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2007年1月 5日 (金)

「病気にならない人は知っている」

R0010581 先日、新聞広告に↑このようなタイトルの本が掲載されていました。昨年11月に発売されてすぐに読み、友人に貸す予定になっている本です。実は巻末に参考文献として使用された「The Complee Homoeopathy Handbook」の著者ミランダ・カストロ女史が昨年来日した際、講義を受けていたので興味をもち購入しました。帯に書かれた「アメリカ人の健康感を変えたダイナマイト本、ついに日本上陸」という宣伝文にも惹かれたのですが、これはおおげさではなく、かなり衝撃的な内容だと思います。8年程前に「週間金曜日・買ってはいけない」を読んだときの驚きや医師がこんなタイトルの本を書いていいのだろうかと思った、安保徹著「薬をやめると病気は治る」などを読んだ時の感覚に似ています。しかし今回は以前に比べ、目新しいと感じる点は少なく思いました。これは我母校(ロイヤル・アカデミー・オブ・ホメオパシー)が、世界各国から様々な流派を超え、またそれぞれに違った考えをもつホメオパシー講師や医師らによる講義で構成せれていることから、多くの講師たちによって既に語られており、私自身が知っている事柄が多いからだと思います。しかし一般の方に衝撃を与えることは間違いないと考えます。

ホメオパシー講演会に参加したことのある方やこのブログに理解を示してくださる方なら、ホメオパシーだけで健康が維持できるとは考えていないと思います。この本にも書かれているストレスや体内毒素の蓄積、薬害、質の低い食事や添加物摂取、水分不足、運動不足、電磁波の悪影響などが、少なからず肉体に影響を与え、たとえホメオパスの選択するレメディーで一旦よくなっても、以前と同様の生活ではまた同じ症状を繰り返すだろうことが予見できますね。本書にはかなり多岐にわたり生活改善せねばならないように書かれていますが、個人的にはおおむね賛同できる内容です。著者ケヴィン・トルドーの言うように、やれること1つから日常に取り入れ、それが出来たらもう1つ増やせればよいのではないでしょうか。

著者は前もって、自分は医師でも自然治療家(もちろんホメオパスを含む)でもなく、書かれていることは全て自分の見解であると断わっています。若くして不治の病と診断され、それを完治させようと考えたのがきっかけで、本書の情報収集のために全米50州と世界各地を旅し、この20年間で、健康や医療に携わる数千人の専門家の話をじかに見聞きした結果導き出された大胆な結論なのです。しかしここで驚くのは、彼が素人であるにもかかわらず、導き出された結論は、各国のホメオパシー講師の語ることと多くの点で類似することです。戸惑う方もいるかもしれませんが、読む価値はおおいにあると思います。

ちょうど日本出版と時を同じくして、本書にも記述があるトランス脂肪酸について、ニューヨークでは市内のレストランやファストフード店での使用を原則的に禁止することが、全米で初めて決定しました。トランス脂肪酸とは、マーガリンやショートニングなどの加工油脂やフライドポテトなどの揚げ物に含まれるもので、常温で液体の油脂をラードのように固めるために水素添加という化学処理をしたものです。かなり以前から心臓病などのリスクを高めるとして問題視されていますが、日本では摂取量が少ないとの理由からか、マスコミで取り上げられることはあまりありませんでした。既にヨーロッパでは使用規制・含有率の表示義務が実施されており、アジア圏では韓国が表示義務を明言しました。日本は遅れを取っているわけですが、今後巻き返しが起こることを切に希望しています。食品には健康を阻害する物質が入っている可能性があることを知り、賢い買い物術を身につけることなどで、病気にならない人を目指しましょう!

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