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2006年3月20日 (月)

ホメオパシーとアロパシー

ホメオパシーを実践する人たちは、現代医療の主流である西洋医学のことをアロパシーと呼んで、ホメオパシーと区別しています。アロパシーは、日本語で対症療法(逆療法)といい、熱には解熱剤、痛みには鎮痛剤、細菌には抗生物質というように、症状とは逆の作用をする薬を使って症状を抑制する治療です。それに対してホメオパシーは、同種の法則にも基づき、症状と同じ方向性を持つレメディーを使います。

ホメオパシーのレメディーとアロパシーの薬では、その性質に違いがあるのと同様に、処方の仕方にも大きな違いがあります。たとえば頭痛という症状に、アロパシーではたいていどの患者にも鎮痛剤が処方されます。一方ホメオパシーでは、症状だけをみるのではなく、その人全体の心と体に注目し、頭痛という症状がなぜ始まったのかを解明した上でレメディーを選択するため、1人1人選択されるレメディーが違うこともあります。

症状を抑えてくれるアロパシーが発達することで、私たちはなぜそうなったのかを考えたり、その原因を解決しなくても、鎮痛剤で痛みを止めることができるようになりました。しかしそれでは、痛みの本当の原因、つまり病気を治したことにはならないのです。もしそれが、大きな悲しみから始まった痛みであるなら、その悲しみを乗り越えねばなりません。薬でただ回避するのでは、原因の解決=病気の治癒には至りません。私たちは症状に対して責任を取れねばなりません。問題は、私たちの内にあるのです。自分で責任を取る方向から逃れたり、外側に原因を見出そうとしている限り、病の完治は望めないと考えます。

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