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2006年11月30日 (木)

流行の兆し・感染性胃腸炎

毎冬初めに流行る腹痛や嘔吐を伴なう感染性胃腸炎と診断された患者数が、今年は昨年度の2倍以上とのことで流行の兆しが見られます。埼玉県内では保育園での集団感染や小学校の学級閉鎖がされています。感染は牡蠣などの貝類を食べた場合だけでなく、感染者が調理したものを食べたり、患者の便や嘔吐物を処理した場合にも感染の可能性があります。昨日、知人に会った際に、親子で感染して大変だったという話を聞きました。たぶん彼女もお子さんの看病をしている間に感染したと考えられます。潜伏期間は1~2日で、嘔吐や腹痛、下痢などが主な症状です。こんな時に役立つレメディーといえば、何といってもVeratrumバレイチュラム(36キッズ・キットに入っています)です。嘔吐と下痢が同時に起こり、水様性の便が大量に出ます。また激しい悪寒があり、全身の冷たさ、もしくは部分的な(頭頂・おなか周り・手足など)冷たさを感じることもあります。喉の渇きがあり、温かい飲物で痛みが緩和され、冷や汗もかくようならVeratrumバレイチュラムが最適でしょう。キッズ・キットがお手元にない方は、36ベーシック(基本)キットのArsenicumアーセニカム・Chinaチャイナがよいでしょう。カテゴリーの■悪心・吐き気・二日酔い・■おなかの問題を参考に、症状にあったレメディーを選択してください。

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2006年11月21日 (火)

踵のひび割れに裏ワザ発見♪

寒さが厳しくなってきましたが、この季節に困るのが踵のひび割れです。この数年悩まされていたのですが、最近は夏でもカサカサになり、まるで乾燥しきったお正月過ぎのおもちのような状態になっていました。冬はストッキングが伝線しやすく、入浴の際はこのひび割れが沁みて痛むので悩んでいたところ急に思いついたのです。唇のひび割れに効くのだから、スパジリック・ビー・リップもよいのではないかと。使ってみると私のひび割れには合うようで、見る見る深い亀裂が改善し、今はお湯がまったく沁みなくなりました(亀裂のようなひび割れがなくなったわけではありません)。踵のひび割れや痛みでお困りの方は応急として是非お試しあれ~♪ (※個人差があり、G・Tuがよいという方ももちろんいらっしゃいます)

(追記)この裏ワザは旅行先にGクリームを持参し忘れた際に思いついたものですが、ひび割れ対策のスタンダードもご紹介しておきますね。

お風呂上がりになるべく時間をあけず、Gクリームをたっぷり塗ります。すりこみ油があればGの上からこれまたたっぷり塗ります。踵をラップで覆い、靴下を二重に履いて就寝まで過ごします。週に1回は角質ケアなども行うとひび割れが気にならなくなると思いますよ。

Gクリームは痔のGだと考えている方が多いようですが、踵や唇にも使用できます。学生さんからご質問を受けたので、一般の方はもっとご存じないかもと思い追記しました。

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2006年11月15日 (水)

急性病でも慢性病でもない症状

ホメオパシーは『同種の法則』と『超微量の法則』(詳しくは2006年3月の記事を読んでください)を用いて作られたレメディーを使用し、体に気づきを与え、自らの治癒力を持って治療するということは既に理解いただけたと思います。ここで重要なのは法則も然る事ながら「体が気づくこと」です。スギの花粉に過剰に反応して、ダラダラと鼻水を出す必要がないことを体に認識させるわけです。

しかし症状があること全てが治療の必要な病気とは限りません。ホメオパシーで病気とは、急性病と慢性病のことをいいます。2006年3月23日「自然治癒力の働き」の記事の中で、急性病は突然の下痢やはしかなどの急激に発症した症状で、慢性病は花粉症や高血圧などに代表される激しさのない症状が、長期間継続または繰り返す状態であると書きました。慢性病の発症には、急性病が起因しており、これはバイタルフォースの滞りが定着している状態です。では、これら以外の状態とはどういうことでしょう。1つは健康な状態と言えます。ウイルスの侵入や悲しい出来事も自らのバイタルフォースで跳ね返すことができ、症状として現れることはありません。もしここで症状を発症すれば急性症状、この急性症状が居座ったり、このとき以来の体調不良・精神的な問題として繰り返す場合は慢性病に移行したと考えられます。

しかしながらこのような激しい発症や慢性病とも違う状態で、症状があるという場合があります。これは病気とは異なり、体のバランスの崩れです。健康とは全てに調和が取れた状態、つまり栄養や水分などが過不足なく摂れており、睡眠不足やタバコ・アルコールの摂取もなく、規則正しい生活ができていて、かつ肉体・精神に不快な症状がないことです。このような状態であれば、重力を感じることが少なく体が軽く感じられ、バランスの崩れや病気の時は重力を感じやすいため横になりたくなるようです。現代人にとって、これはかなり厳しい定義かもしれません。しかし先日来日した海外ホメオパスが、「水をまったく飲まない(コーヒーしか飲まない)患者に水を飲むように言っただけで関節炎がなくなり、レメディーを処方する必要がなかった」との話を聞きました。肉体はほとんどが水でできており、患者は単に慢性的な水分不足に陥っていただけで、特に関節に問題があったわけではなかったのです。しかし十分な水分が取れているかどうかを知ることは案外難しいことです。この患者もコーヒーで十分取っていると考えていたのですが、コーヒーは水とは異なります。私自身も子供の頃から水をほとんど飲みませんでしたが、最近は水の摂取を心がけています。私の場合、水の摂取によって劇的に症状が消えたということはありませんが、年々体調がよくなっているのは水分摂取・食品の厳選・化学物質を避けたことの相乗効果ではないかと思います。関節炎という病名は付いていますが、その症状がでている原因はさまざまです。ですからホメオパスは初めて相談されるクライアントに、7枚もの質問表(各センター・ホメオパスによって異なります。詳しくはQ&A「ホメオパスに相談するには・・・3」)を書いてもらい、主訴・既往歴以外にも日常生活について事細かに把握しようと努めます。それによりあまりに日常となっていて、本人では気づけない改善すべき点に気づくことがあります。また自分では比べることの難しい発汗・生理・排便・排尿などについても、問題点があれば助言します。もちろん正しい生活をしていても消化吸収や排泄がうまく出来ていない場合にはレメディーで気づきを与える必要があります。

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2006年11月10日 (金)

◆Nat-murネイチュミア◆Nux-vomicaナックスボミカ

Nat-murネイチュミュアは過去の深い悲しみに傷つきながら、それを誰にも話せず、泣くことすらできません。拒絶されることを恐れるあまり、過去の思い出の中で生きる孤独な人です。他人の同情を好まず、わざわざ苦難の人生を選んでいるように見えます。また両親の不仲や離婚に遭遇し、屈託のない子供らしさを失ったり、その悲しみから症状を発症した場合にはNat-murネイチュミュアです。自己憐憫に陥っていることに気づき、人生は悲しみや苦しみだけではないと知ることが必要です。Nat-murネイチュミュアで深い悲しみを開放しましょう。

悲しみに捉えられたのがNat-murネイチュミュアなら、物欲に捉えられているのはNux-vomicaナックスボミカです。Nux-vomicaナックスボミカはお金や地位を欲する競争心の強い野心家です。自分の思い通りにならないとイライラとして、時に暴力的になることもあります。食べ過ぎる程食べ、酒を飲み、タバコやコーヒー・香辛料・ミントなどの刺激物を好みます。彼らはお金や物よりも大切なものがあるということに気づいていません。それは根底にお金を失う恐怖があるからかもしれません。ある経済アナリストが「裕福な人ほど現状に満足しない」と言っていました。失ったときのショックがより大きいため、貯められるだけ貯め込みたいとの心理が働くようです。ほどほどを知り、のんびり豊かな人生にしたいものですね。

◆Nat-murネイチュミュア/岩塩

深い悲しみからの問題・鼻炎・唇の亀裂

精神:過去の深い悲しみからの情緒不安や体の不調がある人。思いやりが深く、他人の世話をする反面自分のことはないがしろにするタイプ。決して同情を求めず、人前で泣かない、閉鎖的で孤独な人。

身体:目からは出ない涙の代わりに、卵白のような透明の鼻水を出す。他に鼻炎・涙目・熱や風邪からの発疹・唇の乾燥・ヘルペス・口角炎・ニキビ・蕁麻疹・むくみ・頭痛などによい。強い喉の渇きと塩気を好む傾向。

悪化:熱(特に太陽の)・周期的・同情されること

好転:外気・海辺・発汗

◆Nux-vomicaナックスボミカ/マチンシ

二日酔い・消化不良・便秘

精神:何事も一生懸命で、責任感が強い。反面他人にも厳しく、ミスが許せないタイプ。毎日の仕事に追われ、多くのストレスを抱えるWorkahoric(仕事中毒の人)に向く。

身体:食べ過ぎ・二日酔い・乗り物酔い・タバコの吸いすぎ・コーヒーの飲みすぎ・睡眠不足による不調など、度を越えた行いにより生じる症状に。頭痛・消化不良・吐き気・胸焼け・出そうで出ない便秘・痔・生理不順・つわりにもよい。

悪化:早朝・冷たい外気・コーヒー・酒

好転:排泄すること・湿気

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2006年11月 1日 (水)

【鼻水・鼻炎・花粉症】

私はスギ花粉症なので、春に鼻水で悩まされるのですが、ホメオパシーによる体質改善のおかげで年々症状が軽くなってきました。花粉症のためのコンビネーション・レメディーがとても私に合い、症状が辛い時には今でも使用しています。数年かけて徐々に花粉症が軽くなったことに気づいた花粉症仲間が、大変不思議がり、購入を依頼されるきっかけにもなりました。しかし花粉症は、毎年繰り返す慢性病ですから、このレメディーやキットだけで完治させることは出来ません。また来春の対策は、今、この秋に始めることが必要です。来春からはさわやかな春を迎えたい!と願う方は、是非お近くのホメオパスにご相談ください。

【鼻水・鼻炎・花粉症】

Aipsエイピス        ・・・・・アレルギー性鼻炎で、暖かい部屋で症状が悪化する時に。

Arsenicumアーセニカム ・・・・・水っぽい鼻水で、鼻の下や唇がヒリヒリ焼けるように痛む。くしゃみや喘息を伴う場合や花粉症によい。

Hep-sulph.ヘパソーファー・・・チーズが腐ったような臭いの粘着質の黄色い鼻汁。悪寒や頭痛を伴うことがあり、寒さによって悪化する時に。

Kali-bick.ケーライビック・・・・・副鼻腔炎に最も有効で、鼻根や目の下などの圧迫感・頭痛・鼻づまり・絶え間ない黄色または黄緑色の鼻汁・臭覚の低下を伴う場合にもよい。

Mercuriusマーキュリー  ・・・・・喉の渇きがあり、口臭を伴う鼻炎。黄色の鼻水で、痛みが鼻から耳・目の上・頭へと広がる。

Nat-mur.ネイチュミュア ・・・・・卵白のような水様性で、塩辛い味がする。大量の鼻水で、くしゃみや涙もでる。詰まることもあり、味覚が失われる時に。

Pulsatilaポースティーラ  ・・・・・濃い黄色の鼻水。夜に鼻が詰まり、耳炎を起こしやすい。匂いや味が分らず、喉の渇きがない時に。

Sepiaシーピア        ・・・・・乳白色や濃い緑色の鼻水が朝と夜にでる。何度も繰り返す鼻炎によい。

上記以外ではティッシュソルト・キット中のFerr-phosファーランフォス(突然、鼻水が出始めたときに)やこども用キット中のEuphrasiaユーファラジア(水様性の鼻水と目が赤くなる刺激性の涙に)もよい。

本日、カテゴリーにレパトリーの■鼻の問題を追加しました。症状がでたときは思い出してご利用いただければ幸いです。

※日本ホメオパシー医学協会より、ホメオパスが特定のレメディー販売会社の商品名を掲載することは避けるようにとの指導がありましたので、商品名は削除いたしました。

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