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2006年3月21日 (火)

レメディーの使用方法

P1000088 「いつになったらセルフケアできるようになるんだー」とお叱りを受けそうなので、実践的に必要なレパートリー*やマテリア・メディカ*などについても平行してお話しようと思います。(*印の言葉の意味についてはカテゴリーの用語集を確認してください)今後、このブログで様々な急性症状からレメディーを探せるようなレパートリーを作り上げていきたいと考えていますが、ある程度の形になるまでには、まだまだ時間がかかると思われます。どうか気長に見守ってください!!

このブログで使用するレメディーは、36基本(ベーシック)キット*中の36種類が中心になります。レパートリーで「これだ!」というものを見つけ出したら、マテリア・メディカ(左上写真:初心者におススメの一冊『ホメオパシーin Japan』*にレパートリーとともに載っています)で自分にあっているかを確認したうえで決定するとよいと思います。(もし、お手元にこの本がある方は、各マテリア・メディカに記述された特徴が3つぐらいあうもの、悪化・好転の条件があうかどうかを確認することで、より最同種のものを選択できると思います)ただし、ここでは急性の症状のみに用いることを前提にしていますので、レパートリーから類似したものを選択するだけでもよいと思います。あまり、考えすぎずに決定することもコツだと思いますよ。

次に、投与量や回数に関して、ホメオパシーのレメディーをアロパシーの薬のように決めることは難しいです。なぜなら、個々の患者に、またその変化する症状にあわせなければならいからです。抗生物質のように、「必ず5日間摂ってください」と指示をすることはありません。たとえホメオパスが処方したもので3日間と指示をされても、1粒で症状に変化がみられた場合は、それ以後のレメディーを中止し、ホメオパスの指示を仰ぐのが賢明です。下記に、投与量の目安をまとめましたが、自分や家族に適合した処方や投与量・回数は、経験を積むことで身につける必要があります。この経験は、やがて判断力や自信となり、自己の健康は自分で守るというホメオパシー治療における財産となるでしょう。

症状に適合するレメディーを見つけたら、いよいよ投与開始です。効果はほんの数分~15分程度で現れるでしょう。改善がみられたら、レメディーの使用を中止して経過を観察し、ふたたび症状が戻るなら再使用(繰り返し投与することをリピートといいます)をします。選択したレメディーで効果がなかった場合には、選び直して使用します。

レメディーは副作用がないため、もし症状に適さないものを摂っても害にはなりません。ただ、まれに敏感な人が一時的にプルービング(2006/3/19付「レメディーとポーテンシー」を参照ください)の症状起こす場合があります。この場合は、レメディーの使用をやめれば、症状は消えてしまいます。身近な病気である風邪などでも、完全に症状がなくなるまでには数種類のレメディーが必要でしょう。

下記はレメディーのリピートする際の参考例です。これは、あくまでも目安ですので、症状の変化や状況を観察し、柔軟に対応するようにしてください。

※おことわり:

このブログは、36基本(ベーシック)キットの使用に関して、役立つ情報の投稿を目的としています。無理な自己治療を勧めるものではありませんので、気になる症状のある方はホメオパスに相談するか、専門機関での検査・治療をお勧めします。

■一刻を争う急性の症状

例:大怪我で救急車を待っている間にも、多量に出血している・パニックを起こしている・失神や酸欠状態の場合

→1~5分おきにリピート(Arnicaアーニカ・Aconiteアコナイト・Carbo-vegカーボベジなど)

■突発的な急性症状

例:突然の激しい腹痛や嘔吐、下痢の場合

→10~30分おきに、ある程度落ち着くまでリピート(Arsenicumアーセニカムなど)

■突然の急性症状

例:耳が痛いと言って、子供が泣く場合

→30分~1時間おきに、落ち着くまでリピート(Pulstillaポースティーラ・Chamomilaカモミラ・Hepar-sulphヘパソーファーなど)。その後、耳の炎症が治るまで必要なら1日2回ほど摂る。

■通常の急性症状

例:急に寒くなったので風邪をひいた場合

→1日に2~3回、症状に変化があれば、その症状にあったレメディーを選び直してリピート。改善したら中止する。(初期の風邪にAconiteアコナイト、その後高熱がでたらBelladonnaベラドーナなど、臨機応変に)

■慢性的な症状

例:もともと便秘がちで、この数日間排便がない場合

→1日1粒で5~10日間リピート(Bryoniaブライオニア・Silicaシリカなど)。これは目安にすぎず、私は「どうしても今だしたい(笑)」と思ったら、3回ぐらいリピートすることもあります。是非みなさんも、自身にあった処方を見つけてくださいね。

※慢性的な症状が治癒する場合、一旦症状の悪化が生じること(好転反応といいます)があり、新しい症状にあったレメディーを再検討する必要があります。(好転反応については、次回お話します。また使用に際して、よくある質問を、今後「Q&A]というカテゴリーにまとめますので参考にしてください。

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