« 【吐き気・嘔吐・つわり・二日酔い】 | トップページ | 【鼻水・鼻炎・花粉症】 »

2006年10月16日 (月)

◆Mag-phos.マグフォス◆Mercuriusマーキュリー

Mag-phos.マグフォスは、後日説明するPhosphorusフォスフォラス/燐とMagnesiumマグネシウム/マグネシウムの化合物、燐酸マグネシウムです。痙攣するような激しい痛みを和らげる優れたレメディーです。ホメオパシー版アスピリンと考えるとわかりやすいでしょうか。痛みは突然現れ、鋭くズキズキとし、患部を温めたり擦ると楽になります。これを覚えておくだけで、急な腹痛や歯痛・頭痛・神経痛などのファーストエイドとして役立つと思います。痛みのある間は思慮深く考える余裕がないものです。取り急ぎMag-phos.マグフォスを摂って、あまり改善がみられない場合は再度レメディーを検討しましょう。

Mercuriusマーキュリーは、上記の軽金属で生体に有用なマグネシウムとは異なり、毒性の強い重金属、水銀です。ご存知の通り、水俣病はこの塩化メチル水銀が原因となった病で、症状は歩行失調や言語障害・震え・視野が狭くなり、末期には錯乱状態なるといわれています。一方この水銀の毒は医薬品としても使用されていました。私が小学生の頃、怪我をすると保健室で塗られた消毒薬の赤チンは、赤い色素に水銀を結合させたものです。もちろん赤チンは現在使用禁止となっています。ホメオパシーで使用するレメディーは、しばしばこのような毒性の強い物質から作られますが、これは『同種の法則』(詳しくは2006年3月13日「ホメオパシーとは・・・」と3月14日「同種療法はどのように発見されたのか?」をお読みください)により、症状を起こさせる水銀は、水銀を取った時のような症状を取り去るものになるからです。もちろん『超微量の法則』(詳しくは2006年3月15日「超微量の法則」をお読みください)に則り、高度に希釈震盪することで水銀の1分子も検出できないほど薄めてありますから、毒性や副作用は全くありません。またMercuriusマーキュリーは水銀中毒のためだけのレメディーではありません。身体的には、口腔内のトラブル(口内炎・歯茎や喉の炎症など)や多くのアレルギー、精神としては水銀の持つ金属なのに液体状という物質的性質を反映して、不安定で捉え所がない人、本心を言わない、多くの不満を持った保守的なタイプに合います。

◆Mag-phos.マグフォス/燐酸マグネシウム

激しい痙攣性の痛み・腹痛/耳炎/歯痛・こむらがえり

精神:痛みに弱く、神経質で繊細。人間関係やこの国がいつも平和であることを願いつつ、現実がそうでないことに悩む。平和な日常のために、いい人でいようとするため、怒りを心の奥底に閉じ込め、その結果イライラしやすく、いつもどこかが痛むと訴える人。

身体:神経や筋肉、腹部などの激しく鋭い痙攣性の痛み。筋肉のこわばりやこむらがえり・成長痛、突然広がり突然消える神経痛・頭痛・耳炎・腹痛・月経痛などで、どちらかというと右側または痛みがあちこちに移動する場合によい。

悪化:冷気・夜・疲労・触られること

好転:暖かさ・熱い風呂・体を二つに折り曲げて圧迫すること

◆Mercuriusマーキュリー/水銀

口腔内のトラブル・金属の味と口臭・黄色い悪臭の分泌物

精神:頭の回転が速く、常に急いでいるが行動は遅い。情報を操り、都合よく解釈し、立場が悪くなると言い訳や嘘を平気でつく人。「他人は全て敵」との考えを持ち、極端に閉鎖的。変化に対して柔軟に対応できず、苛立ちやすいタイプで、早熟な子供やキレやすい傾向の人に向く。

身体:暑さにも寒さにも敏感に反応する水銀温度計のような人で、大量の汗をかく。口内炎・歯茎炎・喉の炎症などで口臭が強く、金属の味や血が混じる黄色の分泌物を出す。他に、鼻炎・風邪・耳炎・悪臭の下痢・頭痛に適合。水ぼうそうやおたふくかぜにもよい。

悪化:夜・発汗・気温の変化・隙間風

好転:穏やかな気温・休息

※多くのアレルギー、たとえば食物や金属に対する症状にもよいレメディーですが、アレルギーは複合的な要因によって引き起こされており、また過去の問題が未解決であることも考えられます。慢性病の治療に、応急キットだけで対応することはできません。是非、ホメオパスに相談することをお勧めします。

|

« 【吐き気・嘔吐・つわり・二日酔い】 | トップページ | 【鼻水・鼻炎・花粉症】 »