« 2006年7月 | トップページ | 2006年9月 »

2006年8月28日 (月)

【口内炎】(追記)

口内炎は口の中の粘膜や歯肉に起こる炎症です。円形の赤い腫れ物だったり、黄色や白っぽいこともあります。主な原因は、感染性(ウイルスやカビなど)・薬剤性・アレルギー性のほか、風邪をひいたり疲れることによる体力の低下、粘膜を噛んでしまうこと、義歯や歯に被せた歯冠があたる刺激、歯ブラシの毛による傷、タバコなどの影響、ビタミン不足など様々です。これ以外にも繰り返し口内炎ができるときは、胃腸の問題や膠原病の1つであるベーチェット病などが疑われます。しかし、たまにできる急性の口内炎であるなら、以下のレメディーが役立つと思います。

私は口内炎ができやすく、かつ治りにくい体質のため、アレコレ探し、試した結果、ようやく自分に合ったレメディーを見つけることが出来ました。この体質は生まれながらのものだけでなく、長年にわたり私自身が作り上げた後天的なものも含まれます。考えてみると、ストレスが多いと感じていた職場にいた頃から悪化したように思います。つまり精神的ストレスが口内炎の誘引になっていたと言えます。同じ職場に居ても全くストレスがない人もいますし、胃潰瘍や鬱的症状になる人もいるでしょう。原因が同じストレスだとしても、それをどのように感じ(たとえば、怒ったのか、悲しんだのか、諦めたのか・・・)、どう対処・行動(会社に抗議したのか、やけ食いで発散したのか、気にしないように努めたのか・・・)するか、またどんな症状として現れるのかは千差万別でしょう。それらを考慮したうえで、レメディーを選択した末、私の口内炎に合うレメディーを見つけるに至ったわけです。もちろん私に合ったレメディーが、誰にでも合うわけはありません。また、口内炎は口腔にできる潰瘍のようなものですから、レメディーで一瞬にして治すことは出来ません。下記の応急レメディーをひとつづつ試してご自分に合ったものを見つけてください。それでも、治りにくい、繰り返す場合はホメオパスに相談されるのがよいでしょう。

【口内炎】

Arsenicumアーセニカム   ・・・・・青白いヒリヒリと焼けるような痛み。ストレスや不安の多い人に向く。

Hep-sulphヘパソーファ   ・・・・・黄色っぽく、突き刺さるような激しい痛み。触っただけで痛む。

Kali-bic.ケーライビック    ・・・・・口蓋(口内のアーチ形をなす上壁)の口内炎。打ち抜かれたように見える。

Mercuriusマーキュリー   ・・・・・・ヒリヒリと痛む口内のトラブルに有効。口内に金属の味がして、唾液が多く、口臭がある時に。

Nat-murネイチュミュア   ・・・・・唇が割れやすく、口唇ヘルペス(水や膿を持ったできもの)が出来やすい人に向く。インフルエンザ中にできるものにも有効。

Phosphorusフォスフォラス  ・・・・・消化器系の問題を起こしやすい人や神経疲労の人に向く。出血しやすく、口蓋に出来る時に。

Staphysagriaスタッフサグリア・・・口内を噛んでしまったり、歯のクラウンがあたることで出来る場合。

Sulphrソーファー       ・・・・・悪臭を伴う口臭があり、黄色っぽい口内炎によい。

私はよく口の中を咬んでしまうのですが、すぐにArnicaアーニカCalendulaカレンデュラを摂ることで口内炎が軽く済むような気がします。上記以外にも、子ども用キット中のBoraxボーラックス(赤っぽい口内炎で、酸や塩分で悪化する時)・ Capsicumカプシカム(唐辛子を食べたときのようなヒリヒリする痛み)もよいです。単品の1瓶でも購入可能です。

今回の【口内炎】は、カテゴリーの「■口の問題」に収録しますので、口内炎の際は是非調べてみてください。

★追記:ミネラルに関するキットの中にある、Kali-mur.ケーライミュア(白い舌や喉の痛みを伴う時)、出産に関するキットの、Oxyg.オキシジェン(痛みの激しい口内炎)もいいでしょう。個人的には、HJチンクチャー・カレンデュラJを数滴垂らした水で口をすすぐと、細胞が癒されるのか痛みが軽減するように感じます。また、ホメガオイルは粘膜を強くしてくれるので、毎日とることで口内炎になりにくくなると思います。

★追記:口内炎でお困りの方が増えているようです。口内炎は内側からホメオパシー、外側からお手当するダブル・アプローチが有効であると実感しています。当埼玉東川口センター(リビングプラス)では、相談者にあったレメディーの選択に加え、無料で手作り薬草酒を差し上げています。好転反応で口内炎がつらいという方もぜひお申し出ください。

|

2006年8月18日 (金)

◆Kali-bickケーライビック◆Lachesisラカシス

Kali-bickケーライビックは保守的で了見が狭く、自分のことばかり考えている人です。責任感や義務感が強く、頼りになる反面、「こうあるべき」との考えに固執するあまり独断的になりがちです。他人との交流に関心がなく、家族といることを好む一方、家族を支配したがるため疎まれるお父さんに合います。頑固で融通が利かない、子供にクドクドお説教してしまう、ビール好き、副鼻腔炎(蓄膿症)を繰り返す・・・これらが思い当たる人にピッタリのレメディーです。

以前、私も副鼻腔炎を患ったことがあるのですが、膿んだような黄緑色の粘着質の鼻水がこれでもか!というほど出ました。また、こめかみや眉間、小鼻の両脇の小さな範囲の重い痛みを経験しましたが、これはKali-bickケーライビック独特の痛みといえます。このような症状のときに、是非思い出してください。

Kali-bickケーライビックがお父さんなら、Lachesisラカシスはお母さんでしょうか(もちろん、どちらも男女に使えます)。自分(お母さん)に都合のよい聞き分けのいい子を、他の兄弟よりひいきしてしまうことはありませんか?自分の子供なのに、兄弟で好き嫌いがありませんか?これらは兄弟間で嫉妬心を芽生えさせることになります。また、自分が子供の頃に我慢できたことが、なぜこの子には我慢ができないのかと悩んだり、他の子と比べたりしてしまうことはありませんか?差別・比較・羨望の感情が沸き起こったら、、Lachesisラカシスが必要です。但し上記のように、お母さんが子供に嫉妬する(自分の幼少期に満たされなかったインナーチャイルドが自分の子供に嫉妬している)ような時は、1人で解決するのは困難でしょう。子供は、見たくない自分自身を映す鏡のような存在です。ゆえに、時として腹立たしく感じることもあるでしょう。しかし子供から気づきを与えられることは、子育て中によくあることであり、これは実にありがたいことです。自身のインナーチャイルドと決別するよい機会だと考え、是非ホメオパスにご相談ください。※インナーチャイルドとは内なる子供、つまり子供時代の心の傷やトラウマが癒えないまま潜在意識に留まり、現在の自分の考えや行動に深く影響を及ぼすことです。

◆Kali-bickケーライビック/重クロム酸カリウム

黄緑色のネバネバした鼻水・偏頭痛・首や背中の凝り

精神:規則正しく、几帳面で習慣を崩さないタイプ。有言実行の人なので管理職に向く。行き過ぎると支配的になることもある。

身体:風邪をひきやすく、風邪の後に黄緑色の鼻水が出るときに有効。鼻以外にも、喉や胃の炎症によい。また鼻の炎症による偏頭痛・喉に毛がある感覚・空咳・咽頭や扁桃痛・痛みが移動する関節痛・セメントや新建材の害にも使われる。

悪化:湿気のある寒さ・朝

好転:熱・動作

◆Lachesisラカシス/南米の毒蛇ブッシュマスター

左側の症状・月経/更年期障害・嫉妬

精神:勤勉で上昇志向が強く、頭の回転が速い。反面、疑い深く、毒舌、復讐心が強くなることあり。極端に走ったり、熱狂的になる傾向があり、占いや宗教を信じやすいタイプ。きつい服(特に首)を嫌う。

身体:月経前症候群による情緒不安定や更年期の動悸・高血圧・偏頭痛・ほてり・躁鬱症に効果的。循環器系の問題があり、特に左側、生理中に症状が楽になる人に向く。左の喉の痛み・鼻血にもよい。

悪化:起床後・暑さ・更年期・アルコール

好転:外気・冷たい飲物・生理中

|

2006年8月13日 (日)

【消化不良】

消化不良は胸の下部と胃の上部の不快な状態のことで、具体的には胸焼けと言われる食道のしみるような痛みや食後の胃の重い感覚・腹部の膨張感・胃や腸にガスが溜まってお腹が鳴る(鼓腸)・オナラやゲップなどです。食べ過ぎなどが原因の場合は、レメディーに頼らなくても一両日中に症状は改善されますが、生活習慣などに起因する場合はこれを改善しなければなりません。夜遅い食事・脂肪分の摂り過ぎ・アルコールやコーヒーの飲みすぎ・喫煙などです。これ以外にも、肥満・ストレスによるものや特定の食物によって起こることもあります。下記のレメディーで適切と思われるものを15~30分おきに2・3回試してみましょう。繰り返し起こる、数週間続く場合は慢性病といえますので、ホメオパスに相談しましょう。

【消化不良】

Arg-nit.アージニット     ・・・・・腹部の膨満感があり、ゲップを伴う鼓腸がある。甘い物や冷たい物で悪化するときに。

Arsenicumアーセニカム   ・・・・・胃にヒリヒリ焼けるような痛みがあり、食欲がないときに有効。

Carb-veg.カーボベジ    ・・・・・脂っこい食物の食べすぎによる消化不良。胃が重く、ガスが多量にでる。

Chinaチャイナ         ・・・・・胃がガスで膨らみ、痛みを伴う。ゲップをしても症状が楽にならないときに。

Lycopodiumライコポディアム・・・・・胃腸にガスが溜まり、ゴロゴロとお腹が鳴る。主に炭水化物を摂ること、予期不安による消化不良に。

Nux-vomica.ナックスボミカ・・・・・刺激物(香辛料・アルコール・コーヒーなど)や食べ過ぎによる胃痛、胸焼けに。吐き気をともなうこともある。

Pulsatillaポースティーラ   ・・・・・脂っこい食事による消化不良や吐き気に有効。

Sulphurソーファー      ・・・・・胃酸過多で口の中に酸っぱい味がする。長い消化不良に病歴があり、牛乳を飲むと悪化する。

※追記:レメディー選びに自信がない、忙しくて選択の余裕がない方には、コンビネーションになったTSシリーズをオススメします(詳しくは、2006年5月13日の「バイタルティッシュソルト(生命組織塩)」をお読みください)。消化不良はTS-15(ガスによる疝痛のある消化不良)・TS-16(胃にしみる様な痛みのある消化不良)がよいでしょう。

|

« 2006年7月 | トップページ | 2006年9月 »