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2006年9月 7日 (木)

用を雑にすると雑用が生まれる(布ナプの手間について)

前回布ナプキン(略して布ナプ)を紹介しましたが、実は私自身も市販のケミカル・ナプキンから布ナプへの移行に躊躇があったことを白状します。元来、何でもめんどくさがりで、「じゃまくさい(面倒くさい)」が口癖の私としては、日々の雑用が増えることは避けたいというのが本音です。そんなわけで、かなりよいらしいと知りつつもなかなか移行できずにいました。これには理由(言い訳?)もあって、最初に布ナプを教えてくれた友人は、まずネル生地をびわの葉で染色し、裁断・縫製をしていたのです。近所にびわの木などありませんし、それより何より、防水シートや吸収体が入っていませんから何枚も重ねて使用する必要があり、洗い替えの分も合わせるとかなりの枚数を製作せねばなりませんでした。この時点で挫折しそうになる気持ちを抑え、手入れの方法を尋ねると、手作りだからなるべく丁寧に手洗いを、と聞いて、完全に挫折しました。

その後、E-conceptionという会社で販売されている布ナプ・Wemoon(ウィムーン)を知り、ようやく安心して外出でき、つけおき後洗濯機で洗え、ゴミも出さず、ムレやかゆみとも無縁の快適生活を始められることになったのです。しかし購入したこだわりのオーガニックコットンは染みになりやすく、洗濯機に入れる前に予洗いが必要でした。そこに登場したのが「アルカリウォッシュ(家庭用炭酸ソーダ・炭酸塩)」です。今までいくつかの洗剤を試した結果、これでつけおきするのが一番よいと分りました。外出先へも、100円ショップで購入したスプレー容器に、水とアルカリウォッシュを入れて使用済みの布ナプにスプレーし、帰宅後すぐにつけおきします。翌朝、吸収体が吸った血液をよく絞ります。ここ重要です。吸収体に血液が含まれていると、外側から見てキレイでも、染みの原因になりますから、再度水につけて絞ることを繰り返します。後は洗濯機におまかせなので、ゴシゴシ予洗いは不要です。私の愛用ナプは、洗濯を重ね、購入時より風合いがやわらかになってきました。

先日ある方が書いた「この世の中に雑用はなく、私たちが用を雑にした時、初めて雑用が生まれる」という文章を読みました。時間を丁寧に使えば丁寧な人生が残り、ぞんざいに使えばぞんざいな人生として残ります。私たちが日々雑用と考えがちな用は、全て生きるために必要な用であり、その積み重ねが人生です。平凡な日常を丁寧に生きるよう心がけることで、雑用に追われる雑な人生であってはいけないと強く思いました。

当初雑用と考えていた洗濯の手間は、今では健康観察を兼ね、すっかり私の日常になりました。

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