10~14日で消退します。感染するとまず、くしゃみ・咳・鼻水・目の充血・発熱があります。また口の中(頬の粘膜)にはしか特有のコプリック斑という白い斑点ができます。熱は、3~4日目頃にいったん下がりますが、発疹期に入る前に高熱が出ます。淡紅色や深紅に盛り上がった発疹は、耳の後や額、顔から胴、手足に広がり、次第に大きくなります。このピークを過ぎると、熱は下がり、発疹も消え始め、色も黒褐色になり、ポロポロとフケのように剥がれます。この回復期に子供は元気を取り戻したように見えますが、抵抗力はかなり弱くなっているので、中耳炎や気管支炎などの合併症の注意が必要です。また光を嫌う傾向を示す場合がありますので、カーテンを閉めたり、その都度、症状に合わせたレメディーを選択し、安静にしましょう。また食欲がない場合、無理な飲食をさせることは好ましくありません。適度な水分・保温・換気を心がけましょう。

【はしか(麻疹)】

Aconiteアコナイト     ・・・・・はしかの最初の徴候(風邪様)があった時や初期段階から症状が激しい時に。

Apisエイピス        ・・・・・発疹が進まない場合に。瞼や顔が腫れる時にもよい。

Belladonnaベラドーナ   ・・・・・高熱で赤い顔、目がウルウルとする時に。

Bryoniaブライオニア       ・・・・・発疹がすぐ消えてしまう場合はかかりきれていないことがあるので必要。経過の遅い場合や咳が乾いていて喉が渇く、咳で頭痛がする、胸の痛みなどにもよい。

Gelsemiumジェルセミウム・・・・・衰弱と寒気がする時に。うつろで、喉の渇きがない場合にもよい。

Kali-bick.ケーライビック ・・・・・はしかの後期で濃い黄色の分泌物が特徴。激しい咳や耳の痛みにもよい。

Pulsatillaポースティーラ ・・・・・はしかの全期に適合するレメディー。喉は渇かず、外気を希望。黄色の分泌物が特徴で、目の炎症、耳痛、痒みにもよい。

Sulphurソーファー    ・・・・・強い痒みがある場合。

他に36キッズキット中のEuphrasia ユーファラジア(目の赤み・涙目・強い光がつらい場合に)やTS-31(はしか・猩紅熱・風疹)をサポートとしてしばらく続けるのもよい。

※はしかの予防接種をしていない人に、ホメオパシーで予防をすることもできます。是非お近くのホメオパスにご相談ください。(追記:5/6にYOBO予防キットが発売されました。はしかが流行し始めたらMorbillinumモービライナムを予防のために1日2粒を3日間摂りましょう。但し、はしかの予防接種をされている方は、排泄の引き金を引いてしまうか可能性がありますので、必ずホメオパスに相談しましょう。また体調が優れない場合は予防のレメディーは控えましょう。まずは、予防セミナーを受講し、ホメオパシー・ガイドブック⑥ホメオパシー的予防を熟読しましょう)

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2007年4月 4日 (水)

◆Sanicula-aquaサニキュラアクア◆Sepiaシイピア

Sepiaシイピアは女性ホルモンの崩れや停滞状態に大変有効なレメディーです。月経痛・PMS(月経前症候群)・情緒不安定・冷え性・血行不良・妊娠中の問題・更年期障害など、思春期から女性の一生を通じて役立つ強い味方です。Sepiaシイピアの人が激しい運動やダンスを好むのは、循環の悪さが動くことで改善されることを無意識に知っているからかもしれません。また刺激を好む傾向があり、酸っぱい物や雷が好きです。古い邦画で台風の中、女子中学生が校庭でずぶ濡れではしゃぐシーンを見た記憶がありますが、思春期の情緒不安定と激しい動きがまさにSepiaシイピアの精神状態といえるでしょう。他にもバリバリ働くキャリアウーマンで、休日もジム通いするのに、生理中だけはぐったりする人や子沢山で1日中座る暇もないお母さんが、夜には疲労で放心状態になり、誰とも話したくなくなる場合です。この状態が続くとあらゆることに対して無関心となり、不満は夫や子供に向けられるようになります。性交や異性への嫌悪はSepiaシイピアの大きな特徴のひとつであり、さらには自らの性を否定したり、育児を拒否するようになります。これは女性ホルモンの低下による母性の欠如であり、こうなる前にレメディーで気づきを与える必要があります。母親の元気な姿や安定した精神状態は家族の幸せの大前提だと思います。日々の生活に疲れているな、家族が疎ましいな、ひとりになりたいな、と感じた時は是非試してみてください。

◆Sanicula-aquaサニキュラアクア/サニキュラ鉱泉水

栄養や消化吸収不足・症状も気分も変わりやすい・悪臭の分泌物

精神:Chamomillaカモミラのように不機嫌で短気な状態が慢性化している。子供は叱るとのけ反ったりする。何がしたいのか分らず、苛立ちを抱えている。背後に誰かいないか振り返る小心なタイプ。

身体:牛乳・母乳・卵・ベーコンなどを欲求するが、それらを消化吸収できず、飲食直後に嘔吐・下痢をする。分泌物は魚やチーズのような悪臭がする。他に重度の便秘・汗の刺激で皮膚がただれる場合や体臭・口臭などに有効。

悪化:下方への動作・背中に手を回す・頭部への冷たい風

好転:頭を後に倒す・裸になる・寒冷

◆Sepiaシイピア/イカの墨

女性ホルモン変化に関する問題・過労・便秘や吐き気

精神:仕事や家事で疲れ果てた女性で、すぐイラついたり落ち込んだりするタイプ。過労のためあらゆることに愛情が持てない時に。

身体:ホルモンが変化する思春期・月経や妊娠中・更年期などに活躍するレメディー。月経痛・月経不順・PMS(月経前症候群)・マタニティーブルー・更年期障害・女性器の乾燥や痒みの他に、頭痛・便秘・吐き気などが特に生理や妊娠中に悪化する場合に。乳白色の分泌物が特徴。

悪化:冷たい外気・生理中・妊娠・過度の性交・左側

好転:激しく体を動かす・忙しい時・食べる

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